放送大学でヨーロッパの化学技術の発展の話を聴いた。医学も解剖により知識が進んだ。錬金術が盛んになり、科学実験のようになった。海外から集めたワにのはく製などの珍しいものを貴族が館に展示した。顕微鏡や望遠鏡が使われるようになり、リンネが植物を分類し体系化をした。知的探究心のある人々が多くなった。ニュートンが物理学を体系化して理論化した。神の摂理を知り、国富を富ませることがいいと思っていた。重商主義と国の発展と神の摂理が一致していたという。科学技術が国を富ませていた。現代の宇宙開発や医療の研究は投資にみあうのだろうか。
放送大学でヨーロッパの海外膨張時代の話を聴いた。ヨーロッパでは1500年ごろは地中海沿岸の都市と北ドイツのハンザ同盟都市の交易しかなかった。世界を見るとアジアのほうが栄えて文明も進んでいた。ヨーロッパは世界の果ての貧乏な地域にすぎなかったが、まずスペインが中南米に進出して砂糖や金をとってきた。ポルトガルもブラジルからコーヒ―をとり、インドネシアからこしょうをとってきた。オランダがポルトガルにとってかわってインドネシアの物産をとった。イングランドも羊毛をベルギーに輸出して衣類にしてヨーロッパで売る程度だったが、北米に進出し、アフリカから奴隷を北米に運び、北米の物産をとってきた。さらにインドにも進出して、さらさ綿布をとってきたという。大航海時代になってヨーロッパが世界中の富を集めて世界を支配したようだ。