テレビで、リニューアルされた東京駅を見た。創建時の姿に戻り左右の屋根がドーム状になった。赤レンガの壁に白いラインの入った優雅なクラシックな建築だ。オランダのアムステルダムの駅をモデルにしたという。ステーションホテルも改修できた。ドーム天井の裏側が見える部屋がある。通路を歩く人を上から見られる。部屋の天井は高くて4mある。シャンデリアが垂れ下がりクラシックで優雅な雰囲気だ。小説家の川端康成氏もこのホテルの部屋にこもって小説を書いたという。バーもありいろいろなクラシックなカクテルを飲むことができる。レストランも優雅で創建当時の赤レンガの壁と鉄骨が見えるようになっている。あわただしい駅の日常とかけ離れた優雅な歴史的空間を楽しむことができそうだ。
テレビで、尖閣諸島に台湾漁船40隻、監視船8隻が接近し領海に入り、日本の巡視船10隻ぐらいが追いかけて放水して撃退しているのを見た。数十隻の船が入り乱れてぐるぐる回っていた。海面は白く泡立っていた。恐れていた中国ではなく台湾から漁船団が来た。台湾の漁船団は燃料不足で出港停止していたが、中国の大せんべいメーカーがスポンサーになり燃料を入れて出港してきたという。背後には中国の支援があるようだ。中国の空母が海軍に引き渡される式典も見た。外洋に航空戦力を展開できるようになると中国はますます外洋に出てくるだろう。米国空母と対決する時代が来たようだ。
中国は尖閣諸島問題を棚上げして将来の世代が解決するだろうという考えだったが、日本の民主党野田政権が国有化したので棚上げと言っていられなくなったようだ。
中国は尖閣諸島問題を棚上げして将来の世代が解決するだろうという考えだったが、日本の民主党野田政権が国有化したので棚上げと言っていられなくなったようだ。
テレビで、インドの階段式井戸を見た。地下に向かって数百段の階段を降りていくと井戸がある。地上は45度でも地下は32度で涼しい。貴族の夏の避暑場所になっていた。王女が作った階段井戸はきれいに彫刻がほどこされた柱が並ぶ。初期のデザインはヒンズー教の模様で象のような神が彫ってあるが、後期はイスラムの王が作り幾何模様になっている。深さ50m長さ70mの宮殿が地下に埋まっているようだ。
テレビでスペインのバルセロナを見た。バギーで地中海に行く。バルセロナの街は100m四方のビルが碁盤のように整然と並んでいる。各々のブロックに食料品店があって、遠くまで買い物に行かないですむ設計になっている。有名な建築家のガウディーがデザインしたビルの建物を内部から見る。光がさまざまな形の窓から入ってくる。ガウディーが設計した巨大で奇怪な教会の内部も見る。ステンドグラスからきれいな光が降り注いでいる。完成するとセントポール寺院のようになり個性がなくなる。未完成の今のほうが個性的なデザインでいいかもしれない。内部から見たのは初めてだ。内部のほうがきれいだと感じた。
テレビで新宿歌舞伎町で暮らす20歳の女性の様子を見た。友達と二人で行動している。女性は無料の出会いカフェに行って、男性が声をかけてくるのを待つ。男性が声をかけて一緒に食事に行く。ただで食べられ、つきあい代をもらう。カラオケに行き徹夜して歌う。日が明けるとラブホテルの安い時間帯で休憩料金で部屋をとりシャワーを浴びて眠る。衣類は安い店で300円ぐらいで買い、3日着て使い捨てにする。こういう生活を繰り返しているという。住所不定でアパートがなくても暮らしていけるようだ。