goo blog サービス終了のお知らせ 

スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編347~

2021-06-28 06:17:49 | 食~番外編(県内)

洋食 ひいき屋 大宮西口店

さいたま市大宮区桜木町2-159-2

TEL 048-643-8385

定休日 なし

大宮駅西口から徒歩3分、ソニックビル手前を右側に入った

飲食店の多い繁華街の中にある人気洋食店。

ランチタイムはビジネスマン&ウーマンで列が出来てしまうほどだ。

尚、姉妹店として宮町1丁目に大宮東口店もある。

店内はご覧のようにうなぎの寝床のように細長く、ひと1人通るのがいっぱいいっぱいの広さで

カウンター席(メインとサブ)とテーブル席30席ある。

店内は落ち着いた大人っぽい雰囲気でなかなか都会的なイイ感じの洋食ダイニング屋さんだった。

店内はほぼ満席、活気のあるランチタイムの賑わいがなぜか心地良い。

オススメ日替わりランチは、ひいき屋のワンプレートランチが人気。

和牛100%ハンバーグ&牛ランプステーキ~ガーリックバターしょう油~、

サラダ・スープ付で1,200円。

もう一つは、ひいき屋の気まぐれパスタランチ。

白身魚とミニトマト、アスパラのペペロンチーノ、サラダ・スープ付で1,100円。

他に数量限定の日替わりランチ(サラダ・スープ付)1,100円もある。

変わった所ではローストビーフ丼1,200円、

洋食屋のスパゲティ・ロメスパ仕立て(路面店のスパゲッティの意味の造語)で

2.2mmの極太面を使っている。

そんな中チョイスしたのが大人気のワンプレートメニュー、

ハンバーグライス&大人のナポリタン1,200円。(他にミートソースも選べる)

みんな大好き!じっくり煮込んだ自家製デミグラスソースがかかった

ハンバーグは手作り感があっての逸品。

ナポリタンも昔懐かしいナポリタンに大人のテイストをのせたハイレベルの味。

そこに粉チーズをかけコンソメスープを楽しむ。

ここは午前中仕事に集中し、昼にその疲れをこの雰囲気で流す

ミドルエイジの男と女がランチタイムをエンジョイできるとても良い店だった。

カウンターの奥の調理室には忙しく働く若き男性2人と女性1人、

その姿を見ているだけで気持ちが良くなった。

店内ではキビキビした動きの2名のウエイターも笑顔で応待しているのが心地良い。

このエリアにはちょくちょく来る用があるので、

今後当店には度々顔を出してみようと決めた。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編346~

2021-06-04 06:03:27 | 食~番外編(県内)

