1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

好きこそ物の上手なれ

2005年12月22日 | Weblog
演奏会の内容によって、本番の前日の気分はだいぶ違うものです。

一緒に弾く人数。
多いほど、精神的負担は少ないです。
多くてもトップだったりソロがあったりすれば、また別なんですが。

有料か無料か。
もちろんどちらでも一所懸命演奏することに違いはありませんが、お客様の気構えは違うような気がします。
というわけで、有料(チケット表面上ではなく)のほうがプレッシャーはあります。

共演相手。
いわゆる仲間同士より、目上の人と一緒というのは緊張します。
しかも先生と一緒ともなると・・・。

以上のことから考えて、話音倶楽部という演奏会は、私の本番の中で一番きつい形態だと思います。

今日、区役所へ行ったついでにちょっと実家へ寄りました。

「早く明日の本番が終わって、楽にならないかな~」

と母に言ったら、こんなことを言われました。

「好きでやっているんでしょう?それを発表できる日なのに楽しくないの?」

確かに好きなはず(?)だけど、いろいろ心配な部分があるせいか、「楽しい」という気持ちは自分から見えないようなところへ追いやられていました。

昨日の二重奏の最後の合わせで、その「楽しい」がやっと戻ってきたんです。
今年もこうやっていつものメンバー揃って一緒に演奏できる、ということに感謝して、気分よく明日が迎えられそうな気がします。

自分がちゃんと弾けるか不安になるとき、日々の生活で演奏活動が思うようにいかないとき、「好き」という気持ちを胸に乗り越えていきたいと思います。
コメント (2)
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