開館して早3年半、急に盆栽が見たくなって久しぶりに行ってきました。
そして思わぬ出会いがありました。(2010.4.2付)
世界で初めての公立の盆栽美術館。
正面入口
シックな日本風の建物でとってもいい感じだ
左側のシンボルツリーの桜の木。
ちょっと弱っているようで心配だ。
入口の門。和モダンのシンプルな門でこれもいい
催し物が掲示してある案内版。定期的に企画物の行事を行っている。
裏にある駐車場も環境を重視した芝生のはえたブロック
何か幾何学的模様が気のせいか
芸術性を感じた。
ベンチの石も凝っている。周囲の竹林もイイナー
ここは全てが本物指向だ。
駐車場から入口に向かっての裏門、もうこの辺から
侘び寂びの世界が広がっている。
裏門からの石畳の廊下。いい感じでしょう!
ミュージアムマップ。展示案内にはおよそ9点の盆栽が
展示してあります。なかでも部屋の格式を
真、行、草の3つに分けた「座敷飾り」コーナーでは
それぞれの格式にあわせた盆栽の飾り方を鑑賞できます。
ここから数分、住宅街を歩くと盆栽村に出る
現在は全盛期よりずい分減って6つの盆栽園
(清香園、藤樹園、蔓青園、芙蓉園、九霞園、松濤園)がある。
是非足を延ばすと盆栽の真髄を味わうことができる。
8月2日(金)~8月28日(水)、盛夏の盆栽
水石展という特別企画展が開催されていた。
元読売巨人軍プロ野球選手”赤い手袋”
柴田 勲さんの愛蔵盆栽も披露されていた。
何と驚いたことにその柴田選手とバッタリ。
大変お世話になった清香園の山田登美男園主と2ショット
で撮った記念の一枚。
ここからは気になった盆栽の写真です。
どの写真も盆栽の存在感、迫力に負けている。
盆栽の宇宙を写真で伝えるには
プロの技が必要だ
残念ながら一部を除き「座敷飾り」「盆栽庭園」は撮影禁止
素晴らしい売りの盆栽は撮れなかった
興味のある方は観覧料300円、駐車料は2時間無料という
格安な料金なので是非行ってみて下さい。
ちょっと小高くなった所にあるあずまや。
ここに座って、まったりと盆栽の世界に浸かるのは
ある意味至福の一時だ。
お洒落なトレイからロビーを見た一枚。
トイレを出た所にあるニッチに飾ってあった草花の鉢植
ちょっとした所に素晴らしい
空間があちこちにある。
ここは日本の宝だと新ためて思った。