美食・美酒小路 海山亭いっちょう(一銚)北本店

埼玉県北本市中丸6-125

TEL 048-577-6478

年中無休

https://www.icho.co.jp/

この北本店は国道17号下り線沿いにあるローサイド大型店。

埼玉県に8店、群馬県11店、栃木県6店、茨城店2店、長野県3店と

北関東エリアで事業展開をしている。

本社は群馬県太田市にあるようだ。

この日はこの方面の仕事で同乗者の情報により入店した。

ご覧のようにお店の造りは和を基調とした2タイプの立派な建物からなり、

ロードサイドレストランとしては出色の個性と規模を誇っている。

まるで豪農の館のようだ。

駐車場も見ての通り巨大で、なんと156台も収容できるそうだ。

建物に近づけば近づくほど凝った造りだ。

1棟は弁柄色の壁に黒塀、日本瓦の乗った門に下がっている白い暖簾がなんとも粋だ。

この暖簾をくぐるとご覧のような土壁と生垣の素敵なアプローチになっていた。

店に入る玄関口の周辺に手入れされた松と大きな石が置かれ立派な庭園コーナーになっている。

ここまででそのお金の掛けぶりにビックリだ。

中に入ってカウンターの壁も弁柄色。

床は黒の鉄平石風と渋い。

部屋は全て個室になっていて廊下、各室入口も和の凝った造りでビックリの気持ちが続く。

席数はなんと574席という超巨大店。

銘古木をふんだんに使用し、造りこまれた店内は斬新でどこか懐かしい。

さらに驚いたのはこの格天井風の造り。

各枡に美人画が描かれている。

各部屋の入口戸も障子造りで帯状の柄のクロスが張ってある。

なんとお金をかけている店なのだろう。

トイレに行ってみればここもこだわりが貫かれている。

渋いタイルの目隠し壁もいいですネ。

もちろん小便器も和風。

こちらが我々が通された部屋。

古き良き日本の佇まい。

古民家を思わせる個室で、窓越しに坪庭も見えた。

たまたまちょっと覗いた広い広い厨房。

見た瞬間はネクタイを締めた人が1人いただけで、あまり人気を感じなかったのが不思議だ。

当店の注文はこのタッチパネル式オーダーシステム。

店内が広く大きいので、この方式が大事なのはよくわかるが、

最近色々な所でデジタル化が進んでアナログ人間としては便利なようでちょっと息苦しさを感じる。

因みに、とんすい、取皿、はし、お子様用食器セット、食べ物・飲物をこぼしてしまったSOS、

お子様イス、塩の利用も当該ボタンをタッチするようになっている。

この日は旬の桜鯛フェアみたいなものをやっていた。

鯛しゃぶ鍋、鯛天ぷら、鯛刺身、鯛寿司、ミニ鯛漬丼、鯛のカルパッチョ、こま鯛茶漬け。

 

 

それではこれから膨大ないっちょうさんのメニューを紹介します。

なにせ個室なので店員さんに何の気兼ねもなく撮れたため。

こんなに沢山メニューをアップしたのは記憶では初めて。

和食を中心にお料理メニューは約300種類。

ドリンクメニューは約200種類。

こんなに種類が多くて選ぶのに一苦労する程だ。

しかしこれを見るのも楽しい。

ということでメニューの厚みはこんなにもある。

全部で50ページだ。

その中でいっちょうの蕎麦を色々な味で楽しめる「6色そば膳」1,090円+税に決めた。

そばは、きつね、山菜、いくらおろし、納豆、とろろ、たぬきの6種。

これだけ見ても食べても楽しいのに天ぷらまでついている。

こちらの経営者、料理長は相当のグルメ派で

お客の胃袋心理をしっかり捕まえている人達にちがいない。

たいした企画力だ。

一方の相方は「ミニソースヒレカツ丼 小うどんセット」999円+税を選択。

このメニューはうどんとそばのどちらかが選べる。

それに小鉢が3つ付いていてデザートに杏仁豆腐の小鉢も付いている。

これはとてもリーズナブルなお値段だ。

当店は最大人数で48名の宴会が開ける部屋があると言っていたが、

このロードサイド店は車で来ると飲めないのではと気になっていたが、

しっかりと部屋にその対策案内が用意されていた。

代行車は3社、タクシーも3社、お店から手配できるシステムになっている。

その下には違反すると厳しい処分が待っている警告がしっかりと書かれてあった。

恐れ入りました!!

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編333~

2021-03-10 06:20:45 | 食~番外編(県内)

KAISEI鉄板 寿An (ジュアン)

