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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

唐沢ゴルフ倶楽部 三好コース

2020-12-12 06:35:28 | ゴルフコース

栃木県佐野市にある当コースは唐沢コースの姉妹コース。

唐沢コースは何度もプレーをしたが三好コースは初めて。

一度はやってみたいと思っていたコースの一つだ。

クラブハウスを外観から見ると一時代前の懐かしい建物だ。

クラブハウス前の立派なロータリーだが、なんとなく古めかしく感じてしまう。

当ゴルフ倶楽部の開場は1975年(昭和50年)4月と45年間の歴史を持つ老舗コースといっていいだろう。

クラブハウスもそれなりの時代を感じさせる風格がある。

2階のレストランとラウンジ。

全体的にゆったりとしたスペースを取っていて、明るく開放的な空間となっている。

クラブハウスを出た所の光景。

コースの周囲には結構山並が迫ってきている。

いくつかのホールにはその地形を反映したホールもあったことは事実だ。

最近はパッティンググリーンでパットの練習をする前に

この本日のグリーンコンディションが気になるようになった。

特にグリーンスピード10.0ftはちょっと速めのグリーンに仕上げてある。

比較的広めに取った余裕あるパッティンググリーン。

正面のクラブハウスは高台の所に建ち、この一枚で全貌がよくわかると思います。

バブル前のクラブハウスはどこもシンプルですっきりした意匠でゴテゴテしたハウスは少ない。

ここも悪く言えば個性に乏しいクラブハウスだ。

まさにインのNo10は山並の地形に影響を受けたホールだと思う。

写真ではわかりずらいが、かなりの昇りがグリーンまで続く厳しいホールだ。

No11のショートホール。

RG134YDS、WG157YDSと手頃な距離だ。

因みに当コースの設計者は和泉一介氏だ。

氏は巨匠・井上誠一氏の下でゴルフ場設計を学んだ弟子で、

鷹之台CC、飯能GC、袖ヶ浦CC袖ヶ浦コースは両氏の合作作品といってよい。

氏の設計としてはセブンハンドレットクラブ、杉の郷CC、常陽CC、越生GCなどがある。

No13のミドルホール。

コース内には樹齢数百年の杉、縦の巨木が点在し、桜、新緑、百日紅、紅葉などの

四季折々の自然を満喫しながらプレーを楽しむことができる。

三好コースは広大な用地と豊かな自然環境を贅沢に生かしたダイナミックなコースだ。

コース間にある売店も立派な建物だが、新型コロナ感染防止の為に閉鎖されていたのには驚いた。

そこまでするかという感もした。

これが主だったランチメニュー。

ハンバーグにハヤシライス、パスタにラーメンと、

それぞれのジャンルの代表的人気メニューでとてもバランス良いラインアップだ。

やわらかポークのハヤシライス(サラダ・スープ付)税込1,650円。

4時間煮込んだ大きな豚肉が自慢のハヤシライス。

大きさだけでなくそのやわらかさも楽しめる。

佐野らーめん(ご飯・揚げ餃子付)税込1,430円。

自家製ちぢれ麺を使用した佐野のご当地ソウルフード。

アウトNo1。

三好コースは158万㎡に18ホールがゆったりとレイアウトされている。

アウトNo2。

アウトコースは北の山側を巡るひな壇状に造成されており、

アップダウンは最小限だが、適度な傾斜があり変化に富んでいる。

アウトNo6。

RG180YDS、WG159YDSのショートホール。

当コースのグリーンはやや小さめのベント2グリーン。

このホールはそうでもないがやや砲台のグリーンが多く寄せが難しい。

朝の脱衣所と風呂場。

ゴルフ場のブログを本格的にスタートしてロッカーで着替えた後、

カメラを持って浴室へ向かうという変な習慣が付いてしまった。

 

 


ホウライカントリー倶楽部

2020-11-13 06:33:03 | ゴルフコース

http://golf.horai-kk.com/

東北自動車道西那須野塩原ICから約5分(4km)

