スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

瞑想に耽る

2013年06月29日 | 文化/歴史/技術
自分と向き合うこと。それを意識したのはここ数年のことです。どうやら人は先が長くはないと思い始めると避けて通れない道のようです。しかし、容易なことではないことが分かってきました。日頃、意識することは自分の外のことばかりです。それは生命体である動物として、ごく自然なことでもあります。つまり見聞きすることや肌や鼻や舌で感じることは全て自分ではないことの情報であり、それに反応することが生きることのベースにもなっているからだと僕は思っています。元来、脳は外から入る感覚を情報処理して、導かれた判断に必要な筋肉を動かす神経系の情報をアウトプットすることが大事な仕事だと思うからです。その脳が自分のことを意識するとは、奇妙な体験であるはずなのです。名古屋にある「成田山 萬福院」に出向き副住職の案内で瞑想会に参加してきました。このお寺の中では、特別な部屋で一般者のために瞑想体験が定期的に開催されています。今日はその日ではありませんが、特別に機会を作っていただきました。瞑想は興味があり、一度本格的に体験したかったと思っていました。団体で申し込み、十数名一同に薄暗い部屋に入り、月輪観作法(がちりんかんさほう)の修行をするとうものです。萬福院は真言宗智山派に属する寺院で、弘法大師空海が日本に持ち帰った密教にその源流を見いだします。解脱(げだつ)をして悟りを開くための修行として瞑想があるそうです。月輪観作法には、細かな作法がるのでいちいちの手順を書き留めることはしませんが、要約すると、金剛合掌(こんごうがっしょう)、半跏座(つらいから片足だけ載せました)、未敷蓮華合掌(みふれんげがっしょう)、真言(しんごん)、「おん ぼうちしった ぼだはだやみ」「おん さんまやさとばん」「あびらうんけん」法界定印(ほうかいじょういん)などヨガを思わせるアクションをしたり、サンスクリット語(多分)を唱えるなどして、暗闇の中で瞑想するのです。満月を思い浮かべて、その満月を自分の心に見立てて、宇宙までその満月を広げてまた自分に戻すイメージトレーニングをするのですが、姿勢を維持したり、呼吸を制御するに意識がとられるので、中々上手くできませんでした。呼吸についてですが、同じことをほぼ毎日ダイエットで取り組んでいるので、そこはあまり無理はありませんでしたけど。でも心静かにしているだけでも身体に良い気がします。

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オープンウォーター炬燵水練記 54

2013年06月26日 | スポーツ
遅くなったけど先日オープンウォータースイミング愛知・大野海岸るりが浜大会にエントリーしました。3000Mのレースです。素人の遠泳タイムレースでは長い方です。速い人で60分以内のレコードが出ますが、自分の実力からして無理だろうと思っています。プールで500Mを10分以内で泳ぐことは容易いことですが、それを6本続けて維持することは僕には想像できない領域です。1500Mを30分以内ならできそうな気もしますが、やってみないとわかりません。今日は一日梅雨らしくしとしと雨が降っていました。どんよりした空模様が街の景色の色彩を消していました。レースまで残りわずかとなって、今は泳ぎ込みでコンディションを作り上げる時です。選んだプールは千種スポーツセンターです。雨の日はスイマーの数も少ないのかと期待していましたがそんなことはなかったです。でも上級者向けが1コース用意されていたので練習はできました。この時期になるとフォームをいじることはやらずに、ひたすら身体を水に慣れさせて、心肺機能を向上させておくことです。最近、夏物のシャツに腕を通すと、どれも腕に窮屈感があることに気付いて、ひょっとすると腕周りが太くなったのかと疑っています。ストレッチが済んだらまずスイム500Mを泳ぎました。飛ばしました。調子良かったです。休憩を挟んでスイム500Mを2本泳ぎ、間のレストタイムを5分ほどとりました。2本ともにスピードを出して集中しました。ところで、上級者コースには僕の他にもう一人スイマーがいました。僕より10歳は若く見えるし、身体も大きく筋肉質な人です。2本目の500Mの時は僕のすぐ後ろに付いてきて、最後まで離れませんでした。フォームからして遠泳のトレーニングのようです。彼は僕が休んでいる時も泳ぎ続けていました。25M離れた時に3本目をスタートさせたので、僕等は25Mのちょうど半分のラインですれ違っていましたが、彼の方がやや速くて折り返す度にわずかですが徐々に距離を詰めてきました。500M泳ぐと20回すれ違います。最後には身体半分、約1Mくらい詰め寄ってきたので、僕より速くてタフなスイマーだと感じました。というのは今日の僕は本気で500Mを泳いでいたからです。9割は出していました。プールで自分と同等以上の遠泳スイマーに出会ったのは初めてだったので何だかライバル心が芽生えました。誰だか知らないけど。水中でフォームをチェックしてやりましたが、左右のバランスも悪いし、ストリームラインも綺麗じゃなかったので参考にはなりませんでした。けど、リカバリーに無理がなかったと思います。本番ではもっと凄いヤツがウジャウジャいるんだろうなあ。ダウンは300Mで合計1800Mで練習終えました。
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向日 竹の径