さいたま市見沼区大和田町1-700

TEL 048-687-1121

定休日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

営業時間 ランチ11:00~15:30、ディナー17:00~22:00

駐車場 15台

第2産業道路に面してある「KAISEKI鉄板 寿An」さん。

入口の所にはこの様なあまり目立たない看板があるだけで、

うっかりすると通り過ぎてしまう。

道路からちょっと入った奥まった所に煉瓦壁の本館と

風情あふれる日本家屋の離れが並び、

喧騒から離れた上質空間の建物が待っている。

その前には駐車場がゆったり取ってあるのがよい。

煉瓦壁の洋館は一見すると豪邸のようにも見える。

約10年前はここでフレンチレストランが営業されていたが、

その後当店が引き継いだらしい。

こちらが玄関を入って広がるフロントロビー。

なかなか落ち着いた雰囲気があって高級感がある。

客席は1階と2階があるようだ。

1階一番奥まった所には広々とした鉄板カウンター席が6席ゆったりと用意されている。

そしてゆとりのテーブル配置席が2卓にプライベートコーナー的な席がある。

全体的に大人の香りがするレストランだ。

レストラン内部の装飾インテリアも一時代前の感じがするが、

それを上回る落ち着いた重厚な雰囲気がある。

なかなか良い印象のお店だ。

2階個室への回り階段もシックで味がある。

2階には趣が異なる2人から12人まで対応できる個室が5室もある。

特別な日、顔合わせ、お祝い事、法事、慶事、宴会など

様々な利用シーンに合わせて大切な方との会食ができる。

1階の広々として重厚感のある鉄板カウンターで調理している

シェフのパフォーマンスは大人の品格があり、

遠くから眺めていてもウットリするものがある。

これが注目の寿Anさんのメニュー。

昼御膳 1,250円、本日ランチ 1,550円、

黒毛和牛ステーキランチ 100g2,900円、150g4,350円、

サーロイン 100g6,700円、フィレ 100g9,000円、

和牛ビーフシチューランチ 1,850円、和牛ハンバーグランチ 1,850円。

コース料理としてランチコース 3,200円、KAISEIランチコース 5,200円などがある。

コロナ防止のステイホームの努力ごほうびと

お店の雰囲気に負けてランチコース3,200円を奮発。

最初に豆腐の燻製が入った新鮮野菜のサラダ。

京人参ソースはとても美味しかったが、

何かチューブから出したようなソースのかけ方が嫌な印象を与えた。

シラスの入った季節の茶碗蒸し。

大きさも控えめで上品。

味は最高、絶品です。

ここのシェフは腕がいいゾ!

本日のお魚料理、さわらソテーにきのこと茄子の付け合わせ。

ご覧の通り見た目にも素晴らし盛り付け。

そしてソースはトマトと菊菜。

味の方も文句なしでーす。

青森もも肉の和牛ステーキ60g。

焼き方はミディアムレアをお願いしました。

付け合わせの長芋、赤ピーマン、ブロッコリーもとても丁寧な仕上がりで

美味しいものを作ろうという気持ちが伝わってきます。

ステーキは岩塩と焼にんにく醤油とワサビでいただきます。

マイウ!マイウ!ボーノ!

季節の土鍋炊き込みごはんは帆立とえのきに三ッ葉を加えたもの。

それに味噌汁と香の物。

これも旨いに決まっています。

それにしても炊き込みごはんは好きだナー。

最後のデザートは日向夏の柑橘系シャーベット。

満足満足、大変結構でございました。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編332~

2021-03-08 06:32:17 | 食~番外編(県内)

