スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

1000円ワイン通信 ~ディステル ネダバーグ ピノタージュ 2008

2010年11月15日 | 料理/グルメ
南アフリカ?と、いつものワインショップの店長に聞き返してしまったけど、「美味しいです。」と太鼓判を押すのもだから、そのうち飲んでみようと思い、今年買い置きしてしてあったワイン「ディステルネダバーグ ピノタージュ 2008」をいただきました。今年はサッカーのワールドカップが南アフリカで開催されたので、南アフリカのワインを飲みながら観戦してもらおうと狙ってお店が仕入れたワインなんでしょう。ということなら売れ残ったのかな。季節も変わり、この時期になると赤ワインは、特別冷やさなくても飲み頃の温度になっています。最近、ソムリエナイフを新調したのでコルク栓を開けるのも楽しいイベントになりました。それで南アフリカ産のワインのことですが、初めて飲んだので恐る恐るでした。購入価格は1380円。1000円そこそこのワインです。何の前振りもなくこのワインを口にしました。それでもピノタージュという言葉からしてピノノワール種の葡萄と関係があるのだろうとは思っていました。コルク栓を抜いてすぐ感じるのは、独特な香りです。こんな香りのするワインは初めてですね。何と言いいますかピノノワールに近い上品さを感じました。口当たりは軽く飲み易いことも評価できるポイントです。一言で語るならマイルドなピノ。タンニンも苦味も酸味も抑えられていて、尖った所がありません。苦味が余韻として残るところと、蔓なのかどうか分かりませんが樹木の匂いのような香りが鼻を刺激してきます。ピノノワールとは明らかに違いますが、気品が似ています、テイストがよく似ています。調べてみたらやっぱりピノタージュとはピノノワールの交配種でした。南アフリカの固有種とされています。なるほど。地域に合った個性的な品種ということになりますね。ボディは軽めなので1000円ワインらしい味わいですが、気軽に飲むならこれで十分です。クリーム系のチーズとの相性ならいいと思います。いいワインですね。南アフリカも品質がいいと聞いています。こんな値段でもいけるワインがあるのを勉強させていただきました。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする