スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

旨い店シリーズ 「その他部門」ベスト10 

2013-09-13 08:47:57 | コラム

ラーメン中華部門、そば部門、フレンチ・イタリアン部門

番外編部門と続けてきた。ベストランキングも

いよいよ最終段階。ジャンルでくくりにくい

浦和エリアの居酒屋、寿司屋、うなぎ屋

焼肉屋、天ぷら屋、うどん屋、洋食屋、パン屋

など幅広いジャンルの中からランキングして

みました。対象は46軒です。

 

1位 やきとり 南蛮亭 ~その16~ 2011.4.23付

六本木本店からのれん分けして浦和にオープンしたのが

丁度40年前。よくぞ通い続けたものだ。この間、飲んだり

食べたりしながら、多いに語り合い、種々な事があった。

人生そのものが詰まっている。思い入れの深い店だ。

幾度も触れたが、焼鳥のイメージを変えた商品(アスパラ巻

しそ巻、オクラ巻など)を開拓した貢績は大きい。40年間

全く味が変わらない努力には頭が下がる。土曜日

だけにサービスされる鶏がらスープは絶品だ。

今後気になることは大将夫妻もそれなりの年齢になり

浦和駅西口の再開発に引っかかっているので心配です。

いつまでも続けてほしい名店です。

 

2位 鮨処 五代力 ~その28~ 2011.6.30付

ある大手銀行のグルメ支店長に紹介されたのが、キッカケ。

安くてすごく旨いお寿司屋さんの代表。いくつものメディア

取材依頼があったものの取材拒否。和やかな顔の

大将も、心の中は頑固。鮨種のこだわりに、いつも

感じる、ここの鮨種の旨味が濃いのは本当にすごい。

仕入れの努力の話を聞くと頭が下がる。五代力の

食べ方は、おまかせで頼むのが一番。思わずうなってしまう

その時々の旬の種に出会える。故に、

ここはなじ客ばかりで満席になってしまう。

かならず要予約だ。これから心配なのは、

ここも大将夫妻の健康。先日も入院してしばらく

閉店してしまった。

 

3位 すみぼうず ~その8Ⅱ、Ⅲ~ 

2011.3.7付,2011.12.19付,2013.2.27付

このお店は昼の海鮮丼ランチと夜の酒の肴料理と

二つの楽しみ方ができる。海鮮丼は18種類

プラス旬の丼ぶり(ブリ、穴子、かつおなど)。値段は

1,750円のスペシャル全部のせ丼から800円の

まぐろづくし丼、まぐろ山かけ丼、まぐろ漬け丼、

ねぎとろ丼、とろたく丼、まぐろキムチ丼と幅広い。

浦和漁港とうたっているだけに、魚料理は

最高で、のんべいにはたまらない。ここの店主内田の大将も絵にかいた

ような頑固一徹親爺だ。 只今のっている

お店だけにこれからも頑張ってほしい。

 

4位 寿司 よし佳 ~その85~ 2013.4.15付

都内からグルメ人が来る程、浦和にとって自慢できる

お店だが、その評価はなかなかむずかしい。

コストパフォーマンスは素晴らしいとは言え、高級寿司店

由、庶民から見れば、やはりいい値段だ。

本来ならランキング1位になってもおかしくないのだが

どうしても足を運ぶ回数が減ってしまう。

大将の田辺節を聞くのは本当に楽しいがこちらも

気が乗っていないと飲まれてしまう。その迫力には

脱帽だ。どうしてもよそ行きに成ってしまうのは

こちらに問題があるのだろう。とにかく田辺大将は

浦和グルメ文化の旗手としていつまでもそのオーラを発信し続けてほしい。

 

5位 焼肉処 八山 ~その74~2012.11.22付

 「八山」の良さは、安くて旨いだけではなくて、定休日が

なくいつ行ってもやっている。そして駐車場がたっぷり

あること。特に日替わりメニューは、びっくりする程

安い(600円)。ランチについてくるサラダも新鮮

ナムルも旨い。敢えて言えば、ちょっと遠いのが

難点。焼肉屋さんで全く身構えないで

普段着の気持ちで行けるお店は価値がある。

創業20年という老舗なだけに、今後も末永く続く

と思いますが、是非このまま頑張ってほしいと

思います。

 

