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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

横浜 永楽湯

2015年08月21日 | 温泉
猛暑が少し和らいだような気がします。でも、まだまだ夏ですけど。しばらく外を歩いてから立ち止まると汗がこぼれます。横浜にやって来てもそれは同じです。曇り空の今日は、夕方になると少し涼しい風が吹いていました。少し時間があるので、汗を流しに銭湯へ出かけてきました。関内の近くにホテルをとったので、そこから歩いていける場所に温泉がある銭湯を見つけたのです。横浜は大好きな街の一つです。特に根岸線沿いの桜木町、関内、石川町と続く界隈は何度も足を運んでいる場所です。地元の人が通う銭湯があるのは不思議ではありませんし、温泉湯のある銭湯だって珍しくないのですが、横浜の繁華街にあるなんて想像していませんでした。きっと人情風呂に違いありません。暑い日に入るのもいいかも知れないと思って徒歩で向かいました。場所は地下鉄伊勢佐木町駅付近ですが、歓楽街の方ではなく、反対側の住宅地の中にあります。昼間なので気になることはありませんが、夜は近寄り難いところではあります。横浜は港側が観光地なので賑やかしい反面、山側は昔から住む人を含めて生活感のある地域ですね。レトロなタイル張りの外観の永楽湯は、入泉料470円で入れる下町の銭湯です。隣はコインランドリー、入口中央にタバコの自動販売機が置いてあり、地域密着タイプです。番台にはいくつか分からないお婆ちゃんが座り、天井が高くて広く、脱衣場を見渡すと古いマッサージチェアがあったりしてまるで時間が止まったような風景です。もちろん、お客も高齢者のみです。思いっきり入れ墨したお爺ちゃんがいましたが、昔堅気な人なんでしょうか。この銭湯には似合い過ぎです、風情といってもいいでしょう。白湯はバイブラ湯と超音波湯の二つ。熱くて入れません。温泉は、三浦半島から関東平野にまたがる例の黒湯でした。真っ黒!黒過ぎるでしょ!こちらも熱くて入れません。温度計を見ると、適温帯の上限ギリギリ47度C付近です。馬鹿な!江戸っ子だってびっくりします。しかも、ゆっくり浸かる人は誰もいません。チョロっと入っておしまい。誰も口を開かないので不気味です。僕は熱いの駄目だから膝から下までで限界でした。もちろん真っ赤っかになりました。隣の女湯はお婆ちゃん達の元気な声が天井に響いていましたので対照的です。サウナは別料金なので止めました。雰囲気は良いけど、湯が熱過ぎます。誰も文句言わないけどいいのかなあ?とりあえず汗は流せたので湯上がりはさっぱりしました。

銭湯 永楽湯 公式サイト
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金沢 金沢白鳥路 ホテル山楽

2015年08月04日 | 温泉
何年ぶりかに金沢にやって来ました。出張で移動する合間に途中下車したのです。電車で来るのは初めてかも知れません。承知の通り、北陸新幹線の開通にともなって、金沢駅はリニューアルされとても現代風に生まれ変わりました。本当に金沢なのかあ?と声に出しそうでした。猛暑の日本。ここ金沢でも日差しは殺人的です。あまり時間もないので、とりあえず温泉でも行ってみようかと思い、観光案内所を尋ねました。勝手がわからない土地へ来たら土地の人に聞くのが一番です。日帰り入浴は、気難しいところがあって、今日は駄目だとか、時間が合わないとかよくあります。元々利用者が少ない時間にお金を稼ごうとするねらいなんだから当たり前ですけどね。観光案内の人は、山代、山中、片山津、粟津などの温泉郷を案内しようと思ったらしく、片道一時間はかかりますと言い出すので、すぐ近所で探して欲しいと要求したらホテル山楽を紹介されました。兼六園のすぐ近くです。重い荷物を持って暑い中歩いて行くにはしんどい距離です。バスを利用しました。観光に力が入っているためか、バスの乗り降りはスムースでした。兼六園。懐かしいですね。白鳥路は金沢城跡の中にある整備された路で、そこを歩いて行くと辿り着けます。ほとんど何も情報がなかったのですが、ここは温泉を想像させるホテルではなく、大正ロマンをイメージさせるレトロなクラシックホテルでした。ロビーはウッド基調で落ち着いた内装です。ここに天然温泉があるのだから意外です。というか金沢市内には天然温泉は数少ないようです。日帰り温泉の入泉料は1050円。1080円ではないのか?と反論することもなく荷物を預け、男性用風呂へ移動しました。誰もいません。貸切状態です。街中のホテルにある温泉なので、眺めはありません。中庭が申し訳なさそうでした。でも天然だけあって湯は良かったです。透ける茶褐色で金属成分を思わせますが、ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉と書かれています。肌障りが良いし、湯上がりもサッパリします。汗を洗い流しただけでない爽快感が続くのが不思議です。真夏に温泉に入ると温まってしまって暑くないかと思うでしょ?実際には気持ちいいほど暑さをしのげました。帰りに近江市場へ寄ってお鮨をいただき、北陸新幹線に乗り込み、大宮まで移動しました。間に富山、長野しか停車駅がないので2時間半で着いてしまうのです。早いですねえ。



