お中元の時期になった。デパートに行って毎年恒例の贈り先に贈る。いい品物があるので自分にも贈る。お中元先も絞り込んで少なくする。デパートに出かけると、節約しなければならないのに妻の衣類をあれこれ買ってしまう。欲しい物を買った喜びとお金の減った悲しみが混ざり合う。ふところと背中が寂しくなる。帰りのマイクロバスで渋谷の町を通った。ネオンや看板の光はあるが道路が暗くて人の顔も見えない。放射能の舞う暗黒の街になったと実感した。
テレビで、外食チェーン店が海外に進出しているという。餃子の王将は中国に進出したが、普段は水餃子を食べる風習で、焼き餃子は残り物を焼きなおしたと思われて人気が出なかった。カレーのココ一番屋はタイに進出した。タイカレーは屋台で食べてココナツ味だが、ココ一番屋のカレーは日本と同じ味で、落ち着いたモダンなカフェ風のインテリアで高級感を出し、おしゃれな若い女性の人気を得た。現地の風習と客層の分析が必要だろう。
テレビで、国民健康保険は市町村が運営しているが、赤字のところが多いという。サラリーマンが定年になると国民年金に変わる。高齢化で病気の人が多く治療費がかかり赤字が増える。収入の少ない年金生活では節約しなければならない。特許が切れたジェネリックの安い薬に変えるといい。生活習慣病が増えているので運動や食事を適切にして健康を保たないと国民健保の赤字が増えるという。
放送大学で国際移動の話を聴いた。1980年代後半から日本に外国人労働者が多数流入してきた。これは世界的な状況だという。労働者、労働者の家族、研究、教育、研修、迫害や戦争の危険を逃れてくる人もいる。難民はジュネーブ難民条約で本国では迫害のおそれがある人だという。家族が一緒に生活することは人権として国際条約で承認されている。日本やドイツは移民国ではない。米国やカナダは移民でできた国である。ブラジル人が2005年で30万人在日して労働力になっている。浜松市はブラジル人が多い。外国人の権利として選挙権を与えるか議論されている。
テレビで子育てのマネープランの話を見た。一年間で幼稚園で23万円、小学校で30万円、中学校で48万円、高校で52万円の学費がかかるという。幼稚園から高校まで公立校で合計550万円、私立校で1600万円かかる。習い事を節約し、保険をやめて貯蓄にしたほうがいいという。