6位 蒲焼 中村屋 ~その29~ 2011.7.4付

なんといっても、「浦和のうなぎ」を代表する名店の一つ。

うなぎ屋さんをのせないわけにはいかない。

「中村屋」の代表の大森さんは浦和のうなぎを育てる会

のリーダー。浦和駅西口駅前にある、やなせたかし作のうなこちゃん像は

大森さんなくては語れない。

今は世代交代して、2人の息子さんが継いでいるが

秘伝のたれは、長男の方が作っていて、親といえども

鍵をかけられて中には入れないという話を聞いた。

その甘辛い濃さは、中村屋さんならではの味。

今後も浦和のうなぎの情報発信者として

活躍してほしい。

ランチでは蒲焼は値がはるし時間がかかるので

この旨い店シリーズにあまりのせていないが、まだまだ

紹介したいお店が沢山あるが。追々

のせいていきますので、請うご期待!

 

7位 てんぷら 天米 ~その6~2011.2.25付

浦和には残念ながらてんぷら専門店が少ない。日本人のDNAに

しっかり入っている代表的日本食の一つ、天ぷらは

たまにすごく食べたくなる時がある。そんな時

頭に浮かぶのがこの天米さん。ごま油の香り

が強く、ちょっと個性的な味で旨い。しかも安い。

無口な親爺さんと対照的におしゃべりな

女将さん。本当にアットホームなお店でリピーター

が多い。かなりこの二人も高齢化してきた

ので、今後どこまで頑張っていけるか心配

です。

 

8位 串揚げ 新宿立吉 ~その36~ 2011.9.16付

このベスト10で唯一の東京本店のお店。1位の南蛮亭と

揚げ物と焼き物の違いはあるがある意味よく似ている。

南蛮亭は食材に限りがあるが

立吉の食材の幅は本当に多彩で注文するのが楽しい。

しかも、その時々の旬のメニューが用意されていてよい。

又新メニューの開発を絶えず続けていて、その発想力

創造力にうなることもしばしばだ。やはり多店舗力

の成せる技かと感心してしまう。細かい話だが

損していると分かっているが、水割りの氷の玉がとても

お洒落。そして何といってもモダンで落ち着いた

インテリアが最高だ。パルコ内という厳しさも

あると思うが、いつまでも続けてほしいお店だ。

 

9位 パン工房 風見鶏 ~その22~ 2011.5.27付

その他部門では、ちょっと毛色が違うパン屋さんを入れてみた。

その位、ウーンと唸らされるものがこのお店にはある。

大勢のパン職人がおいしいパンを作ろうと

熱心に働いている熱がお店から伝わってくる。

住宅街の中でポツンと一軒、メルヘンチィックな

風情を香わしているのが、かえっていいのかも

しれない。このお店はどうしても車で行かざるを

得ない為、最近ちょっとご無沙汰しているが

又新しいパンが開発されているかもしれない。

このレポートを書いているのをキッカケに近々

行ってみよう。

 10位 ビア&レストラン isle(アイル) ~その1~PARTⅡ2011.1.31付 2013.4.30付

アイルさんとは不思議な巡り合わせを感じる。この浦和エリア

旨い店シリーズのスタートを切ったのもたまたまアイル。

先日掲載した「たまログ」の取材に行ったのもアイル。

今はママがやっているが、先代のオヤジが仕切ってやっていた頃

の印象が引っ張っているのだろう。ここはまず店の前に

駐車場があって行きやすい。そして日替りランチが舌を

飽きさせない。カウンターから見えるオープンキッチンが

ただ食べるだけでない楽しみ方を提供している。

魔法のソースを定期的に買いに行くのも通う小さな

理由だ。今や減ってしまった街角の

数少ない洋食屋さんとして貴重なお店となった。