熱中症で体調を崩した老母が死にそうになり、救急車を呼んだ。救助隊員が受け入れ病院を探してくれた。5箇所電話して1箇所だけ受け入れてくれた。サイレンを鳴らして病院まで走った。車内ではサイレンはうるさいほどではない。トイレ付きの部屋のベッドにミイラのような姿で老母が横たわった。点滴して栄養補給をして元気が戻ってきた。翌日には帰宅するといって暴れた。家では介護できないし、体力がつくまで入院しているほうがいいので預かってもらった。入院用品を集めて運んだ。手術用の一泊18900円の部屋なので長くはいられない。次の介護施設を探すために市役所の福祉課で介護認定の申し込みをした。弟と二人で手続きするのでどちらが申込者になるか迷ってしまう。請求書はこちらにきそうでお金も心配だ。
テレビでボランティアのやり方をレポートしていた。陸前高田のボランティアセンターはプレハブの建物で、朝8時半に開く受付に行って申込書に登録し、仕事を割り振るマッチングを受け、ボランティアのワッペンをもらい、スコップや土嚢などの道具を借りる。被災地の作業現場はガラスが割れていたり釘が出ているところが多いので靴の中敷を借りる。2人で組んで明るいうちに作業して、午後3時に終了する。泊まるところや、食事は自分で用意する。3人以上のグループで申し込んでほしい。他人の土地に入るので遠慮して作業することが必要だという。ボランティアの仕組みができているようだ。
テレビで、東日本大震災の大津波で店を流された人が、料理のできるキッチンカー「はまゆり」を使って仕事を再開したという。被災地に行ってそぼろ肉弁当を500円で販売している。1時間で40食売れて完売した。もう一台のキッチンカーと並んで飲食業を再開した。車でコンビニもできるし、キャンピングカーでシャワーを浴びたりくつろいだり泊まったりできるだろう。再建計画ができていないので土地に固定した店舗は置けない。車を移動店舗として使うのはいいことだろう。
テレビで今年の上半期のヒット商品を紹介していた。省エネやサバイバル関係が多い。食事を自炊して外食を減らす人が多いので、ゴマリッチというふりかけがヒットしている。酒は白いソウルマッコリが人気だ。家で飲む人が多いという。映画では海賊のパイレーツオブカリビアン、漫画はワンピース。写真は高画質デジカメ。靴底が不安定で運動になるリーボック。タレントはAKB48が総選挙で注目を集めた。駅上デパートも増えて、大阪駅に三越ができ、福岡の駅ビルに阪急デパートができた。クールビズの涼しいボディークーラー下着や衣類も売れた。サマータイムで退社時間が1時間早くなり4時から飲める居酒屋がオープンした。節電のためにすだれや扇風機、LED照明が売れている。節約時代に対応して売れるものがある。
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会社にいる弟から午前11時ごろに電話があり、老母の具合が悪そうだったので見てきてほしいという。老母の家に行くとベッドに横たわって、水がほしい、バケツに入れて持ってきてという。とりあえず小型のペットボトルを持っていって飲ませて、洗面器に水を入れて持っていった。熱中症のようだ。戸を開けて外の風を入れると涼しくなってきた。バナナとビスケットをもってきて食べさせた。救急車を呼ぶかどうか考えた。弟に電話して状況を伝えた。バナナを食べたので少し元気になったかと思って様子を見ることにした。エアコンがある部屋に移そうかと思い、食堂のテーブルを移動してスペースを作った。母はぐったり寝ているので移動できそうもない。テレビをつけて時間を過ごした。午後6時30分ごろに弟が帰ってきて母の様子を見る役を交代した。熱中症も命にかかわることだ。夏が心配だ。