内外情勢調査会の8月の全国懇談会で小野寺防衛大臣の
話を聞いてきました。
昭和35年 宮城県気仙沼生まれ
五典(いつのり)という名前は5月5日午前5時に
生まれたことに由来するそうです。
東京水産大学を卒業
宮城県に就職、その後松下政経塾を経て東京大学大学院
外務、防衛畑を歴任し、平成24年防衛大臣に任命された。
53才 自衛隊 250,000人
講演は「我が国安全保障の現状と課題」
日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の再改定に向けた協議のため
「防衛大網」の見直し作業を行っていると話をした。
現状、今ある危機とは日本が当事者になるかも知れないということで
(1)北朝鮮
ミサイル発射、核実験、日本の具体的な地名をあげて攻撃するような話があった。
日本は高性能のミサイル防衛システムを整備しているが何発も何発も攻撃されたら
守りきれない「敵基地攻撃」の在り方の流儀?が必要
(2)中国
フィリピン(スービック米国基地の撤退)ベトナム(南沙、西沙諸島)に
続いて尖閣諸島の領海侵犯にみられるような海洋進出
対応
海兵隊の創設、日本は世界第6位の排他的経済水域を持つ
海洋大国、6800の島を守るため水陸両用の部隊が必要
ヨーロッパの53か国が加盟している「安全保障機構」(本部ウィーン)のように
アジアでも軍事の透明性、安全保証環境の対話を行う組織を作る
最後に
自衛隊の役割は
国をしっかり守る
↓
それなりの装備をして脇を固める
↓
同盟国としっかり手を握る
↓
他国からつけこまれる隙を作らない
↓
国が平和で安定する。
と
身振り、手振りで話をしました。
以上。