1990年(平成2年)7月28日バブル経済、真っ盛りの時代にオープンした。

当倶楽部の経営は不動産賃貸、乳製品の製造販売、観光施設の経営を行っているホウライ(株)です。

クラブハウスに入ると迫力ある吹抜けの大空間が迫ってくるロビーがあった。

このクラブハウスを設計したのは(株)松田平田設計事務所で、施工は大成・三井建設だそうだ。

ここのプロショップは開放的で広々したロビーの真ん中にある。

変わった所ではロビーの一角にギャラリーコーナーがある。

当コースでは2000年~2003年の3年間、男子プロトーナメント「日本ゴルフツアー選手権大会」を

開催した実績があり、その当時の資料が展示してある。

ここがロッカールーム。

壁の片面全体がガラス張りに成っていて中庭からの自然光が入り、

とても明るく、ゆったりした空間になっている。

コースサイド側から見たクラブハウス。

リゾートコースには不可欠な東西南北パノラマの素晴らしいロケーションの中に

とても存在感のある意匠のクラブハウスだ。

特に屋根の稜線は印象的で、素敵なディテールを表している。

スタート準備に追われるキャディマスター室の前の電動カート越しに見た那須連山の一つ。

山の名前はキャディーさんに聞いてみたが難しい名で頭の中に残っていない。

この日のグリーンコンディションの数値表示。

グリーンスピードは10.5フィートととても速いグリーンで、

この後、大変このスピードと芝目のきつさで悩まされた。

300ヤードのロングレンジのドライビングレンジ(練習場)。

座席数は20席あり、スタート前のスイングチェックで打放しをしている。

ティーグランドから撮ったアウトのNo1ホール、ミドルホール。

この写真ではわかりにくいが他のゴルフコースとはかなり風景が異なり、

イギリスのリンクスのような長いブッシュ、草花が茂り、殺伐とした光景が目に迫ってくる。

あれ?このホールの落し所はどこだ?と、一瞬わからなくなる設計だ。

このコースの設計者は数々の名門コースを設計してきたロバート・ボン・ヘギー氏だ。

アウトNo3のショートホール。

ロバート・ボン・ヘギー氏の思想、才能と那須野が原の雄大な自然美が見事に融合したコースで、

国内外を問わず多くのゴルファーから高い評価を集める戦略的チャンピオンコースだ。

そんなことでホウライカントリークラブは

2002年ジャパンベスト100ゴルフコースで第5位にランキングされた。

コースの戦略性はまさに変幻自在であり、

初心者からトッププロまで今まで培ってきた技量を試す場となれるコースだ。

このホールのグリーン周りは360度バンカーに囲まれて完璧にグリーンをガードしている。

こんなバンカーは記憶では初めてだ。

このコースはアウト最終のNo9ミドルホール。

全ホール赤松林でセパレートされ、林と池とバンカーが巧みに配置され、

プレイヤーのチャレンジ精神が高揚される戦略性に富んだホールが続く。

調子の良い時はすごくおもしろいが、調子が悪いとすごく難しいコースに変身するコースだと感じた。

調子が悪い日には特に楽しみになる昼食タイム。

このレストランも開放的で明るい。

全体にアールの曲線にレイアウトされていて優しい空間が広がっている。

建築的に見てこの柱がとても気に成った。

意匠的にはおもしろい造りにしてあるが、天井を支える柱として4本の銅管柱は

構造的に決断するのに随分考えたのではないか。

当ゴルフ場は千本松牧場の隣り合わせで、

姉妹クラブの西那須野カントリー倶楽部と並んで一体エリアに成っている。

この千本松牧場で製造されている牛乳、ミルクコーヒー、アイスクリーム、

ヨーグルト等をおみやげ物として売っているのが他のコースと違う所の一つだ。

地元那須の工場製造のプレミアムビール。

無濾過という贅沢ビールで、華やか、まろやか、そして上質な地ビール。

白穂乃香 1,100円。

これは、のどにサラッとしみとおる素敵な味のビールだった。

又、当クラブの水のコップもお洒落だったので一緒にパチリした。

こちらはアルコールのお供のおつまみメニュー。

どこのゴルフ場にもある好評のハルピン漬けキャベツ(628円)は、ここにもあった。

福島県、宮城県に近い所から、めひかりの唐揚げ(800円)、笹かま(464円)は、ここならではのものかも。

オーダーした棒餃子(655円)は皆でシェアしたが皆これは旨いとつぶやいていた逸品。

当コースの名物ランチは鉄板焼きジンギスカン(1,910円)だとか。

はじめはマーボー焼きそば(1,591円)と

くるみタレのそば・うどん ミニちらし付(1,500円)と迷ったが・・・

最終的には炙りチャーシュー麺、小ライス、ザーサイ付(1,410円)に決定。

スパイスの効いたチャーシューをのせたラーメンで

スープも醤油味のオーソドックスながら、コクと深みのある味でとてもグッドでしたよ。

午後の部スタート。

INのNo10ロングホール。

このホールも雄大な自然林と池、クリークの光と陰が織りなす絶妙なホールで、

美しいが落とし穴がいくつも仕組まれた素晴らしいホールだ。

No11ミドルホールは池に囲まれ、最後はアイランドグリーンに成った難関ホールだ。

当コースは雄大な土地を贅沢にレイアウトしていてホールとホールが隣接していないのも特色の一つだ。

最終のNo18(ミドルホール)も大きな池に連なって続く美しいホールだが攻め方が難しい。

ここ、ホウライCCはゴルフコースに最適なフラットな土地、

1年中緑の芝生でプレイできるブルーグラスのエバーグリーンコースの美しさなど、

恵まれた立地条件を存分に活かしたゴルフ場であった。

11月の那須はもう寒く、プレー終了後の風呂は格別だ。

ゴルフが調子悪い時は昼食と入浴がより楽しみになる。

2年後の国体は栃木県で行われるらしい。

愛称「いちご一会とちぎ国体」のゴルフ競技は当ゴルフ場が会場になるそうだ。

 

 

 

 