金沢白鳥路 ホテル山楽 公式サイト
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池田町 湯元 湯華の郷

2015年08月01日 | 温泉
岐阜県の大垣市街から少し離れた場所にいい温泉があります。池田町と言えば池田温泉の名が通っていて、泉質が良いのが評判でいつも混み合っています。僕も昔から何度も訪れている温泉です。そこからもう少し北に位置する日帰り温泉が数年前にできました。「湯華の郷」(ゆげのさと)です。池田山の麓で池田公園のすぐ近くです。以前から一度行ってみようと思っていた温泉でした。割合近所で、車で一時間余りで到着できます。池田温泉のように道の駅と併合して大型バスの駐車場までできると大勢の観光客が詰めかけますが、ここは静かな雰囲気です。傾斜のきつい斜面にあるので開けたりしないでしょうしね。わずかに高度が高いからか涼しい場所です。入泉料800円はこの近辺では高い方です。施設も簡易的な造りで食事や休憩をするフロアと温泉は別になっていて階段で上がることになります。家族経営なのか、とても人懐っこい老夫婦と見られる二人が接客をしてくれました。アットホームな感じがします。温泉は池田山の中腹を活かして、濃尾平野を一望できる露天風呂が売りです。洗い場と内湯は狭いので開放的な露天でゆっくり過ごすのが一番ですね。湯の質のことですが、とてもいい湯だと思いました。同行した妻は、肌の感触が良いことと、帰りには猛暑の中、汗をかいてもさらっとしてべとべとしないと絶賛していました。確かにつるつるになるし、すべすべが持続します。眺める景色も良く・・・といっても今日はガスがかかり山がよく見えません。金華山が正面に見えるはずが霞んでいました。今日は、長良川の花火があるので温泉に浸かりながら花火を楽しめるのではないかと思っていましたが、位置的には問題ないようです。距離はあるのできっと小さいのでしょうけど。受け付けで聞こえてくる会話に耳を傾けていると、先週の花火目当てに訪れた客は70人くらいあったそうです。この温泉はキャパシティがないので、さぞかしぎゅうぎゅう詰めだったでしょう。日没前は比較的空いていたので想像もつきませんが。混むかもしれないのでさっさと立ち去りました。料理は精進山菜料理のコースになっているので気軽にラーメンとかいただけないし、マッサージはあるけれどマッサージ椅子はないのでカジュアル性に乏しいのが残念です。でも、子供が騒いだりしないので落ち着いているのは湯汲みの贅沢を味わえる気もします。気に入ったのは温度30度C前後の低温湯があることです。今日見たいに40度C近くまで気温が上がるとめちゃくちゃ気持ち良かったです。

天然温泉 湯元 湯華の郷 公式サイト
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神戸 神戸クアハウス

2015年07月14日 | 温泉
暑くなりました。そして神戸に来ました。台風が気になるところですが、天気は良く気温は上がっています。夕方到着して三宮のホテルにチェックインすると一風呂浴びたい気分でした。歩いて行ける場所にクアハウスがあることを知ったので、着替えを持っててくてくと歩いて向かいました。神戸の市内は、建物が密集しているので方向がわからなくなることがありますが、海から山へ向かい坂になっているので、すぐにどっちが山で海か判別することができます。暑さのせいで少しでも登りだと汗をかきますね。神戸の街中に温泉があるなんて知らなかったです。試しに入ってみようという好奇心もありました。神戸クアハウスは、街道沿いに大きな看板を出しているビルでした。入口の前には六甲山の恵である「布引きの水」を蛇口から100円で汲めるとあってペットボトルを持って訪れている人もいました。そうなんです。市街地でありながら、天然温泉が楽しめるのには理由がありました。造りは、スーパー銭湯というべきかサウナのような雰囲気なので、心安らぐ佇まいとは言えませんが泉質は確かです。重曹泉、硼酸泉、神戸ウォーターの水風呂の三種類はいることができます。凄いかも。入泉料は、偶然メンズデーだったので割引価格で500円で済みました。ロッカールームが男女でフロアが違うのはサウナ施設の匂いがします。階段を上がってスパを利用するのですけど、屋上の露天風呂は屋根に柵が張り巡らせているので開放感はありません。だけど雰囲気は良いと思いました。さて、お風呂です。内風呂の浴槽はいくつかあって、それぞれ湯が違うし、日替わりのお風呂もあるので出たり入ったり楽しいお風呂屋さんです。仮眠室やカプセルもあったので、いわゆる街中にあるカプセル&サウナでした。ここが神戸だったので六甲山からの湧き水を利用し、地下から掘り当てた温泉を引っ張ってきたので便利な温泉施設になったと思われます。サウナに入るとすぐに汗が出てきます。神戸ウォーターの水風呂にどぶんと浸かりたいのですけど、水風呂は苦手なので、かけ水で身体を冷やしました。さっぱりしますねえ。着替えてからマッサージ椅子で身体をほぐしました。喉が渇いて何か飲みたかったけど、ぐっと我慢して三宮東門まで戻り、正家本店で天ぷらをつまみに生ビールを喉に通しました。くー。これが美味い。



神戸の天然温泉 神戸クアハウス 公式サイト
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菰野町 湯の山温泉 鹿の湯ホテル

2015年05月30日 | 温泉
御嶽山の噴火も驚いたけど、口永良部島では大規模な噴火が起きて、箱根山も桜島もはたまた富士山も噴火するんじゃないかと心配になってきます。東日本大震災の後に火山の噴火が起きるとは聞いていましたがとうとう現実になりました。日本は火山列島なんだとつくづく思います。しかし、火山の恩恵としては温泉があります。温泉ファンは火山に近づく危険と隣り合わせなんだという気にもなります。三重県の御在所岳は火山なのか?とちょっと気になって調べてみました。・・・火山ではないようです。そうなると火山でもないのに温泉が湧くのか?という逆説も成り立つので複雑ですねえ。行けばわかることもある。日帰りで利用できる湯の山温泉の鹿の湯ホテルへ車で行きました。食事の予約に入浴(入泉料500円)を別途支払うシステムです。妻と休日のランチをとるついでに温泉が付いてくるような感じで出かけました。少々ドライブが必要ですけど。GWが明けて観光客は少し落ち着いたのか、行き先の渋滞もなく時間通りに到着できました。食事は食事専用の個室が用意されるので、温泉には食事前と食後に入ることにしました。お昼から豪勢な料理もないだろうと思って「松花堂弁当」(3000円)にしたら、割と豪華な和食が出てくるので軽いランチでにはなりませんでした。法事の食事クラスです。最後はデザートまで付くのでお腹いっぱいです。料理は思った以上に良かったですね。温泉は内湯と露天があってとても静かでした。貸切湯もあるのですが、こちらは利用しなかったのでわかりません。ただ、午前中に入ったので他に誰もいなくて大浴場でも貸切状態でした。人気がないのかな?天気も良くて露天は良かったです。上段に浴槽があって、オーバーフローした湯が下段の浴槽に流れるというしかけで、気持ち良さそうだと思って上段の浴槽に入ったら熱くてかないません。しょうがなく下段の浴槽で楽しむことにしました。ぬる湯じゃないと駄目なんです。無色透明無味無臭の湯はさらりとした柔らかい肌触りでした。優しい湯と言えば聞こえはいいのですが、湯の個性はないということも言えます。単純弱放射能温泉という泉質で、低張性弱アルカリ性低温泉ということですから加温は必至ですね。湯目当ての温泉ファンには物足らなさがあるでしょう。休憩室から屋外のデッキに出ることができます。そこは眺めの良い心落ち着くスペースです。僕はここが気に入りました。山の緑が目に飛び込んで来る感じがして心が和みます。



湯の山温泉 鹿の湯ホテル 公式サイト
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東京 銀座 金春湯

2015年03月02日 | 温泉
銭湯と言えば下町や商店街の路地裏にあって近所に住む人達の憩いの場と相場は決まってます。先日、京都市街の玉の湯に入った余韻が残る中、今日は東京に宿泊です。しかも銀座。温泉でなくても良いからと思って調べてみるとありました。銭湯が。しかも歩いてすぐです。銀座には銭湯が二つあるのです。日本で一番という繁華街にですよ!銀座という場所を歩けばわかりますが、日本で一番土地の値段が高いエリアなので所狭しと商業施設が建ち並び、経済力がある企業や人物が不動産の価値を最大限に高めようと建築工事の新陳代謝が早いのです。そのお化けのように目まぐるしく変わる都会のど真ん中に1863年の江戸時代から続く銭湯が存在するのです。この驚異は、こんなべらぼうに高い土地に人が住んでいるのか?住んだとしてお金に困っていない人達だろうから風呂無し住居で銭湯に通う必要なんてないんじゃないか。と想像します。つまり生き残る理由が見つからないのです。バブル時代によく土地転がしに立ち退きされなかったと思います。中央通りから一本裏。「金春湯」は8丁目にあります。何というか、ここは何度も行き交いしていたよく知る通りでした。オー・マイ・ガー!看板は出ていたのにちっとも気付きませんでした。ネオンばかりで埋没してたようです。入浴料は460円。夕方だったので空いていました。お客は、外国人、スーツ着のビジネスマン、年配者、それと僕です。うーん。銀座には飲食店や専門店が多いので、日が暮れると出勤する人達も多い土地です。僕は、夜勤の従業員が仕事をする前に一風呂浴びるのではないかと想像したのですが、そうではないみたいです。一度で全部を確認できません。もしかすると予想は当たっているかも知れません。女湯は覗けませんが、クラブのホステスさん達が大勢来ているかも知れません。・・・んなわけないか。狭い脱衣場ですが清潔感があります。貸しロッカーもあるので常連がいるらしいことが伺えます。浴場に直結して奥行きもないし湯船もそれほど広くありませんが、タイルに描かれた赤富士の他、12匹の鯉が印象的でした。九谷焼のタイルにペンキ絵師中島盛夫さんの作品だそうです。レトロ感抜群です。風呂上がりにフルーツ牛乳を飲んでやろうと思ったら、脱衣場が狭いため販売は無し。入口の外にベンチが設置してあり自動販売機の紙パックがありました。だけど売り切れ!オー・マイ・ガー!



金春湯 公式サイト
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京都 玉の湯

2015年02月27日 | 温泉
京都は日本では古くから都市として機能してきた街です。碁盤の目と呼ばれる小路はアベニューとストリートが交差し、市街地はメッシュ状態に区分されています。烏丸御池の辺りは御所にも近くて特に整然としています。観光地としては注目を浴びることはありませんが、裏の通りは京都らしい細々とした商家や民家が建ち並び、コンクリートのビルも小振りなものが多い気がします。ぶらぶら歩いていると意表を突くお店があったりします。京都に泊まる時は、地下鉄烏丸御池駅の近くにすることが多いため、この界隈の雰囲気は好きになりました。お上りさんが闊歩しないのでとても静かです。京都にはずいぶんと足を運んでいますが、初めて銭湯に入ってみました。温泉好きの僕は、温泉には行きますが、京都の市街地には温泉がないため鼻から風呂に入るイメージがありませんでした。それが、なぜ行く気になったかというと、無料入場券をもらったからです。京都で銭湯!そうです。東京だけじゃありません。京都にも市民のための銭湯がたくさんあるのです。都市化が進むと住居が狭くなりがちですから合理的な銭湯が作られるのは自然なことです。御池には「玉の湯」と「初音湯」という二つの銭湯があります。「玉の湯」へ行くことにしました。深い意味はありませんが。行ってみると、銭湯ですって言わんばかりの構えで営業していました。暖簾をくぐるとすぐ玄関で扉があり、開けると脱衣場に直行します。もちろん、低いけど番台もあります。昭和の匂いがぷんぷんしていました。夕方の営業が始まったばかりでも客足は良いほうだと思います。洗い場も湯船も狭いので人と人の距離も近くなりそうです。男湯はもの静かなほうですが、女湯のほうからは天井にこだまするおしゃべりが聞こえてきます。いいですねえ。銭湯らしくて。人情風呂です。入浴剤を入れた浴槽もあるのでそこにずっと浸かっていました。この香りも昭和の匂いです。そして、こちらも狭いけどサウナ風呂もあります。国際都市らしく外国人も一人入ってきました。常連のようです。毛深い白人が入ってきても誰も知らんぷりするところも京都らしいですね。時間の都合上、長居できなかったのでフルーツ牛乳もコーヒー牛乳も飲まず出てきました。観光にはなりませんし、生活圏でないと行かない場所なので僕にとっては大発見でした。古く良きものはここにもあったのです。京都の銭湯体験はわずかな時間でしたけど満喫できました。

