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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

オープンウォーター炬燵水練記 46

2013年04月30日 | スポーツ
日が長くなりました。仕事の帰り道にプールへ向かうと空は暗くなっていましたが、ようやく明るくなりました。でも今年のGWは寒いと思いませんか?北海道は雪が降っています。すっかり新緑の季節なのに。さて、雨が止んで傘の心配はいらなくなりました。連休明けでも定休日ではないので千種スポーツセンターで練習しました。夜の時間帯の教室もなかったし、やって来るスイマーはそれなりに心得のある人ばかりでトレーニングには良い環境です。メニューのことですが、3000Mのレースに出るためにどれだけの練習量が必要なのかよくわからないので、昨年と同じかそれ以上の距離を泳げば良いのかなと感じています。4月度はすでに5100Mの練習量を消化しました。30日の分を足して月間で6000M以上にはしておきたいので1000M以上は泳ぐつもりでした。プールサイドに出ると10日ぶりで身体が少し硬くなっている気がします。ストレッチをしっかりやりました。まずスイムで500M。500Mという距離は長いとは思わなくなりました。休憩があるので早めにプールから上がって再度ストレッチを始め、休憩が終了したらすぐ練習を再開しました。まずハードスイムで500M。キックを強く打って500Mを泳ぎ続けるのは少々不安ではありました。しかし案ずるより産むが易しでやってみると苦もなく泳ぎ切ることができました。ラスト25Mだってスパートをかけることができました。これは自信につながります。タイムを計ってなかったのが悔やまれますね。苦もなくと書いてしまいましたが、実際には息切れはしています。最後はイージースイムで500M。クールダウンの代わりみたいなものです。合計500M3本で1500Mで終了しました。3つのペースパターンで泳ぐ練習はレースの時に役に立ちそうです。ハードスイムのペースを続けて3000Mは無理だと思いました。500Mの6倍の距離を想像するととてもとても。じゃあイージーのペースではどうか?これはちょっと遅過ぎると思っています。そうなると普段のスイムのペースなら3000Mを泳ぐことはできるのか?と論理的な結論を導き出すことになります。そのスイムのペースを維持したり向上させるのがトレーニングなんでしょうね。最後はスタミナの勝負。よく食べることも忘れずに。
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自宅でバルを開く

2013年04月29日 | 料理/グルメ
休日の朝、目覚めると家には誰もいない。推理小説の始まりみたい・・・ではなく、妻は仕事へ、上の娘は彼とデート、下の娘はクラブの試合。寝坊すれば当然の帰依で特に珍しい現象ではありません。そこで本日の時間の潰し方ですが、スペイン産のワインを飲むことにしました。「グラディウム・クリアンサ・テンプラニーニョ 2009」はちょうど1000円くらいで購入できる最強のデイリーワインでしたね。今年一番のコストパフォーマンスワインと言って良いでしょう。スペイン産のワインを飲むならスペイン料理が合うはず。流行のバルへ出かけなくても自宅でバルを開業すればいいじゃないかと食材を買い出しに行きました。調味料や野菜はほとんど揃っていました。鶏肉も冷蔵庫で見つけたので、アサリとエビとパプリカだけ購入し、お昼から音楽を聴きながら二時間かけて調理をしました。スペインの人たちは、週末にゆっくり時間をかけてランチを食べる習慣があるそうですが真似てみようと思います。料理も簡単なもので手に入り易いものだけで作ってみました。絶対に必要だと思ったのはトリディージャでした。スパニッシュオムレツのことですね。オニオンとジャガ芋だけのシンプルな具をエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルで焼き上げます。これが美味い。パプリカは赤と黄をオーブンで焼いてからカットして、煮汁と白ワインと白ワインビネガーとエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを足して一度煮込んでから冷ましマリネにしました。これもシンプルだけどいい味がでます。海産物の料理は旬のアサリとバナメイエビにしました。最近エビをバラ売りしてくれるの助かります。下ごしらえをしっかりやっておいて、トマトソースで煮込んでみました。ソースはオニオンのみじん切りとニンニクをソテーしてトマト缶と一緒に煮込んで作りました。使用したハーブはタイム、オレガノ、ローリエ、バジル、ローズマリー。アサリとエビの焼き汁も混ぜて煮込むとお店で出せるくらいの味になりました。鶏のムネ肉は脂身と取り去りニンニクと一緒にソテーしてローズマリーを使ったシンプルな香草焼きに仕上げてみました。天気も良いし風も穏やかだったのでバルコニーにテーブルとパラソルを出して夕方になるまでゆっくりといただきました。飲み応え十分のワインが料理を引き立ててくれたのでとても幸せな気分です。仕入れ、調理、セッティング、給仕、客まで全部一人でやる自宅バル。誰もいない一日と太陽がなくてはできません。何か文句ありますか?