スターツ笠間ゴルフ倶楽部

2020-11-06 06:36:27 | ゴルフコース

https://www.starts-golf.jp/

今年はコロナの影響でことごとくコンペが中止になりこのコンペが今年初のコンペになりました。

参加者は皆ゴルフに飢えてるみたいな目をしていて「ゴルフやりたかった」と口々に言っていた。

当ゴルフ場は常盤自動車道・水戸I.Cから国道50号線で約15分の所にある。

昭和60年10月に開場したこの倶楽部は以前は笠間東洋ゴルフ倶楽部と言ったが、

2012年7月1日より名称が変更になった。

当コースの設計は名匠・井上誠一で、人生の最後に手がけた作品となった。

氏が手がけた多くのコースは日本における名門と呼ばれるものばかりで、

それぞれが高い評価を得ながら、あくなき追及を続けた

名匠の集大成といえるのがこのチャンピオンコースだ。

一方クラブハウスは20世紀の日本を代表する建築家・村野藤吾氏による設計作品だ。

氏は文化勲章を受章し、昭和59年に満93歳で没するまで現役を全うした。

本倶楽部のクラブハウスは最後の晩年の作品といえる。

氏の代表的な作品としては日生劇場、新高輪プリンスホテル、京都宝ヶ池プリンスホテル、

ザ・プリンス箱根レイク芦ノ湖(2016-6-17付参照)、志摩観光ホテル、

そして和風建築では戦後数寄屋建築の傑作といわれている

ウエスティン都ホテル京都和風別館 佳水園、伊豆長岡温泉の三養荘新館などがある。

氏はモダニズム建築の流れの中でよく丹下健三氏と比較された。

広く開放的な大空間ホールにある螺旋階段とスキップ階段。

特にこの螺旋階段は村野藤吾のシンボル的意匠となっている。

以上、当ゴルフ倶楽部は、まさに二大巨匠(井上誠一と村野藤吾)による

コラボレーションから生み出された素晴らしいゴルフコースだ。

広い広いホールの一部にプロショップがある。

とても開放的で見やすいし買いやすいレイアウトだ。

そして地元特産の笠間焼の陶器販売コーナーもあり、個性的な空間を演出している。

1階奥にあるラウンジ。

この日はロープが張られて中に入れないようにしてあった。

中を覗いてみるとかなり広いスペースを取ってある。

又、このラウンジルームの隣には暖炉があって重厚な

ちょっと山小屋風なラウンジコーナーも余裕のスペースで設けられていた。

コースサイドからとアウトNo1スターティングエリアから見たクラブハウスの全容。

一種独特の庇部分の優しい曲線ラインと2階部分の窓硝子がとても迫力のあるイメージを創りあげている。

いかにも村野藤吾の香りがして、一連のプリンスホテルのアールの線に通じるものを感じる。

練習用のパッティンググリーン。

本日のグリーンの速さは9.3フィートだ。

グリーンのアンジュレーションは一見するとフラットだが微妙な傾斜があり、

真っすぐのラインが少なく、難しいグリーンだ。

ここがレストランとコンペルーム。

両サイドがガラス窓とホール開口部の手すりでとても明るく開放的で

他のゴルフ場にない空間を演出している。

吹き抜けの大ホールの天井にホワイトとイエローの下がり布を垂らしているのも

村野藤吾のこだわりの美意識表現なのだろう。

ここでコース設計者の名匠・井上誠一氏について触れてみます。

氏は明治41年に東京赤坂に生まれ、21歳の時、病気療養の川奈で

アリソン氏(アリソンバンカーで有名な)に出会う。

23歳で霞ヶ関CCに入会。

西コース造成工事の現場責任者となる。

54歳の時、約2ヶ月間欧米のゴルフ場の視察旅行に出る。

昭和56年、熱海温泉病院で逝去。享年73歳。

氏の設計した主要ゴルフコースを開場順に並べてみます。

昭和7年・霞ヶ関カンツリー俱楽部西コース、昭和11年・那須ゴルフ倶楽部、

昭和28年・大洗ゴルフ俱楽部、昭和29年・鷹之台カンツリー俱楽部、

昭和30年・日光カンツリー俱楽部、昭和33年・竜ヶ崎カントリー俱楽部、

昭和34年・武蔵カントリー俱楽部豊岡コース、昭和34年・笹井コース、

そして昭和35年・我ホームコースの大利根カントリークラブ。

他にも書ききれない程の名門コースがキラ星のごとく並んでいる。

晩年の仕事としては浜野ゴルフクラブ(昭和59年)、

そして当コースである現スターツ笠間ゴルフ倶楽部(旧笠間東洋ゴルフ倶楽部)が最後となった。

アウトNo1のスターティングティーグランド。

No5池越えのショートホール、No7のロングホール(?)

井上誠一の設計は高度な戦略性と造形美が特徴で、ゆったりと広がる各ホール。

光の具合や風の具合で錯覚し、クラブ選択の間違いが生じやすいと言われている。

アウトコースを回っていくと途中に柿の実がなった風景と出会う。

いかにも秋の光景で瞬間ゴルフを忘れホッとする気持ちになって楽しい。

昼食の味噌カツ御膳1,870円(税込)。

トンカツの上には、しめじ、長ネギ(青と白)、白ゴマがかかってとても賑やかなレシピだ。

当然お腹も空いていたし旨かったですヨ。

他の多彩なメニューもアップしてみました。

インNo1とNo13から見た橋。

ティーグランドに立つとゴルファーの眼前に広がるパノラマ、ホールごとに異なる表情を見せ、

季節や天候によって変化する自然美と人工美が見事に調和したコースだ。

さすが井上誠一だ。

ここがスターツ笠間の名物ホールNo16ミドルコースHep4だ。

池越えのすごい戦略性があるホールで素晴らしいキャディさんの説明を聞いても、

どこを攻めていくかなかなか決断がつかない美しくも悩ましいホールだ。

そしてここも美しいNo17のショートコース。

広々としたフェアウェイ、ゆるやかなラフ、控えめでありながら手ごたえがあり、

巧妙に仕掛けられたバンカー。

この2ホールは一番、井上誠一らしいホールであった。

ロッカールームも明るく開放的で他のコースとは大部趣きが違う。

完全に間仕切られていない。

大ホールの吹抜けの為に多少スペースが犠牲になったのか、

他が広々しているのにここはなんとなくゴミゴミしていた。

脱衣所と風呂場。

コロナの影響でここは大浴場のお湯は入ってなくシャワーのみの使用。

この日は絶好のゴルフ日和だった為、寒くもなくシャワーのみでも苦にならなかったが、

寒い日はどう対処しているのだろう。

 

 

 

 

 


筑波カントリークラブ

2020-01-16 07:01:19 | ゴルフコース

常磐道谷田部ICより一本道で約4KM、つくばみらい市にある名門 筑波カントリークラブは

昭和34年9月18日開場というから約60年の歴史を有する屈指の名コースだ。

このクラブハウスは昭和59年に建て替えられたもの。

クラブハウスに入ると今は珍しくないが、その当時としては

天井高く吹き抜けに成っていて開放的な空間が広がっている。

当コースのスタートの頃は日本信販(旧ニコス)、

大和証券グループが中心となって創立された為、

証券・生保関係の方が多い。

コース運営のコンセプトは「今日は楽しかった。また来たい。」

と思って頂ける事とか。

18ホールコースだけにロッカールーム、風呂場の脱衣室、

浴室はコンパクトでアットホームな雰囲気を感じる。

実は一昔前、筑波CCはメンバーであった為、

他のコースより一際愛着を感じるものがある。

クラブハウスからアウト・インコースへ向かう間は広々とした芝生の空間が広がる。

これは木造のクラシカルな旧クラブハウスが建っていた関係で

贅沢な空間が生まれた為だ。

コース設計は日本庭園の大家・佐藤昌氏によるもので

各ホール、各所に庭園的な美しい景色が望むことができる。

 