玉の湯 公式サイト
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川崎 宮前平源泉 湯けむりの庄

2015年02月17日 | 温泉
まだまだ寒い日が続きます。ヒートテックの下着にコートは手放せません。泊まりの出張になったので身体を温めようと温泉に入ってきました。神奈川と東京の間には、天然温泉が湧き出るところがあります。もちろんボーリングによって地下深くから導いた源泉ですが。その特徴は色が黒いことです。黒湯と呼ばれる温泉は、いろいろ入ったので僕も慣れてきました。川崎の温泉「湯けむりの庄」は東急田園調布線、宮前平駅から歩いて行くことができます。駅前は商業施設が集まり、周辺は住宅街です。こんなところに温泉があるなんて意外です。住宅街に埋もれて、高齢者の介護施設にも見えないこともない建物でした。アプローチには門があって異空間にトリップできる演出がありました。平日の大人の入泉料は1240円。小学生以下は入場禁止で落ち着きを保証してくれます。人気が高いようで、出る人はいる人の足が絶えませんでした。岩盤浴目当てなのか若い女性が目立ちました。手ぶらでも楽しめるようにタオルや館内着を貸してくれるサービスがあります。内湯と露天が充実していて休憩スペースなどサウナ並に豪華です。人が多いのが気になりますが、湯に浸かるだけでなくて食事、マッサージなども揃っています。素直に黒湯に入っていました。ぬめり感があって肌に優しい湯です。コーヒーの中にいるような気がしてきます。そこへ、タレントのルー大柴に似た人が僕の目の前にやって来ました。ん?似てるんじゃなくて本人でした!タレントの裸を見られるなんてあんまりないよね。お客の中には話しかける人もいて、聞こえてくる話から近所に住んでいるそうです。お仲間も一緒に来ていて、そのお仲間の質問の応えに「イエス!」と叫んでいました。無理矢理にでも英語を使うのは芸なのか習慣なのか。テレビの前でなくても彼はルー語を話すようでした。それはともかく、温い黒湯の炭酸泉はいいですね。ゆっくりできます。時間の都合でサウナのロウリュが体験できなかったのが残念でした。僕はロウリュが大好きです。ここは新しい施設で清潔感もあるし、何より駅から歩ける利便性の高さに惚れ込みそうです。志楽の湯もそうですが川崎にはいい日帰り温泉施設がありますね。とても気に入りました。今度来る時はたっぷり時間をかけてくつろぎたいと思います。

宮前平源泉 湯けむりの庄 公式サイト
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加賀 山代温泉 山下家

