お好み広場 (つけめん亭チェーン店)
さいたま市緑区中尾1317-11
TEL 048-874-7799
定休日 木曜日
営業時間 11:00~22:00


国道463号西向き車線に面して、ちょっとユニークでワクワクするグルメエリアがある。
ここを中尾発フードコートと称しているらしい。
2018-3-6付でアップした讃岐うどんの「豆だぬき」、
カフェレストランの「しらかば」などの一角に
2014年2月2日オープンした広島風お好み焼きの店「お好み広場」がある。
前店2店に比べて当店は脇役的で看板は大きいがうっかりすると通り過ぎてしまう。



店の造りはご覧のようにコンパクトでL型のカウンター席12席だけのアットホームな店だ。
目の前は鉄板で臨場感がある。
そしてよく整頓されていて清潔感がある気持ち良い店だ。



これが当店のメニュー。
お好み焼きのベースは広島風だ。
メニューのトップにある鯉城(りじょう)とは広島城の別称だとか。
スペシャルにはネギ、チーズ、シーフードがある。
又、やきそばや、オススメの一品としてとんぺい焼きなどもある。
当店は鉄板焼きの為、ステーキ焼き、広島名物・季節限定で焼牡蠣も扱っていた。
そして〆に肉野菜ラーメン(魚貝塩味or味噌)があるのには驚いた。
今回はオーソドックスなメニューを注文したが、
今日の味次第では一歩も二歩も踏み込んだものを食べに来たいとメニューを熟読して思った。
それでは当店の売れすじネギスペシャル1,000円を
目の前で見事に焼いていく工程を紹介しましょう。
具材は肉とイカ天のみのシンプルな中味だ。

お好み焼の皮はあくまで薄く、その上に魚粉(?)のような調味料的なものを均等に振りかける。

広島風の特色、野菜たっぷり、特にキャベツの千切りを山のように。

この大将(たぶん当店の責任者?)の手際は素晴らしく、
しかも丁寧で美味しいものを作ろうという気持ちが伝わってくる。
こんな目の前でじーっと見つめられ、カメラを向ける客の前での料理はさぞやりにくいだろう。
キャベツの上に豚バラ肉4枚を乗せる。

そしてこれを金属ヘラ2枚で返す。
我が家でも度々、広島風お好み焼きをやるが、
この返しは気持ちを集中してエイヤーとやらないと野菜が散らばってしまう。
簡単なようだけどこれもテクニックがいる。

次に焼そばを焼く工程。
広島風にはうどんもあるが、まだ食べたことがない。
そしてここでも調味料をかける。

焼そばの上に生卵を2個、卵焼きにして乗せる。
これは我が家とはやり方が違っていた。

なるほど、当店は皿ではなくご覧のような鉄板鍋を使っている。
これなら熱は逃げなくいつまでもアッツアツのお好み焼が楽しめる。

いよいよ完成が近づいてきた。
お好み焼の上にソースをたっぷり塗り、その上に青のりを振りかける。

そして最後にあさつきのような細いネギをこれでもかこれでもかと大量にかける。



完成です。
所要時間は約5分でした。
目の前で焼いてくれるやり方はちょっとしたエンターテイメントでとても楽しい。
尚、当店はオーダー時に申し出ればお好み焼のカットサービスもやってくれる。

卓上にはお好み焼で必須の「オタフクお好みソース」と
吹き出し口が糸状に出てくるマヨネーズがちゃんと鎮座している。





当店のユニークな所は隣のメイン食堂あるいは上のメインレストランから
焼きもののオーダーが入るとこの鉄板焼で料理を受ける。
この日もサイコロステーキとこの日のランチメニューの鉄板焼を鉄板鍋で作っていた。
チーズをかけしばらくするとチーズが溶けていき、いい香り。
これも旨そう!

冒頭に記したとおり、当店は業態の違う3店がミニフードコート的になっている為、
ご覧のように駐車場もロードサイド飲食店と思えないほど広々している。











































































































