2階の朝のラウンジとレストランの光景。

ラウンジは他のコースに比べて小振りだが現実の利用状況を見ると

これで充分だと思う。レストランの天井は木質の片流れで

窓は大きなガラスフィックスになっていて

外の風景が良く見える。

アウトのNO1ミドルホールと、ウエイティングの小屋。

ご覧の様に当クラブは全面的にフラットな林間コースで

フェアウェイも広い。

このコースは樹木も多彩でNO1の両サイドは歴史を感じさせる

メタセコイアの大木が美しい。

NO2のロングホール。 

フェアウェーは広いがセカンド地点先から

大きく左ドックレッグしていてセカンドショットがポイントだ。

当クラブはオープン当時、トータル7000ヤード超えを謳い文句として評判となった。

NO4ショートホール。

筑波はグリーン周りはバンカーが深い。

その上、花道も狭いのでランニングでオンするようなところも少ない。

ここは正確なアプローチが要求される。

NO5のミドルホール。

このホールはご覧の様に庭園を思わせるような美しいホールで

とても気に入っているホールの1つだ。

NO6のショートホール。

筑波CCは2グリーンでこの日プレーしたつくばグリーンと

平成18年にコーライグリーンからベントグリーンに川田太三氏が改造設計し、

グリーンの形状,移設をしたみらいグリーンがある。

NO9のロングホール。

ここでは昭和62年日本女子オープンを開催した。

これが昼のメニュー。料理のジャンルも数は多くないが幅広く内容が濃い

味のレベルも高く、もっぱら旨いという評判だ。

こちらはおつまみメニュー。

種類は15種だが迷ってしまうようなものが並んでいて、

午前中のスコアーを忘れさせてくれる楽しい思いができる。

こちらが朝と逆から撮った昼食の光景。

メンバー時代はずい分通ったのでホームコースで

食べているような気分になった。

最近は昼食は中華麺を食べることが多い。

この日も目に止まった細切り豚肉と野菜の鶏油そば1370円(680kcal)

塩味ベースの細麺で一度召し上がった方からのリピートが多い

人気メニューだそうだ。確かに食べてみて納得。

へたな中華専門店のものよりずっと美味しかった。

また食べたい逸品だ。

ビールのお供にイカの沖漬け640円を頼んだら想像していたよりずっと量が多く

他の同伴者とシェアして食べたがそれでも余ってしまった。

もうちょっと時間に余裕があったら完食したのに。

これ旨かったナー。

サー後半戦のINコース。NO10のロングホール。

筑波CCは雄大な自然の地形を生かし匠にレイアウトされた戦略性に富んだ18ホールが続く。

NO13とNO15の各ショートコース。

ここ筑波カントリークラブはゴルフコース全体の雰囲気、コースレイアウト

歴史、交通のアクセスどれをとってもトップクラスに入ってくる

名門コースだということが、この日プレーして改めて感じた次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


清澄ゴルフ倶楽部

2019-12-06 06:40:46 | ゴルフコース

http://www.kiyosumi-golf.co.jp

清澄ゴルフ倶楽部は埼玉県東松山市内にあり、

関越自動車道の嵐山・小川方面に出て国道254号線約5kmにある。

近くには髙坂カントリークラブ、武蔵松山カントリークラブ、

鳩山カントリークラブ、日本カントリークラブ、

越生ゴルフクラブなどのゴルフ場銀座の一角にある。

シンボルの牡丹の花は東松山市の花だそうだ。

当ゴルフ倶楽部はバブル時代の1993年(平成5年)に開場した。

この様に立派なクラブハウスの設計は㈱松田平田が担当し、

ハウスの施工は大成建設、鹿島建設だそうだ。

経営のバックは太平洋セメントで、ご当地は旧日本セメントの

砕石採掘場の跡地を利用したと聞いたことがある。

コースは18ホール。

設計者は日本ゴルフコース設計者協会の大久保昌氏。

設計思想は

①自然環境を大切にすることを基本にしたコースレイアウト

②ゴルフゲームを面白くする戦略性豊かなデザイン

③あらゆるゴルファーに楽しさをあたえるプレーしやすさと公平さ

④ゴルフコースを修景するランドスケープと美的アピール

⑤芝生をいい状態に維持できる基盤づくりと管理のしやすさ

クラブハウスに入ると2階まで吹き抜けで、しかもさらに天井が

台形状に高くなったハウス空間はプレーヤーを優しく包み込み、

気配りに満ちた安らぎの場を提供している。

やはりこの時代にできたゴルフ場のクラブハウスは素晴らしい。

プロショップも個室化され贅沢な施設となっている。

ロッカールームも重厚な木質ロッカーで

椅子もお洒落で落ち着いた豪華さがある。

ゴルフコースのブログを書く為、恒例となってしまった

着替えた後の風呂場、脱衣場の探検(笑)

これもイメージ通りのシックな雰囲気が漂っていた。

とてもイインじゃないですか。

2階のレストランも明るく開放的で

一連の流れに沿ったコンセプトを感じ納得です。

あえて皮肉っぽく言えばちょっと個性を主張する

インパクトがよわいということかな。(失礼!)

朝食メニューもオーソドックスで価格も良心的。

(朝うどん又はそば 500円、トーストセット 650円、

モーニングセット洋定食 1,200円、朝食和膳 1,200円)