武蔵野うどん 竹國

埼玉県富士見市下南畑2455

TEL 049-265-4123

定休日 無休

駐車場 16台

https://takekuni.jp/

国道463号線、さいたま市に向かって羽倉橋の手前にある武蔵野うどんの店。

狭山市に本店のある山崎製麺所がやっており、現在13店舗展開している。

創業は昭和29年という。

確か記憶では以前は違う店であったような気がするが、

どこかで居抜きチェンジしたのでは。

外観はほとんど変わってなく、入口の看板には

一番人気は肉汁うどんがデーンと目立つ。

以前、澤村の武蔵野うどんのブログでも書いたが、

日テレの「秘密のケンミンshow」で武蔵野うどんを取り上げられてから、

一時肉汁うどんブームが起きているとか。

当店でもなんとなくそれを感じた。

これが店外に写真付きで出された当店のお品書。

うどんが8種、天ぷらが6種あり、並盛(350g)、中盛(500g)、大盛(700g)で均一料金だそうだ。

当店はうどん屋さんとしては珍しい券売機方式。

初めて来た店はこの方式は戸惑うんだナー。

今回は決め打ちで来ているからいいけど。

そしてセルフサービス方式で注文品が出来上がったら、

渡された呼びブザー合図に取りに行く。

店内は広く3つのゾーンになっている。

ここで武蔵野うどんについて綴ってみます。

武蔵野うどんの始まりは、関東の東京・多摩、埼玉西部の地域、

いわゆる武蔵野台地で盛んに生産された良質な小麦粉で作られたうどんを打ち、

食べる習慣からと伝えられている。

麺はコシのある太麺、汁は濃厚なかつお風味のしょうゆ味、

地場で取れた野菜を糧に、肉を入れ煮込んだあたたかい汁に

冷たいうどんをからませ食べるのが一番の特徴だそうです。

食券をこの受渡口で渡しブザーを受け取って出来上がるのを待つ。

又、食事後は返却口まで食器を持っていく。

この合理化策が若干価格を抑えているのかも。

因みにかけ汁うどんが520円だ。

では厨房内をちょっと拝見。

整理整頓されていて、きれいな厨房だ。

受渡口の前には刻みねぎ、あげ玉、わさび、白ごま、

しょうが、唐がらし、かえし等の薬味コーナーが用意されてある。

これが一番人気の郷土料理、肉汁うどん並盛350g700円と、ちくわ天140円。

味の方は澤村製麺所の武蔵野うどんの

肉汁うどんと比べるといまいちかナー、いまにかナー。

でも、やはり武蔵野肉汁うどんは旨いですヨ。

創業が昭和29年という山崎製麺所の歴史が伝わってくるモノクロの写真をパチリ。

看板を見ると製造卸・小販売の山崎うどんとなっている。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編331~

2021-03-05 06:21:01 | 食~番外編(県内)

高倉町珈琲 大宮店

さいたま市大宮区浅間町2-304-1

TEL 048-783-5690

定休日 なし

営業時間 7:00~23:00

駐車場 41台

http://takakuramachi-coffee.co.jp

2014年4月28日に設立された高倉町珈琲の代表は、かの有名な横川竟(きわむ)氏76歳。

半世紀前の1970年、4人の兄弟が東京に

日本初のファミリーレストラン「すかいらーく」を開業した。

その1人、横川竟さんは会社を国内最大手に育て上げながら

経営不振に陥った後の再建を巡る争いでトップの座を追われ、

今また新たなカフェチェーン「高倉町珈琲」を展開している。

最近、読売新聞の「時代の証言者」で横川竟氏のコーナーがスタートした。

ここ大宮店は2019年11月25日に南大通東線と産業道路の交差点、

浅間町の近くにオープンした。

建物の意匠は箱型のメルヘンチックなデザインでいい感じだ。

現在全国で32店舗、埼玉県内で7店舗営業している。

たまたま撮ったこの一枚、何かポエムを感じて

良い作品になったと自画自賛してアップしてみました。

当店も新型コロナウイルス感染対策をしっかりやっていてこの検温の測定器も価格が高そうだ。

そういえば、この種の本格的な測定器をよく見るようになった。

高倉町珈琲は料理のおいしさはもちろんだが居心地の良さにこだわっている。

当店は92席あるが隣りの席の声が気にならないよう、

コロナ禍前からテーブルの間を離していて空気は1時間に6回入れ替えている。

ご覧のソファーも長時間座っていても疲れにくい椅子で

1脚11万円で他店の3倍もかけているそうだ。

親切な接客、快適な空間全てをそろえ、お値打ち感を打ち出している。

ちょっと天井に目をやるとかわいらしいシャンデリアが。

かなりこだわりを感じる。

他にも居心地の良さの表現として、バリアフリー、Wi-Fi、雑誌新聞のラックコーナー

(この中に日経新聞の私の履歴書で連載された、

当珈琲店オーナーの横川氏の本もあった。)

そしてブランケットの貸出もするとか。

まるで航空機の機内サービスのようだ。

読者の何らかの参考にとメニューをバシャバシャ撮ってきました。

これだけでも結構勇気のいること。

途中、お客様の顔だけは注意してくださいと、コメントを受けてしまいました。

名物のリコッタパンケーキ(928円、税込1,020円)と

高倉町ブレンドコーヒー(437円、税込480円)おかわりは半額だそうだ。

新しい高倉町珈琲のブレンドコーヒーは厳選豆の焙煎度合いと種類をリッチにし、

更に香り高くおいしくなった。

コーヒーカップもよく吟味したようでセンスが良い。

特製クリームのリコッタパンケーキは

脂肪分の少ないリコッタチーズと卵黄を生地に練り込み、

焼く直前にメレンゲ(卵白)を混ぜ合わせ1枚ずつ丁寧に焼き上げている。

口の中で溶けてしまいそうな「ふわふわ」の食感と

クリーミーなおいしさを楽しむことができる。

チェーン店でこれだけの味が出せるのはたいしたものだ。

そして最後に当店で個人的に一番気になって次にうれしくなったのが

店内がビートルズだらけということ。

真ん中の渋い飾り棚にはサージャントペッパー、

レットイットビーと?のレコードジャケットが。

マグカップもビートルズ。

通路にはビートルズ4人のカラー一色の顔写真。

トイレの中のインテリアもビートルズ。

メインの壁には、あのアビーロードのジャケットに使われた伝説の写真が。

このビートルズ一色はいったい何なんだ?

ターゲットはビートルズ世代なのか?

横川代表がビートルズに狂っているのか?

とにかく最高です。

浦和エリアにも早く出店してほしいものです。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編328~

2021-01-28 06:35:34 | 食~番外編(県内)

うなぎ 今井

蕨市中央5-17-2

TEL 048-431-2020

定休日 月曜日

駐車場 有(4台)