2015年02月04日 | 温泉
雪の心配をしながら、白山市へ来ました。タクシーの運転手は温暖化のため北陸でも降雪は少なくなったと言っていました。今日は曇り空で良かったです。北陸は蟹と温泉の国です。どこか適当に日帰り温泉がないかと探り加賀温泉郷に的を絞りました。JR加賀温泉駅からはバスで山代温泉、山中温泉、片山津温泉、粟津温泉へ向かうことができるので温泉ターミナルとなっています。観光案内もしてくれるので、一番近い山代温泉で日帰りができるところを紹介してもらいました。特に注文はしませんでしたが、案内係りが最初に口にした山下家で湯浴みをしてきました。正月が過ぎ、春休みも先のこの時期はサービス業なら誰もが知るニッパチ。しかも平日。観光客は少なかったと思います。それでも接する人すべてに言えることですが、皆さん親切です。おもてなしの心が行き届いている感じがしました。山下家は山代温泉の中心にそびえ立つように大きな建物でした。古総湯のすぐ近くです。まるでお城ですね。(後で知りましたが、大江戸温泉物語グループでした。全国の温泉施設の再開発で大きくなった会社です。)大広間、大浴場、卓球場、ゲームセンター、カラオケボックスなど充実しているので団体客御用達の大箱の温泉宿泊施設です。毎日落語寄席も開催されているんですから温泉宿のパフォーマンスとしては試行錯誤して努力されている気がしました。日帰りの入浴だけなら、入泉料は500円です。安いですね。内風呂の大浴場に案内されたのでそこを利用しました。パンフレットには屋上に展望露天風呂があるはずです。そちらに行きたいと思ったのですが、この寒さなのでまあいいやとあきらめました。泉質は、ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉とあります。入ってみると無色・透明でマイルドなさらり湯といったところでしょうか。広いお風呂なので他にお客がいても気にならないくらいのんびりできました。だけど、泊まりだったらもっとくつろくことができたでしょうね。往きは特急しらさぎに乗り、帰りは宿泊先の京都へ向かうためサンダーバードに乗りました。特急が二路線停車するなんて加賀温泉駅は珍しい駅だと思います。北陸の温泉は若い頃よく来ました。このところ足が遠のいていたのですが、観光地として見直してもいい気がします。来月は新幹線が東京と金沢がつながりますし、敦賀まで延長する計画も前倒しになりました。そうだ蟹を食べなきゃ。

大江戸温泉物語 山代温泉山下家 公式サイト
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片岡温泉アクアイグアスと水沢のもみじ谷

2014年11月23日 | 温泉
三連休の中日は、妻と長野の温泉にでも行こうと計画していました。前日の夜に具体的にはどこにしようか迷っていたところ、長野県北部で大きな地震が発生したので行き先を変更することにしました。御嶽山の噴火もまだ記憶に新しく、長野方面へ移動するには用心してしまいます。紅葉狩りのことも頭にあったのですが、高速道路の渋滞など考えると近場で済ませようという気になります。アクアイグニスは混むだろうと予想しましたが、朝六時から温泉に入れるので早めに行けば芋洗いは避けられるはずだと判断し、一路菰野町へ向かうことにしました。東名阪四日市インターではなく四日市東インターで降りたら大きな渋滞には巻き込まれませんでした。天気も良くて、行楽にはいい日でした。九時半過ぎの到着でもやはりお客はいました。それでも気になるほどではなく、竹林に囲まれた露天風呂でゆっくり浸かることができたので計算通りです。二回目の訪問でびっくりすることはなくなりましたが、雰囲気が良いので僕はここの温泉が好きです。奥田食堂は、開店少し前に出向いて席を確保し、伊勢の鯛と鮪をそれぞれいただきました。養殖のようです。伊勢エビとか豪華な食材は使わないみたいですが伊勢の牛丼はありました。好物のあおさのお味噌汁は、一杯お代わりしました。午前中までに滞りなく温泉に入り食事を済ませることができたので、紅葉狩りにも行きたくなります。近所に、もみじ谷があることが分かり、そちらにも足を伸ばしてみました。四日市市水沢町はあまり聞いたことがない土地です。そこでもみじ祭りがあるというのですから、さぞかし賑わっているだろうと思っていました。場所は湯の山からすぐ近くで宮妻峡の手前です。駐車場がないようで、少し離れた広場の駐場から歩きました。地元の人達による素朴なイベントと言ってしまえばそれまでですが、肝心の紅葉が染まっていませんでした。自然歩道の一部に紅葉を植え込んであるみたいですけど、青々とした楓がほとんどで日光に当たる上部が何とか赤いくらい。お祭りムードもどこかしら白けていました。もう少し先ですねここは。もちろん、見頃に合わせて見学に来たわけではないので残念がってもしょうがありません。無理矢理アングルを探して朱に染まった写真を撮ってみましたが、インチキ臭くなるので色付く前の写真を掲載することにしました。もみじ谷は、まだまだです。

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