1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

私のピック変遷

2015年01月24日 | Weblog

このブログの記事の下の方に、「このブログの人気記事」というコーナー(?)があります。
日替わりで1位から10位までのタイトルが出るので、それを見るのを楽しみにしています。
思いがけず、ずいぶん昔の記事が入ることがある。
それを読み返し、ついでに前後の記事も見たり。
昔の自分に再会するようで、おもしろいです。
これも、自分で「何年前の何月」と決めて読むのではなく、他力本願なランキングという流れで目にするところが気に入っています。

昨日ランクインしていたのが、「かさもこ・3」のタイトル。
かさもこ、懐かしい!
ドイツピックで弾いた感じ(あるいは奏でられる音)が「かさかさもこもこ」している(と当時思っていた)ことから、命名したものです。

「かさもこ・3」を書いたのは2005年!もう10年近く前のことなんですねー。
「3」なので、その前にも「かさもこ」関係の記事があります。
どうもきっかけは、神戸の音楽祭なんだな。
それが初「かさもこ」投稿です。
この記事にはありがたいコメントがいくつもついていて、今読んでも興味深いです。

あの頃は「かさもこ」に関しては「ちょっと馴染めない」でも「気になる」という気持ちだったと思います。
「気になる」が高じて学びに行っているのが現在です。
10年後にこういうことになっているとは、あの頃の私は思ってもいなかったですね。

そんなわけで、今日の画像は私の使用ピックの変遷です。
高校でマンドリンを始めたときはべっこうピック(左の)でした。これ以外の選択肢はなかったし、他の種類があることも知らず。
大学では、部指定の白いナイロン(いやプラスチック?)ピックを成形して使っていました。
部活を辞めてからは速攻でべっこうに戻しました。

今気に入って使っているのは右のナイロンのピックです。うす茶の9番が好き。
でも現在9番が製造されていないので、ここぞという時用に温存しています。通常は8番や10番で代用しています。

白のゴムピック(画像上)は柴田先生のレッスンの時に使っています。
これを指定されているわけではありませんが、先生が使っていらっしゃるので。
せっかくですからとことんやらないと。
だいぶ慣れましたが、速いパッセージをこのピックで弾くのは苦手です。
というわけで、先日の発表会本番では川口ピックで弾きました。
ドイツピック=かさもこ、ではないということは今ではよくわかっています。
使いこなせるようになって、次回はこのピックで発表会に出たいと思っています。

べっこうのピックを一切使っていないかというとそうでもないです。
バイヴァランスXを弾く時に、片岡先生から特注のべっこうピックをいただき、使いました。
穴がふたつのピックです。
いろいろなピックで弾き比べてて、これが一番曲に合うとのアドバイスでした。

楽器はもちろん、ピックと弦もいろいろな種類があります。
自分なりのベストな組み合わせを見つける作業というのは、これからもずっと続いていくことでしょう。
先入観にとらわれず、とにかく試してみると新しい発見があると思います。


コメント
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