レストランとコンペルームの間には吹抜けの中庭があり、

潤い空間を演出している。

クラブハウスから見た眺めは素晴らしい。

トーナメントをやった時TV放映されるNo9とNo18には

TV写りが良い池があるのは今や定番化しているような気がする。

当倶楽部の基本コンセプトは「できるだけ自然に」だそうだ。

このグリーンコンディション表示もゴルフコースのブログを

アップするようになってから気に成って今回のコースもあった為パチリ。

速さ9.5フィートは一般的な速さ。

アウトインのスターティンホール前にあったストレッチの器具を発見。

これがこの日の一番新鮮な出来事だ。

ラウンド前にケガ予防の為のぶら下がりストレッチ。

それ以外にも内ももストレッチ、肩甲骨周辺のストレッチ、

体側のストレッチを推奨している。

アウトNo1ホール。

当ゴルフ場はバブル期にオープンしたコースで

接待やコンペにもオススメのコースだそうだ。

たまに他のコースでも見かけることがあるが、

当コースでも工事中の平成4年にNo3(羽黒遺跡)と

No4(芽場遺跡)の二ヶ所に約6000年前の縄文時代前期から

平安時代にかけての集落遺構が発見されたそうだ。

最近のカートの表示はとても優れものが増えている。

ピンまでの残り距離はもちろんの事、

グリーンのピンポジションと傾斜、コース戦略法、

そしてコンペのグロス順位などがわかり、とても便利だ。

No9ホール。

当ゴルフ倶楽部は岩殿丘陵にひろがるコースで手入れも良く、

行き届いた18ホールが展開している。

フェアウェイも比較的広く、またプレーしたいコースの一つだ。

これがランチメニュー。

ちょっと迷ったが肉汁つけうどんと稲荷寿司1,200円に決めた。

具沢山のちゃんぽん1,450円も食べたかった。

いよいよ後半のインコース。

コース途中の売店も立派な建物だ。

バブル時代のコースはあらゆる所にお金をかけた所が多い。

すごい時代でした。

No18最終ホールから見たクラブハウス。

やはりシックに抑えた意匠だが、風格がある立派な建物だ。


我孫子ゴルフ倶楽部

2019-11-01 06:36:54 | ゴルフコース

我孫子ゴルフ倶楽部は1930年(昭和5年)10月5日開場した

歴史ある超名門倶楽部。

昭和29年社団法人化し名実ともに日本ゴルフ界における

代表的ゴルフ倶楽部の1つとなった。

当倶楽部は日本ゴルフ史上、文化的・歴史的にも貴重なゴルフ場である。

https://www.abikogc.com/

このクラブハウスは3代目で昭和55年に建てられた。

長い歴史の中で戦禍を乗り越えたクラシックタイプのコースは

現在でもなお多くのゴルファーを魅了している。

我孫子ゴルフ倶楽部の航空写真。

このコースは赤星六輔氏が設計し、その後改造が行われ、

改造共同設計がカイ・ゴールビー氏、

改造設計をブライアン・シルバ氏が担当した。

全長6923ヤード(バックティ)の18Hコースレートは72.8(バックティ)だ。

フリントロビーとプロシップ。

このあたりは他のクラブハウスとそんなに変わりはない。

ロビーを進んでいくとラウンジ、レストランにつながる

ゆるやかな螺旋階段がある。

この階段の姿は優しい優雅さを感じる。

ロッカールームは今時流行らないスティールロッカーだ。

名門コースとしてはちょっといただけない雰囲気だ。

浴室の脱衣場と風呂場もあまり風格を感じさせない。

やはり時間が経過したクラブハウスはバブル以降にできた

クラブハウスと比べるとどうしても地味な雰囲気でしょうがないのか。

ちょっとしたリノベーションで随分空気は変わるのだが。

1階クラブハウスの目立つ所にかなり広めにスペースを取ったカップトロフィー、

そして約90年という歴史の重みを感じさせる写真や

クラブハウスの設計立面図が展示してあった。

ただ東京ゴルフ倶楽部のミュージアムに比べれば中途半端感は否めない。

こちらにも血圧計が設置してある。

気候の亜熱帯化、プレイヤーの高齢化を考えると

今やゴルフコースには血圧計は必需品かもしれない。

クラブハウスを出る所には本日の使用グリーンデータが表示されてあった。

スティンプメーター9.5フィートはやや早めのグリーンに仕上がっている。

倶楽部からプレーヤーへのお願い事項が掲示されてあった。

1つ1つはマナーとして当たり前の事が列記されているが、

最近の若いゴルファーは服装のドレスコードを見ると

この辺の事を実践しているかどうか。

クラブハウス前に1本だけの黒松が目についた。

これは我孫子のシンボルツリーか。

超名門コースだけにドライビングレンジはすべて整っている。

これを見ると打ち放し練習場は随分開放的な造りに成っているようだ。

こちらはパッティンググリーン。

随分たっぷりとスペースを取っている。

手賀沼と利根川に挟まれた台地と谷地を巧みに利用し、

豊かな森と理想的な地形によって戦略性の高い関東屈指の名コースとなり、

昭和8年(1933年)の関東プロゴルフ選手権が開催されたのを始め、

多数のナショナル競技が当コースでは開催されている。

当コースはクロスバンカー、ガードバンカーに

趣向をこらして多いことで有名だ。

又、名物の深川バンカー(アリソンバンカー)や小さなグリーンで

しかも写真ではわかりにくいがアンジュレーションが複雑で

ここで鍛えた選手達はゴルフ界を席巻、

いつしか小技が上手なプレースタイルは我孫子流と呼ばれるようになった。

平成24年にはワングリーンにコース改修を終えた。

2階のゆったりとしたラウンジ。

当倶楽部で活躍した林由郎プロを師と仰ぐ弟子たちを称して

有名な我孫子一門と言われている。

当コースでキャディーをしていたと言われる青木功をはじめ

尾崎将司、健夫、直道3兄弟、金井清一、ベテランの佐藤精一、飯合筆。

女子では樋口久子をはじめ福嶋晃子など錚々たるプレイヤー達だ。

こちらがちょっと控え目の赤いジュータンが

名門の雰囲気を醸し出しているレストランだ。

 

 

 


千葉カントリークラブ 野田コース

2019-10-10 06:26:33 | ゴルフコース

千葉カントリークラブ野田コースは日本で最初に林間コースと

呼ばれたコースで1954年(昭和29年)10月24日オープン、

65年の歴史を有する名門コースだ。

姉妹コースには梅郷コース(18H)、川間コース(27H)があり、

野田コースが最初にオープンした。

最近カートを導入して大人気なコースになり予約が取り難い。

他のコースではあまり見ないクラブの理念と

行動規範がクラブハウス内に掲示されてあった。

クラブの理念には「会員は総力を結集し、誇りある、

会員のためのゴルフクラブを目指す。」とある。

フロントとプロシップの朝の風景。

この辺りは他のクラブと比較して主張するものは弱く

ごく普通、一般的なクラブハウスの顔だ。

クラブハウス内には千葉カントリークラブ野田コースの

ピンポイント天気の情報が掲示されていてこれはグッドだ。

ゴルフは天候に大いに影響を受けるスポーツなだけに価値がある。

朝のスタートを待つ人気のカートがずらりと並び壮観な光景だ。

アウトコースへは昔は一般道を横断したが、

今はご覧の様に緑のオーバーブリッジができ整備がすすんだ。

千葉カン野田コース(一般的にはこう呼ばれている)は

老若男女問わずアベレージゴルファーからトッププロまで楽しめる

変化に富んだ戦略性豊かな風格のある本格的林間コースだ。

昨年9月には第51回日本女子オープン選手権も開催されている。

上がインNo10のティグランドから、

下がインNo18のグリーンに向かっての写真です。

当コースの設計者は藤田欽哉で改修者は川田太三だ。

レギュラーティからの距離は6458ヤード。コースレートは72.2。

総じてコントロールの重視が肝心なコースと言われている。

2階へ上がると右側がレストラン、左側がラウンジに成っている。

両方ともゆったりとしたスペースがとられているが、

どこのコースもラウンジは人気がない。

クラブライフを楽しむにはラウンジは大事な所だが、

最近のゴルフ場はクラブライフを楽しむような空気が弱くなっている様な気がする。

野田コースのレストランはある意味個性的だ。

他のコースではあまり見られない中華系に絞られたメニューだ。

ここを任されているのは中国料理「幸楽」。

昭和4年開業で先代の社長は元横浜グランドホテルの料理長で、

名門ホテルの味を受け継いだ本場中華料理を味わえる。

特別に本日の幸楽弁当が外にディスプレーされていた。

内容は酢豚、鶏唐揚げ、特製シューマイ、デザートで1,620円。

こういうメニュー構成になると浦和エリア旨い店シリーズで

最初の中華屋で選ぶパターンが出てしまう。

半ラーメン&半炒飯 1,300円。

ゴルフ場では良心的な価格設定だと思う。

期待した味の方はちょっと空振りぎみの平凡パンチレベル。

ちょっとがっかりした。

プレーした2日前に関東に上陸し、

特に千葉県に停電など大きな被害をもたらした台風15号。

ここ野田コースも多くの木々が倒木し、

翌日はその片付けが大変だったとキャディさんが言っていた。

直接プレーには支障はないがまだまだ倒木があって

台風の風の凄まじさを肌で感じた。

今は習慣と成ってしまったロッカーで着替えを終えると

ブログ取材の為、風呂場へ直行。

当コースの脱衣場は脱衣籠が低く開放的な空間を感じてとても良い、

広々とした脱衣場だ。風呂場はご覧の通りです。

 


水海道ゴルフクラブ

2019-08-02 06:03:40 | ゴルフコース

茨城県常総市坂手町5213

常磐道谷和原ICから10km、車で約15分程の18ホールの林間コースだ。

http://www.mitsukaido-gc.com/

当ゴルフコースは昭和39年9月、旧日興証券創業者

遠山元一のオーナークラブとしてパブリックコースでスタートした。

昭和62年に現在のクラブハウスに建て替えた。

切り妻造りの2階建てで竹中工務店が設計し施工した。

私はこのコース、特にこのクラブハウスが大好きで、

いつ来てもクラブハウスの重厚さ、落ち着きに

良い造りだナーと感じいってしまう。

エントランスを入ると2階部分まで吹き抜けた

気持ちが良い空間が広がっている。

天井も台形状に木桟が使われアクセントに成っている。

ラウンジは一段下がってコースを臨む明るいスペースだ。

プロショップもこじんまりしているが整然としていて

広い空間のワンポイントエリアを形作っている。

この空間も好きだナー。

当クラブ自慢のエリアは2階のレストランスペースだ。

髙級感があり、シックで大人の雰囲気が流れている。

天井の形状がロビー天井から続いていて素晴らしい。

朝食メニューがまた素晴らしい。

季節の朝粥 鯛のせせり粥 800円。

朝のうどん 540円。

これにトッピング・サイドメニューが付けられる。

肉巻きのおにぎりもお洒落なメニューで水海道GCに来る時は

朝食はここで取るべきだと思った。

他にもカップインスープ 400円も憎いメニューですネ。

ゴルフ場で朝一番のティーショット、

グリーン上のパッティングの時に突然倒れるケースが多いとはよく聞くが、

その予防察知の為に血圧計が置いてあるコースがあるが、

これも細かいサービスの一つだ。

ロッカールームも他コースより広々取ってあって

気持ちに余裕を与え、名門コースに来たなと思う。

最近はコースに来るとグリーンの速さ等の

コースインフォメーションを見るようにしている。

当コースではその上、グリーン、フェアウェイの刈髙まで

表示されていて他コースよりは踏み込んだデータを提供している。

尚、この日はフェアウェイへのカート乗り込みが「可」になっていた。

このことはゴルフをする人には

すごいことだとわかってもらえると思う。

当コースではカップインしたボールの拾い方まで表記されていた。

これはほとんどのコースで見られない注意書きだ。

もっとすごいのは平日限定梅雨(ツーユー)企画。

雨が降ったら雨割券発行。

グリーンフィが50%オフとは、こんなシステム初めて見た。

暫しプレー仲間と話題、議論に成った。

クラブハウス前の池と流れ込むせせらぎ。

そしてそこに咲く菖蒲の可憐な花々。

まるで箱庭のように美しい。

当クラブはプロゴルフの草分け故安田幸吉プロが設計した名門コース。

26万坪の広大な林間コースだ。

ここは売店もすごいんだな。

No10のスターティングホール前の丸太小屋風の売店。

No5、No14と3ヶ所売店がある。

当コースのシンボルはケヤキの木だ。

マーカーにもシンプルにケヤキの絵が描かれていてこれも気に入っている。

18Hのコースなのに打ち放しの整備された練習場は勿論のこと、

パッティンググリーン、アプローチの練習場もすべて備えられている。

No10、No12、No18のイン各ホール。

水海道GCは戦略的な中にもゴルフをとことん楽しめる設計と

それを可能にする手入れの行き届いた芝生と木々。

そしてキャディやフロントをはじめすべてのスタッフの

笑顔あふれるサービスで極上のゴルフライフを

楽しむことができる最髙のコースだ。

尚、昭和45年にはここで日本プロ選手権も開催された。

昭和39年9月、当クラブはパブリックコースとして

スタートしたことは前述したが、その後1987年に

一部上場企業またはそれに準ずる企業を

法人会員とするコースに移行した。

その為、法人接待ゴルフ場のイメージがあるが、

2012年10月に法人会員のみならず

個人会員や年間会員といった新しい会員制度を設け、

2017年10月1日付から遠山偕成ホールディングスが

運営にあたることに成った。

いよいよ楽しみなランチタイム。

当コースは帝国ホテルがやっており、

洗練された料理の数々が並んでいる。

特に目立ったのが今週のサンドイッチ

「ハンバーグステーキサンドイッチ」 1,600円。

たかがサンドイッチ、されどサンドイッチ。

ここのはすごいサンドイッチだ。

料理長おすすめの数量限定

水海道御膳「鯛の味ごのみ御膳」

五色の真鯛、青菜のお浸し、ポテトサラダ、季節のフルーツ 2200円。

見た目にもすごく豪華。

ゴルフ場の食事とは思えない美しさだ。

出汁も旨く、スコアのことなど瞬間忘れてしまう。

コースをプレーしていて変なものを発見。

思わずキャディさんに聞いた所

「オオカミのおしっこ」

エッ、なにそれ?

