ルネッサンス。中世のキリスト教の支配から、人間性を回復した。ミケランジェロやダビンチが活躍。

放送大学でルネッサンスの話を見た。ヨーロッパの歴史でルネッサンスは古典のギリシャ・ローマの再生という意味で、人間の生命力を発揮するものだった。中世のキリスト教の支配から自由になって、人間性を発揮した。オランダに発生して１２世紀のイタリアの都市国家で頂点に達した。ミケランジェロやダビンチが彫刻や絵画、建築で活躍した。メディチ家がパトロンになった。ルネッサンスが日本にも必要なようだ。

米西戦争で米国はカリブ海とフィリピンを占領。ハワイも併合。「自由」を世界に広める。

放送大学でアメリカの歴史を見た。アメリカは米西戦争でスペインと戦争してカリブ海とフィリピンを勝ち取った。１８９８年にはハワイを併合した。西部開拓の精神で弱肉強食で侵攻していった。劣った国を文明化してやったと考えた。米国流の「正義」と「自由」を他国にも広げるという理念で侵攻していった。現在でも同じ考えで、アフガニスタンや、イラクに侵攻しているようだ。イスラム原理主義テロを指揮したビンラディンを殺害した作戦を、西部開拓時代のインディアンの反米酋長の名にちなんでジェロニモ作戦と名ずけた。

リストラや倒産で生活保護を受ける人が増えている。大阪市の支出の１７％を占める。

テレビで、生活保護を受ける人が増えているという。自民党の小泉政権の政策のためか失業者が増えて、平成７年から生活保護を受ける人が増加して、最近は２００万人を超えたという。３０代の働ける世代の受給者が増えている。生活保護費は月１２３０００円ぐらいで、アパート代や携帯電話代でなくなる。自動工場に勤務していた人が不況で首になり、スーツも使えないという。仕事と住居を同時に失ってしまう。払う側の大阪市では生活保護費の支給額が２９００億円になり、市の支出の１７％に達している。生活保護制度の見直しが必要だという。
憲法で最低限度の文化的生活をすることを国民に保証しているが、どれほどのものだろうか。

菅首相の不信任案否決。一定のめどがついたら辞任と語り信任された。

テレビで、国会で自民党と公明党などが提出した菅首相不信任案が否決されるのを見た。朝までは小沢氏が民主党内の菅首相不信任者を多数集めて、菅首相不信任案が通りそうだったが、鳩山氏が菅首相と朝に会談し、昼の総会で菅首相が一定のめどがついたら辞任すると語り、菅首相を信任する議員が増え逆転した。不況や震災や原発の大問題に取り組んでいる最中に不信任案が出されて、首相が代えられそうだった。政治空白が生じて対策が遅れる。
政治家は国会で政治闘争ばかりしていて、社会問題に対応していないようだ。国民は菅内閣は支持しないが、菅首相が突然やめさせられるのも困ると思っている。
鳩山氏は一定のめどとは６月末ぐらいをイメージしているというが、菅首相は文書に署名しなかった。菅首相は一定のめどとは第二次補正予算を組み、原発を停止させることだという。来年の一月になる。原発対応が終わるのは３０年後だというからいつまでかかるか分からない。いつやめるか分からない首相では重大な約束をする外交ができないという。