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自作のRCAケーブル

2013年04月27日 | アイテム
JR秋葉原駅電気街口の改札を通り抜け、途中オヤイデ電気をやり過ごして真っすぐ秋月電子へ向かって歩きます。ここは平日にも関わらす店舗の前に開店を待つお客が道路にたむろするほど人気の電子パーツ屋さんです。目的はRCAプラグRP-1020Nを購入することです。素早く店内を見渡し、型番を確認して赤2個と白2個を買いました。3C2V(通称さんしー)の同軸でRCAケーブルが自作できると知ってからは、早く作ってみたくてしょうがありませんでした。一個150円のプラグを4個買っても600円。使わなくなった同軸ケーブルなら探せばあるだろうと思ったら、案の定3C2Vが一本だけ手元にあったので半分に切って再利用することにしました。実質600円の投資でRCAケーブルが2本手に入るのです。ショップの人にモンスターを使わなくても4000円から5000円くらいの価格の物でも十分効果がありますよと勧めらましたが、万単位のモンスターや有名メーカーの数千円のものを買わなくてもよいのです。え?何の話か分かりませんって?すいません。勝手に暴走しました。順を追って説明します。オーディオの音を改善するには、より高級な機器に買い替えれば済みますが、ケチな僕としてはチープな方法で音質を上げたいのです。音質改善の第一歩としてケーブルをグレードアップすると安く済むので人気があります。スピーカーケーブルは試してみて、それなりに効果があると感じました。最近、CDプレイヤーからアンプにつなぐアナログのRCAケーブルも交換すると効果があると前述の助言を受けましたが、5000円から数万円の投資をしようかどうか迷っていたところです。そこへRCAケーブルを自作する方法があるということを教えてくれる人がいて、調べた結果、秋月電子が販売するプラグと同軸ケーブルの組み合わせに行き着いたのです。同軸ケーブルの線処理はFM放送のアンテナを使い出した十代の頃から手に馴染んだ作業だったので、僕でもやれそうだと思ったのです。半田こても必要ですが、大して難しいこともなさそうです。実際、何とかなりました。RCAプラグRP-1020Nは、重量感があるしシールドを保ったまま金具と接触できるギミックなので音声信号を余すことなくアンプに送り込めそうです。早速、CDを鳴らしてみました。ありえない。ということはありえない。現象にはすべて理由がある。スピーカーの接続をバイワイヤにしたり、ウッドキューブの下にインシュレーターを足したりしたこともあって音は格段に良くなりました。バイワイヤ接続で解像度が上がり、クリアになったかと思えば、自作のRCAケーブルの効果は、よりエネルギッシュな音に生まれ変わった感じがします。重低音は重さが増し、管楽器は伸びが出てリアリティが豊かになったようです。んー。実に興味深い。
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京都 饂飩蕎麦 一休