中仙道の宿場町として栄えた蕨の街道沿いで江戸時代(1603年~)初期頃、

茶店から始まったお店(茶屋渡世・孫右衛門)が、やがて荒川産の鰻を扱い、

蕨を通る旅人の間で評判となり街道沿いでの商いだけに噂が噂を呼んで

うなぎ専業になったのが今の「今井」だ。

ということで中仙道で400年という蕨を代表する老舗で、

蕨にある147軒の飲食店の中で第1位を占めている。

この超老舗がお店を建て替え(住友林業・築)今年の1月5日に新装開店した。

私達がおじゃましたのは、できたてホヤホヤの2週間後であった。

看板も小さく控えめで上品。

暖簾も奥まった入口に掛けられ、一見だけでは何屋さんだかわからない。

ここが街で歴史を背負った老舗のすごい所だ。

新店舗の意匠はスッキリした和モダンの良い造りだ。

玄関入口の所に「本日の鰻は浜名湖産です」との表示があった。

当店の鰻の仕入れはこちらも大宮の鯉平さんだとか。

日によって鹿児島産、宮崎産、三河一色産のものを使っているらしい。

予約時間よりも到着が早かった為、入店は一番乗り。

新築オープンしたばかりの店内を了解を得て写真を撮らせてもらった。

こちらは暖簾越しに見えたお店の裏側厨房の一部。

残念ながら鰻を焼いている所は見えなかったが、蒲焼の一種独特のよい匂いは流れてきていた。

建て替える前のお店がどんな造りであったのかは知りませんが、

新築オープンしたばかりの2階の部屋の廊下には

ご覧のように蘭の祝花の列が端から端まで並んでとても華やか。

個室の部屋も階段のペンダント照明もまだ真新しく、すべてが気持ち良い。

これが当店のおしながき。

うな重は、特二段 6,600円、上 4,900円、

大 3,700円、 普通 3,300円とやや抑えめの価格設定。

丼ものに、はん分丼、うな丼、中入れ丼の3種類があるのは珍しい。

逆に鰻屋さんの一品料理、う巻き、うざくなどはなく、

きも焼き、きもしぐれぐらいしかない。

何と言っても当店の一番の特色は半蒸半地焼両方をやっていること。

いわゆる関東風と関西風の両方の蒲焼をやっていること。

記憶ではこのやり方の店は初めてだ。

箸置きはかわいらしいうなぎ。

箸袋を見ると「中仙道蕨宿 この街道で四百年」と書かれ

一目見て歴史ある老舗店だとすぐわかる。

お通しにはサービス品の昆布の佃煮が出てきた。

数少ない当店の一品料理、きもしぐれ700円を注文。

うな重にアクセントで華を添えた。

写真は若干ピンボケになってしまったが。

きも吸いとお新香

これが「うなぎ今井」のうな重(上)4,900円だ。

当店のうな重は他の店とは違い縦に3列並んでいる。

うなぎはやや細めの3~4Pを使用しているとの事。

タレは甘口で濃いめの田舎味風。

浦和の店で言うと中村屋に似ている。

ご覧のように照りがあり、とても美しい。

よく味わう程にうなぎの蒲焼の深く繊細ならしい味が口の中で混じり合い、

やはり当店はウワサに違わず立派な美味しさがしっかりある。

江戸から中仙道を進むと最初の板橋宿の次が蕨宿だ。

旅人には一日目の宿泊地はここ蕨宿か次の浦和宿と聞いている。

宿場町の歴史の中で浦和のうなぎが繁盛した様に

当店今井も蕨宿の中で評判を得て今に繋がっているのだろう。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編326~

2020-12-24 06:32:13 | 食~番外編(県内)

すし屋の信太

さいたま市見沼区東大宮3-2-65

TEL 048-651-2531

定休日 月曜日

http://www.sushiyanoshinta.com/

2ヶ月ほど前に浦和エリアに一見さんお断りの鮨屋さんを紹介しましたが、

大宮エリアにも完全予約制(一見さんお断り)の鮨屋さんがあった。

第2産業道路に面し、東大宮駅から徒歩約12分、店構えは黒い板塀の造りなのですぐわかる。

なかなか他店にはない趣のある雰囲気を醸し出していました。

入口の所に当店の概要が出ていた。

前日からの完全予約制。

にぎり9貫1本5,000円、14貫1本7,000円。

店主のおまかせコースとしては1万円、1.3万円、1.5万円のコースがある。

店内の目立たない壁にメッセージ板が掛けられていた。

ちょっと禅問答的で意味深な内容だ。

次回行った時にはこのことを聞いてみようと思う。

大将が握るカウンター内の奥にはピンスポットに照らされた実のなった鉢植がとても良い味を出している。

店内全体の構えはとてもシンプルでいい感じだ。

店内はカウンター席7席とこの日は物置になっていた小さな個室のカウンター席、

そして間仕切りで2部屋に分けられるテーブル個室2室がある。

とてもコンパクトでよく考えられた間取りだと思う。

当店の大将は銀座で修業したすご腕の持ち主。

名刺交換したら「鮨師 佐々木信二」と書かれてあった。

鮨師とは前述したメッセージ板の意を表しているのだろう。

包丁は鮨職人にとっては命。

よく鮨屋さんには武士の日本刀の刀掛けのように数本のマイ包丁を掛けている店もある。

あれを見ると職人としての誇りを感じるものがある。

信太さんの包丁も数十年愛用のものらしい。

当店のビールはキリンビールが1986年より出荷しているピルスナースタイムの麦芽100%のビール。

こんな所にもこだわりを感じる。

いよいよ刺身のおまかせコースがスタート。

皿にどんどん旬の逸品が盛りつけられていく。

記憶では、こち、ふぐ、平目、えんがわ。

貝としては、つぶ貝、帆立、北寄貝。

全て大将が豊洲で確かな目で見繕ってきた自身の刺身だ。

大振りな生かきを焼いて芳ばしい味付けを加えたもの。

いやーこれは最高だ。

とうとう出てきたといった感じのカワハギの肝のせ。

しこしこ、こりこりしたカワハギの食感にトロトロの肝のコクが絡んでこの相性が合うんだナー。

本当にこれ大好き。

帆立を軽く焼いてのり巻に。

ここで折り返しの口直しかな?