人や自然、動物に優しい動物除けらしいが、では動物は何?

イノシシ、シカ、サル、クマなど出るはずはないのに!

広々とした天然石の浴槽とコンパクトな脱衣室。

一段下がった奥にはストレッチブースがある。

モニターで実際の映像がDVDで流れていて

プレー前、プレー後のストレッチで準備運動、

あるいはアフターケアに用意されてあるそうだ。

 


紫カントリークラブすみれコース

2019-07-05 05:46:36 | ゴルフコース

1961年(昭和36年)オープンの本格的チャンピオンコース。

紫カントリークラブの命名者はあの有名な小説家の

吉川英治氏とは知らなかった。

これは本当に稀なケースで興味深い。

2017-11-14付「あやめ36」は姉妹コースになる。

こちらでは来年2020年10月15日(木)~10月18日(日)に

第85回日本オープンゴルフが、

続いて2022年9月29日(木)~10月2日(日)に

第55回日本女子オープンゴルフが開催される予定だ。

この2つのメジャートーナメントを立て続けに引き受けたとは

一挙に紫C・Cは勝負に出たという感じだ。

その準備の為だと思うがクラブハウスをはじめ、

何ヶ所かの所で現在改修工事が行われていた。

本当に久し振りに紫C・Cすみれコースに来たが、

このツインの三角屋根は鮮明に覚えていて懐かしい。

当クラブの経営理念は

「お客様に対しゴルフ場として機能的なサービスを提供しているか」を

常に意識し、

「お客様目線から商品・サービスの品質改善を進める」

ことだそうだ。

ロビー、ラウンジもゆったりとできていて歴史の風格を感じさせる。

やはり名門コースは何か違う雰囲気がある。

プロショップも気のせいかどことなく、ゆったりとしていて品位を感じる。

ちょっとほめ過ぎたかな?