2013年04月24日 | 料理/グルメ
今日は一日中雨。寒くもなく暑くもないので春らしい雨でした。花粉も雨で濡れ落ちて鼻の調子も良くなりました。朝から京都へ出張してお昼は名神南インターの近辺でとることになったので、久しぶりに一休へ行きました。何年ぶりだろう?ここしばらく足が遠のいていました。株価の上昇と急激な円安で経済の明るい兆しが見えてきたと報じるメディアのニュースは見聞きしますが、実感がないのは僕も同じ。そのうちいいことあるだろうくらいに考えています。春の雨なら少々降られても平気なように。ところで一休は足掛け何年来ているのだろうと数えると・・・大変な数字に・・・お店の店員も皆歳を取ったなあと思わざるを得ません。(自分も同じように老けたんでしょうが。)さて、相変わらず昼時はお客の数が多かったです。トッピングのメニューが豊富でいろいろ悩むことになりますが、決まって狐きんびらを注文することが多かった僕です。このお店のおつゆは甘くて薄口なので、きんぴらごぼうのピリ辛感と厚みのある揚げを同時にいただくと、何とも言えないコントラストが生まれて、うどんを何倍も楽しむことができます。しかし、なんだか別のものを食してみたい気分が大きくてあれこれ決めかねていたら、「本日のセットメニュー きざみ山菜うどん 肉じゃが ごはん」(780円)という手書きのホワイトボードを見つけてしまい、何となくそれにしました。出てきた料理は想像通りのものでした。うどん屋さんで、さっぱりとしたきざみの揚げと甘い一枚揚げ(甘狐)を選べるのが京風です。ちなみにこのお店には狸はいません。山菜は酸味があるのでいつもの甘辛ではなく、爽やかな風味のうどんに仕上がっていました。これはこれでいいよなあ。うどんはこのお店の自慢の手打ち。いつもながらモチモチとした食感は健在でした。讃岐とは違って艶と強烈なコシはないけれど、これはこれで美味しいと僕は思っています。肉じゃがもあっさりして薄味でした。食べながら感じたことは、ここへ来るお客の層は年齢が高いような気がしますね。恐らく昔から通い詰めた人がほとんどなんでしょう。今回久しぶりにやって来て懐かしいと思っちゃったけど、そう思うのはまだ早いかな。



住所 京都市伏見区中島前山町72
電話 075-602-9612
場所
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スローミュージック SELECTION Vo.98

2013年04月21日 | スローミュージック
DIAL"S"FOR SONNY/SONNY CLARK

古いレコードを聴きたくなったのは、このアルバム「DIAL"S"FOR SONNY」を買ったお店、エバーグリーンハウスの店主の同級生の方からメールで連絡があったからです。そもそも購入のきっかけはエバーグリーンハウスをたたむ時に店主の中島さんに最後の一枚記念にお勧めを買うと切り出したら、「Cool Struttin」はあまりに有名で知っていると思うけど、これも同じくらいいいアルバムだと紹介してくれたのです。何度も取り上げたいと思いながらやり過ごしてきた作品でした。1957年に録音されたジャズなので「Cool Struttin」の少し前になります。ソニー・クラークに多大な思い入れがある人は、きっと全盛時のジャズ喫茶入り浸りJBLのスピーカーとマッキントッシュのアンプリファイアーを愛しているでしょう。日本では人気がありますが、母国アメリカでは知名度が低いことでも有名です。調べて分かりましたが、ソニー・クラークはヘロイン中毒者で、わずか32歳で他界しています。ケニー・ドリューの後任、ダイナ・ワシントンの歌伴など務めることもあり、ブルーノートと契約して数々のレコーディングに参加することから早くから才能は認められていたものの、薬物のことでキャバレー・カードが発行してもらえず、ライブ活動よりスタジオ・レコーディングに活躍の場を求めたジャズマンだったようです。僕が好きなピアノリーダーのモダンジャズなら、オスカー・ピーターソン、ビル・エヴァンス、ジョン・ルイス・・・と枚挙に暇がありませんがソニー・クラークも良いピアニストだと思います。このアルバムはソニー・クラークのセンスの良いピアノにウイルバー・ウエアのベース、ルイス・ヘイズのドラムスといったトリオとアート・ファーマーのトランペット、ハンク・モブレーのテナー、カーティス・フィルターのトロンボーンの三管を組み合わせたブルーノートお得意の構成で、ジャズの王道と言ってはなんですが、聴き易くてジャズらしいジャズだなあと思って聴いていました。誰かが目立つこともなく、かといって没個性でつまらないなんてこともありません。50年代のジャズは僕に縁があるようで、このアルバムも当たりでした。しかし、プロデューサーのアルフレッド・ライオンには脱帽しますね。企画力で成功した感じがします。4曲目の「Sonny's Mood」がお気に入り。ブラボー。