これは何だったか忘れた。

ズワイガニの和えものだったかな?

ビールの後は米焼酎の水割り。

今回は仕事の関係で当店馴染みの方からご馳走になってしまった。

本当にすし屋の信太さんは噂に違わず素晴らしい味を用意してくれていた。

ご覧の通りの玉子焼と・・・?(漬物)。

もうこの頃は話も弾んで準酪酊状態。

これは超がつくほど旨かった大トロの握りと江戸前の代名詞の一つ小肌の握り。

もう言うこと無しの絶品です。

まだ大トロは口の中に入らず次のあわびの握りが置かれた。

お吸物のお椀

鯛の握り

いくら巻き

かんぴょう巻

あじの握り

これが当店のおみやの折り詰め。

すごいのは軍艦巻きに薄経木を巻いてたこと。

経木は殺菌成分で味と成分を保つパワーを持っているらしい。

これは初めて見た。

最後のデザートは和久傅に続きトロトロの柿で〆。

当店の隣には大将の弟さんが経営している燻製屋さん「SASAKI 283」。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編312~

2020-09-21 06:55:22 | 食~番外編(県内)

尾張屋

川口市鳩ケ谷本町3-33-6

TEL 048-284-2315

定休日 火曜日 

駐車場 有(3~4台)

鳩ケ谷の住宅街の中にある蕎麦屋さん。

お店の造りはシンプルモダンな香りがするお洒落な感じで正面の竹林は

和の雰囲気がある。当店は川口・蕨・戸田エリアのそば屋ランキングで

高位にあり、昼ウエイティングができる人気店のようだ。

お店の隣に駐車場が用意されているのもうれしい。

店内は木を基調とした日本らしい風情が流れ、席は20席ある。

ここは珍しくカウンター席がない。

あまり大きくない蕎麦店ながらのれんの奥に8人は入れる個室がある。

この部屋からは庭の木が借景になっていてさらに趣きがある。

こちらは尾張屋さんの舞台裏厨房エリア。

ホットエリアの写真撮影はどうしても気のせいか厳しい視線を受けてしまう。

業務中仕事の邪魔をして申し訳ありません。

当店のおすすめは?と聞いたらカレーせいろと鴨せいろとか。

特に他店にはあまりない、珍しいカレーせいろ蕎麦は想像してみたが

いまいちイメージが出てこない。冷たい蕎麦をカレー味の

そばつゆにつけて食するのか?

久しぶりにそば屋のカレーライスが食べたくなってカレーセット1050円を注文。

このカレーライスが大当たり。旨いを越えてものすごく旨かった。

私にとってカレーライスはそば屋さんのが一番旨く感じてしまうのはどうなのでしょうか?

そばの方はコシが強くて風味がある。

お店の方にこのそばは二八そばですか?と聞いたら意外な返事が返ってきた。

「三・七のそばです」ですって。

他の方のオーダーしたかつ丼セット(1200円)と海老天ざる(1200円)。

味の感想を聞くのは忘れてしまった。

歯触りの良い蕎麦をつくるために、そばの実の不純物を丁寧に取り除き、脱皮し製粉。

低速回転でゆっくり挽くことで熱を持たずにそばの大切な香りを逃しません。

こだわりの技術で「ひきぐるみ」「一本挽き」と呼ばれる

自慢のそば粉になります。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編305~

2020-06-30 06:39:25 | 食~番外編(県内)