1階ロビーから2階レストランへの吹抜け空間には

キラキラしたモビール的インテリアが下がっていた。

一見するとホテルのシャンデリアのようだ。

この写真はモビールインテリアと1階のラウンジ、

2階のレストランすみれ亭の関係が一目でわかるような一枚。

とても素敵な空間だった。

これが紫C・Cすみれコース、レストランすみれ亭の4種の朝食メニュー。

ここのレストランは箱根の名門、富士屋ホテルの手によるものだ。

最近のゴルフ場の貴重品ロッカーはほとんどが機械化された。

中には複雑でやりづらい所もあるがここのはとても使いやすかった。

まずスコアホルダーをリーダー部の中心にタッチし、

あとは扉番号と暗証番号入力のみ。

どこもこの様なロッカーに成ればいいのに。

2階の廊下には歴史を刻んだ名門コースらしく、

ヒストリーコリドーと称して、オープン時から歩んで来た

その時々の写真が展示してあるコーナーがあった。

 特にモノクロの写真は時の流れの説得力がある。

因みに当コースの設計者は小林英年氏で、

その後、大改修した時の改修及び監修は

ダミアン・パスク・ツオとスティーブ・ペイトが行った。

これがロッカールーム。

木製のロッカーでとても落ち着いた雰囲気のロッカーだ。

どうしても仕事柄、建築物に目が行ってしまうがクラブハウスの柱は

約60年の月日を感じさせる杉板板目の型枠を使ったコンクリート打放しだ。

古い建物はどんどん解体されていく中で

この種の打放しは段々貴重に成って来たと思う。

当クラブの練習場施設は充実している。

18ホールのコースなのにパッティンググリーンが3ヶ所、

バンカー・アプローチが2ヶ所、アプローチ専用グリーンに

17打席250ヤードのドライビングレンジがある。

各ホールへのアプローチも舗装工事中。

これも日本オープン、日本女子オープンの準備の為の工事だと思う。

ビッグトーナメントを引き受けるとは大変なことなのですネ。

尚、当コースは歩いてのラウンドでカートはありません。

アウトNo1スタートの所には「笑うライオン像」が。

歴史と風格を感じさせる松林に囲まれたすみれコースは

全体にフラットでフェアウェイはワイドな設定。

Aグリーンはコースレート75.0(7,272ヤード)。

ここはゴルファー達が挑み続けてきた伝説のチャンピオンコースだ。

すみれコースには他に類を見ないユニークなものがある。

各ホールには動物をモチーフにしたテーマの動物像があり、

オープン以来、メンバーやゲストに親しまれている。

これは彫刻家・今里龍生氏らの作品で、

コースの地形、雰囲気などを表現したものといわれている。

これらの像を動物園に見立ててプレーするのも楽しみの1つだ。

No17ティーグランドから見たクラブハウス。

やはり赤い屋根のとんがり帽子的ツインの屋根は印象的意匠だ。

こちらサイドは足場だけで仮囲いシートがなく、

既存の意匠がわかるアングルだ。

18Hのレストランにしては広々としたレストランすみれ亭。

ひょっとしたらレストラン内もリフォームしたのかもしれない。

シックな雰囲気の中に真新しさを感じる。

前述したがレストランすみれ亭は、箱根・富士屋ホテルが直営している。

そのせいか結構洒落たメニューがある。

たとえばビーフストロガノフ2,300円、真鯛のポワレ1,700円、

そしてオーダーした、にんにく醤油ハンバーグ1,600円。、

シェフサラダランチ1,400円など。

そしてお米は地元野田産コシヒカリを使用している。

これがにんにく醬油ハンバーグ(ご飯・味噌汁・香の物) 1,600円。

最近、肉料理といったら食べやすいハンバーグをオーダーすることが多い。

ここのは鉄板の油が飛ばないように紙で飛油防止をしていたのが心憎い。

味の方もにんにくソースをかけてベリーグッドだ。

野菜の付け合わせにも気配りが感じられ、

さすが富士屋ホテルといった料理だった。

レストランの入口の所には当クラブの競技カップ、

トロフィーが一見暖炉のようなケースに納められていて、

その存在感をアピールしていた。

このコーナーはアカデミックライブラリーと称して

ゴルフ関係の書籍、資料が並べられていた。

これは歴史のある名門コースでなければ似合わない。

この部屋はコンペパーティなどでも使えるプライベートルーム。

重厚で格式を感じさせる造りで素晴らしい。

当クラブには明るく開放的な部屋から、シックで落ち着いた部屋まで

様々なシーンで使えるプライベートルームが用意されているとか。

さぁー、昼食も終わり、後半のプレーへ。

コースを回ってもう一つ気がついたことはややアリソン系の深いバンカーが

かなりしっかりガードしていること。

やはり紫C・Cすみれコースはチャンピオンコースに恥じない

コース設計もしっかりできていることを実感した。

朝に撮った脱衣室と風呂場。

ここもそれなりの味がある雰囲気があった。

この場所には朝は朝食メニュー、昼はランチメニュー、

そしてプレー終了後のラウンド後のティータイムメニュー4種

(ポークカツサンド、ピザ、クリームあんみつ、

コーヒーゼリー・バニラアイス添え)が備えられていた。

これもお客様目線からのサービスを、

という経営理念の具体的表現なのだろう。


大宮ゴルフコース

2019-06-27 06:22:16 | ゴルフコース

都心からわずか40㎞先にある本格的林間コース。

大宮ゴルフコースは昭和34年開業、今年でちょうど創業60年を迎える老舗コースだ。

これは埼玉県では8番目に古いゴルフ場になる。

当コースの経営は㈱大宮ゴルフコースで、母体は横浜に本社がある甘糟産業汽船だ。

ここは系列コースは無いがセミパブリックコースなので

地元ゴルファーに人気があり稼働率が髙いという。

クラブハウスもそこそこ古い為か、

プロショップは通路スペースの一角にあり、あまり広くない。

パッティンググリーンもクラブハウスの目の前にあり、

最近できたコースに比べるとなんとなく

スペースに余裕が無い印象がある。

逆にスターティンホールの前には立派な建物の喫煙室がある。

昨今の喫煙禁止の時代の流れの前にこの建物はできたのかもしれない。

このコースは全体的に厳しいコース設計を強いられており、

交通量のある公道をあちこちで横断する。

この和風の門もクラブハウスからインコースに向かう途中に渡たるゲートだ。

そんなことで各ポイントポイントには安全確認する

オレンジ色のジャンパーを着た職員が立っていたのが印象深かった。

インコースNo10ホール。

当コースの設計は名匠浅見緑蔵氏。

氏はプロゴルフ界の草分けで、氏の名前が付いた浅見C・C、

よみうりG・C、那須国際C・Cなどを設計した。

当コースのティーマークはかわいらしいタツノオトシゴだ。

どうしてタツノオトシゴなのかキャディーさんに聞いた所、

オープン時のオーナーが辰年だったからとの返事。

成程、それは明快な答えだ。

当コースは大宮ゴルフコースといいながら上尾市の住宅街の中にある。

昭和34年開業だからその当時は多分周辺には住宅などなかったのだろうが、

現在はご覧の様に戸建ての住宅だけでなく、マンションも隣接して建っている。

故に人家がある所はずーっとOBラインに成っている。

ひょっとして当コースは市街化地域にあるとすれば

大変な含み資産のあるゴルフ場だ。

当コースは2グリーン制で18Hのコース。

巧みに配置された大木とクロスバンカー、ガードバンカーが歴史を感じさせる。

風光明媚なショートホール。

池には黄色いかきつばたがが咲き乱れていた。

そういえば皆さん「あやめ」と「かきつばた」と「菖蒲」の違いわかりますか?

1つの違いのポイントは咲く場所。

「あやめ」は畑のような乾燥地で栽培するのに適し、

「かきつばた」は水辺などの湿地帯に適し、

「菖蒲」はその中間で畑地でも湿地でも栽培できる

というのが簡単な違いです。

私の朝と昼の食事のお楽しみ場所は度々ブログでも書いて来たが、

旅館ホテルの朝食とゴルフ場の昼食。(余計な事はどうでもいいか!)

これがレストランと各メニュー。

週替わり、月替わりランチがある。

料理長のおすすめはステーキ御膳 税込1,836円。

とんかつ御膳 税込1,728円、オムハヤシライス 税込1,620円、

天ぷら蕎麦 税込1,404円、ビーフカレー 税込1,404円と

全体的にあまり価格差がない。

(ステーキとカレーの差額 432円)。

同伴競技者が注文した週替わりランチ「カツ煮御膳」

(玉ねぎ、三つ葉、大根おろし、冷奴、フルーツ付で)税込1,728円。

私が注文したのが「五目あんかけ焼きそば」

(飲茶シューマイ、ザーサイ、スープ、デザート付で)税込1,620円。

コースはフラットなフェアウェイと

赤松や杉の大木にセパレートされた本格派の林間コース、

ここはビジターだけでも気軽にプレーできる。

コース間にはレンガと藤柵で作られた立派な休憩コーナーがある。

ピンフラッグには「Since 1959、60th Aniversary」の表示が。

60年前といったら日本で第一期ゴルフブームが起こった頃。

昭和32年に霞ヶ関C・Cで行われたカナダカップで

中村寅吉・小野光一の日本チームが優勝した頃だ。

大宮ゴルフコースで一番驚いたのは黄色いTシャツに赤い帽子を被った

年配の男性が大勢働いていたことだ。

前述した道路横断のガードマン的な人から、大木に隠れボール探し、

確認をしてくれる人など。

高齢者雇用には大変貢献しているゴルフ場だ。