ダイヤル・S・フォー・ソニー
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オープンウォーター炬燵水練記 45

2013年04月20日 | スポーツ
オープンウォーターのレースでは競技の距離より長い距離を泳ぐことになります。それは何故かというと距離の計測がいい加減だからです。じゃない。潮流があるからです。(でもやっぱり計測はかなりアバウトな気がしますが。)潮流は海の中にある川のようなもので、勝手にどこかへ流されるので結果的に最短コースを泳ぐことができないのです。それにいくらヘッドアップをしてもコースから外れてしまうこともあるので厳密に競技コースを無駄なく泳ぐことは事実上不可能です。オープンウォータースイミングというスポーツはそういうものです。自然の中に飛び込むのですから、プールとは違うのです。それならば、余分に泳げるだけの泳力をつけなくてはいけないと思うわけです。先日のゴルフで筋肉痛が残っていて中二日空けての練習になりました。場所はエコハウス138です。空はどんよりしています。黄砂で汚れた車を予約までしてディーラーで撥水洗車したばかりだというのに夕方から雨が降ってきました。やれやれ。遅い時間だったためにスイマーは少なく練習はマイペースで泳げました。ここのプールは水深が浅めなので気分が乗り辛いところもありますけど、健康ランドのような側面を持つ施設なので水泳教室がありません。だからコースは確保し易いです。ハードな練習は避けて、とりあえずイージーで500Mを泳いでいたら、400Mで休憩時間に入ってしまいました。(忘れていた。ここは50分で休憩だった!)しかたなくアップは400Mにして、スイム500Mを2本を、レストタイムかっきり1分で泳ぎ、その後プル25Mを4本、ダウン200Mの合計1700Mで終了しました。スイムの2本目はラスト50Mでキックをフルに蹴ってスパートをかけてみました。多少筋肉の張りがあちこちあるものの、許容範囲の筋肉痛なので故障には至らないでしょう。腕の掻きはオーストラリアンスタイルを意識しました。肘は伸ばさずプルは身体の内側ではなく、なるべく横で掻き、リカバリーは小さくコンパクトにまとめるフォームです。500Mを2本ならペースを保つ感覚があります。3本でも大丈夫かな。さて、3000Mならどうなんでしょう?苦しくないように泳げば3000Mも恐くありません。この調子でいいかな。

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中津川 明智ゴルフ倶楽部ひるかわゴルフ場 ~春の目覚め

2013年04月17日 | スポーツ
今年はすっかりご無沙汰のゴルフです。寒かった。嵐だった。黄砂が振ってる。花粉症だ。とまあ言い訳いっぱい。ゴルフは天候に左右され易いスポーツなのです。今日は雨も降らず、風も穏やかでゴルフをするにはちょうど良いコンディションでした。曇りで日差しも邪魔じゃなかったです。明智ゴルフ倶楽部ひるかわゴルフ場は以前に行ったことがあるゴルフ場です。住所は中津川ですが恵那峡に近く、恵那山の眺望が楽しめるロケーションです。数ヶ月ゴルフクラブを握ってなかったので少々不安でした。ですが、そのために欲がなかったので、今日はいつもより楽しめたような気がします。ここは東コース、中コース、西コースの27ホールあって、その中で2つ組み合わせて18ホールにします。午前中が東で午後が中でした。どちらも山岳のゴルフ場らしく、アップダウンが随所に現われ、フェアウエイのアンジュレーションとともに狙ったところに打球が飛んでくれない難しさがあります。距離が長いわけではありませんが、決して甘いコースではありません。最初の数ホールは、当たりが悪くて苦労しました。普段練習もしないし、朝の打ち込みもしなかったので当然です。でも気付きがありました。スタンスです。僕は体重移動でずっと悩んでいました。右足から左足にスムースに移動しないので意地になっていたようです。いつの間にかスタンスで右足に体重を強くかけてしまう癖が付いていました。だから左右のバランスが悪かったのす。均等、もしくは左足に体重を載せて打ってみたら、ボールの上を叩くことがなくなりました。これだけでも収穫です。今日はもう一つあります。ヘッドのぶれです。アプローチの時、ボールから目を離すタイミングが早いので、ほんのちょっと遅らせるだけで安定するのです。要はヘッドアップですね。疲れてくるとどうしても雑になってボールから目が離れます。ここを我慢できるかどうかでアイアンのショットは違います。スコアはまとまりませんでしたが、基本を忘れてしまって泥沼に捕われていた自分にやっと気付くことができたので目覚めのラウンドになりました。スコアがまとまらなかったのは傾斜がある場合のショットが多かったこと。バンカーに入れ過ぎたこと。広いグリーンだったので寄せることまで気が回らなかったこと。でしょうか。パターには泣かせれました。
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横浜 港北天然温泉 スパガーディッシュ