つけ麺 R&B

さいたま市中央区下落合1032

TEL 048-822-8763

定休日 月曜日

与野駅西口から徒歩3分、与野で人気のラーメン店だ。

店名のR&Bは響きがラーメン店らしくなくてとても新鮮でいい感じ。

当店は2009年1月21日オープンというからもう11年の歴史を持っている。

通りすがりに気に成って入店。

こんなラーメン屋さん知らなかったナ。

店の外には刺激的なメニューが2つ黒板に書かれていた。

1つは、もはや定番のスペイン産イベリコ豚の角煮のせつけ麺

並、大・1,180円、男盛・1,280円。

もう1つは期間限定のトマトチーズまぜそば

並・1,000円、大・1100円。

鎌倉ベーコンをオーダー頂いてから焼き上げるそうだ。

当店もオーダーは券売機方式。

このメニューを見ると当店の名物は旨辛系のつけ麺のようだ。

オーソドックスなメニューは王道の濃厚魚介豚骨つけ麺の特製つけ麺。

この他まぜそば、中華そばもある。

ごはん系ではチャーハンエッグ丼が評判らしい。

また当店の麺の量は並盛200g、大盛300g、男盛500gがあり、大盛まで同じ価格だ。

店内を見回すとどうやら麺は評判のラーメン屋さんがよく使っている

三河屋製麺所を採用しているようだ。

店内はカウンター席のみで8席しかない。

R&Bという店名のイメージに合うちょっと暗い照明で

ピンスポが各テーブルポイントに当たり大人の雰囲気を出している。

なかなかイイ感じのお店だ。

お店オススメの特製つけ麺・並1,050円をオーダー。

ご覧のようにチャーシューは豚チャーシューレアと鶏チャーシューの2種。

そこに水菜と海苔という組合せ。

ビジュアル的にも美意識を感じさせる盛り付けになっている。

麺は太麺でコシがある。

スープは丸鶏、鶏ガラ、豚骨と魚介スープを合わせたつけ汁(トリプルスープ)で

魚介のいい香りが食欲をそそります。

濃厚でコクのあるつけ麺はかなりのレベルでたまりませんネー。

食後のスープ割りは、ゆずこしょうと三ツ葉の2種類が選べる。

今回はゆずこしょうをお願いして、しばしの満腹幸福感を味わった。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編304~

2020-06-25 14:53:33 | 食~番外編(県内)

中国家庭料理 媽媽 (mama)

朝霞市西原1-4-10 ロータスシャトー1F

TEL 048-472-3912

定休日 火曜日・第3月曜日

https://www.mama-hao2.com/

東武東上線「朝霞台」駅・JR武蔵野線「北朝霞」駅から5分程度の場所にある

中華料理店です。営業担当(私)は何度も利用しています。

ランチメニューのメインはセットメニューです。お値段はやや高めですが、

落ち着いた雰囲気で、盛り付けもきれいで、近隣の主婦層やビジネスマンが多い印象です。

残念ながらボリュームは少なめ。

写真からは分かりにくいですが、このご時勢で、各テーブル間には

ビニールシートの仕切りが設置されてました。

担当のおススメは「タンタンメン」1,070円。

これもいいお値段です。

好みが分かれるところですが、スープのゴマ感が強いです。

どれだけゴマペーストを使っているか分かりませんが、トロっとした感じで

最後まで同じ濃度で味わえます。

具はもやし、チンゲン菜に、スープの中にひき肉、ザーサイのみじん切り、干しエビが入っています。

麺は、いわゆる中華料理店の麺なので柔らかめですが、

このタンタンメンにはこれが合っているのかなと思っています。

カロリーを心配しながらも、もちろんスープも完飲!

駐車券のサービスもあります。

 

ちなみに、担当のタンタンメン1番は、今のところ、

麻布十番と麹町に店を構える「登龍」

なんと・・・1杯2,000円。

こちらも機会がありましたらリポートします。