2013年04月16日 | 温泉
温泉に求めるものは、安らぎであり、くつろぎであり、ゆっくりできることです。そのために僕が重要視しているのは、湯、佇まい、眺めなどです。秘湯と呼ばれる人が立ち寄らないひっそりとした場所で尚かつ素晴らしい湯と落ち着ける佇まいとサービスが受けられるなら最高ですが、高級温泉旅館か会員制のリゾートホテルに宿泊するしか方法はありません。まあ、そのうち行ってやると強がり吐いていますがいつになることやら・・・。人のいないところへ行くには時間とお金がかかります。お湯が良いところは大抵人気の温泉地ですから、わざわざ出かけなくてはなりません。都市部の温泉は佇まいが期待できません。横浜市都築区は地下鉄ブルーラインとグリーンラインが交差する最近開発された街です。新横浜駅からも遠く離れていないのでアクセスは良い環境です。センター北駅とセンター南駅の間に「港北みなも」という大型総合商業施設があり、その中に日帰り専門の天然温泉があります。この辺りは若いアスファルト道路の隙間に高層マンションや商業施設や企業のビルなど建ち並んで近代化されていますが、山を削った跡のような風景が残っているために、かつては狐、狸、猪が走り回っていたのだろうと思ったりします。ビルの中にあり、造りがスーパー銭湯なので佇まいうんぬんを述べる気も起こりません。もちろん眺めもありません。じゃあ何が良いかと言えば、ずばり湯です。天然温泉?と少し疑っていましたが、正真正銘の掛け流しナトリウム塩化物泉で、地下1500M以上の深さから掘り出す42度C以上の湯です。三浦半島から東京にかけて地下から湧き出すあの黄色がかった湯でした。入ってすぐ感じるのは濃厚なタッチ。軟弱な温泉ではないですね。各種バリーションのある湯船も用意されていますが、炭酸風呂が一番好きです。最近増えましたね。ここは人工の炭酸泉で天然温泉に高濃度の炭酸を加えたものです。少し温度が低いので一度入ると抜け出しにくいんですよねえ。身体が温まります。それと関東では珍しくない寝湯も楽しみました。思わず寝ちゃう。石の上に仰向けで寝てるのに痛くなどころか気持ちいいから不思議です。頭から足に向かって湯が流れているだけなのに寒くならないし。入泉料1200円は高いのか安いのか。お客の入りは良いので人気があるみたいです。ロッカーではスーツに着替える人を多く見かけました。きっと出張族だ。

港北温泉 スパ・ガーデッシュ 公式サイト
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牛ロースの細切り野菜入り パプリカクリームソース ~白身魚のグラタン ライス添え

2013年04月13日 | 料理/グルメ
肌寒い風がまだ残るというのに桜の花はとっくに散ってしまいました。でも春たけなわの今日は天気は良かったです。古田祐二氏の指導によるフランス料理教室では、新しく参加される人を招き賑やかな雰囲気の中、調理を楽しみました。古田シェフのお題はこの二品。「牛ロースの細切り野菜入り パプリカクリームソース」「白身魚のグラタン ライス添え」です。パプリカは香辛料のパプリカです。赤ピーマンや黄ピーマンをパプリカと呼ぶこともあるのでややこしいです。僕、個人としては若い頃、香辛料であるパプリカパウダーを使った焼きピラフをよく作りました。赤く色付いて華やかなイメージになります。今日のメニューでも着色が目的ですが、やり過ぎないように気を付けることがポイントです。牛ロース肉は短冊にカットしてオイルバターでソテーします。オニオンをペーザンヌにカットしてバターソテーしたものを牛肉と一緒に鍋に入れ、赤ワインで蒸してアルコールを飛ばします。余分な水分があれば取り出して煮詰め直して戻すと旨味を凝縮することができます。生クリームとパプリカパウダーを入れてしばらく煮込み、十分火が通ったら塩・コショーとバターモンテで味を調えます。野菜は別に調理して盛り付ける前に一緒にします。ニンジンとジャガ芋はコンカッセにカットして塩茹でします。シメジはオイルバターでソテーし、インゲンは適当にカットしてオイルバターでソテーします。付け合せにはアンティチョークを添えました。赤みのかかったクリームソースと合わせて豪華なメニューになりました。白身魚のグラタンは、イトヨリの切り身を使いホワイトソースをかけるものでオーブンで焼き上げるタイプではありません。まず、イトヨリの切り身に塩・コショーをしてフライパンを使いオイルバターでポワレします。ホワイトソースは湧かしたミルクの中にブルマニエを入れてルゥにしてから、濾し器に通し滑らかにします。小エビをぶつ切りにして白ワインで蒸したものを煮汁ごと足して、更にフェメ・ド・ポワソン(今回はドライを水で戻して使用)を加えて煮詰め、最後に塩・コショーとバターモンテで味を調えて完成です。ライスは米をホールコーンと一緒に炊いて、赤ピーマンと黄ピーマンをバターソテーしたものと混ぜ合わせます。盛り付けはライスをベースにイトヨリを上に載せてホワイトソースをかけます。最後にバーナーで焦げ目をつけてみました。グラタンらしくなったでしょ。

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大津 建部大社

2013年04月12日 | 文化/歴史/技術
一宮巡りは急ぐことなく行ける時に行けば良いと思っているので、近場でありながら見過ごしてる神社もあります。滋賀県は近江の国の一宮は建部大社です。出張ついでにちょっと寄ってみました。滋賀県は地理的な側面を考えると京都に近いことから歴史の痕跡は幾多余るものがあります。中世の歴史舞台としては多くの人の脳裏に焼き付けられ過ぎてしまい焦げ付くほどではないでしょうか。しかし、紐を解くと古代の日本史にも貢献できる資材はたっぷりとあるようです。でも地味なんですよねえ。そこが良いと言えばそうですが。建部大社ってどこだっけ?地図では国道一号線から遠くないし、市街地の中です。着いてみると周辺の道は狭く曲がりくねっています。しかも住所が神領というからに古くから鎮座する神様を祀っている感じがします。本殿にヤマトタケルノミコト、権殿(ごんでん)にオオムナチノミコトが祀られいています。この権殿は珍しいですね。本殿の隣に同じ造りの社があるのです。神門をくぐり目の前に拝殿があります。ちょうど宮参りの祈祷をしている最中でした。基本的な構成は格式高いものを感じる良い神社ですが、何ぶんコンパクトなところが意表を突かれました。すべてが小さいです。境内は鎮守の杜を別にして専用面積だけ見るとサッカーコート一面分くらいです。そこに一揃いのもがレイアウトされています。池と橋まであります。末社・摂社も数多く、縁結びの大野神社をはじめ稲荷神社の他いろいろとあります。御神木の三本杉も目立つところにあります。何と表現したら良いのか神様が密集していて、ここへ来れば大抵のご利益に授かるので便利と言えば便利な神社だと思います。大社と言われるからには大きな敷地を想像しましたが、その意味では真逆です。格式はこの辺りでは非常に高いのでしょう。もう一つ驚いたのは本殿にも手を合わせることができることです。拝殿があり、そこで十分参拝が可能な造りになっているのに拝殿の裏に回り込んでみると本殿の前にも上がることができます。更に賽銭箱に銭を投入して鈴も鳴らせます。どっちで手を合わせるのか悩むところですが、どっちも拝んできました。時間がなかったので短い滞在時間になりましたけど、来てみて良かったです。ここには謎がいっぱい。
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