2013年06月25日 | 文化/歴史/技術
京都に住んだことはありませんが、僕には何故か縁があるようで、今でもよく訪れる都市になっています。京都は歴史の中心地だったこともあり、奥深いところであるのは周知の事実。知らないことが多くていまだに新しい発見があります。京都の西側は洛西と呼ばれます。観光で賑やか過ぎるので嵐山周辺には近づかないようにしているし、仕事の関係では桂から長岡京のラインに用事が多いので、洛西の竹林の中をくぐる抜けるように移動するのは楽しみの一つです。車で走ると、道が狭くて曲がりくねっているので、迫り来るような竹林の景色が変化していくのを美しいと思ったりします。向日市と京都市の市境の道路を「竹の径」として整備しているのをご存知でしょうか。僕も気付いたのはごく最近です。ついこの間も近くを通りましたが、正確な場所がわからず、時間もなかったのでやり過ごしていました。今日は、待ち時間もあったのでよい機会だと思って立ち寄るとにしました。でも向日町って観光地のイメージはないですよね。この「竹の径」は竹の子農家の竹林を通る狭い道の脇をタイプの異なる竹垣で囲み景観を良くしたものです。現在は1800Mほどの長さになっているようです。梅雨が明けない季節で湿った空気の中、生い茂った竹林の中に潜り込むのは別世界の体験になりました。正直な気持ち、竹林はどこか恐ろしい気がします。畏怖と言えば聞こえがいいですが、物の怪を感じないわけにはいきません。昨年、名古屋の相生山へ夜中分け入った時に竹林の近くを通り、竹が生長する音を聞きました。ここもきっと真夜中にやって来たら、竹が伸びる音が聞こえるに違いないのですが、一人で来てみたいとは思いませんでした。それにしてもこれだけ竹林が続くと神秘的です。観光客が誰もいないことがいいですね。洛西竹林公園は京都市が管轄し、中には「竹の資料館」という施設があるので竹のことが詳しく知ることができます。入場料は無料でした。竹って紅葉(黄色くなる)があるんだ!と驚いたりできます。しかも春と秋が反対で春に紅葉するそうで。それに珍しい竹も植えられていました。竹だけでもこんなに楽しめるものなんですねえ。ライトアップされ、土産屋と飲食店が近くにある竹林なんかより、よっぽどいい竹林だと思うんですけど。

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グリーンエコー第55回演奏会 レクイエム

2013年06月22日 | 芸術/演劇
グリーンエコーの今年の演奏曲はカール・ジェンキンスの「レクイエム」とアンドルー・ロイド=ウエッバーの「レクイエム」です。日本特殊陶業市民会館フォレオストホールにて名古屋フィルハーモニー交響楽団の管弦楽、マエストロに藤岡幸夫を迎えて開催されました。グリーンエコーのメンバーの方から演奏会の案内をいただき、久しぶりに鑑賞させていただきました。クラシック音楽を鑑賞するなどと書くと、いかにも造詣が深いようですがそんなことはありません。さて、組曲形式でシンフォニーほど長い演奏になる二つの「レクイエム」の芸術的評価をあれこれ記述するには、とても僕の及ぶことではないので、聴いた感想を残しておくつもりで書きます。「レクイエム」とは、カソリックのミサとして死者の安息を神に願うための典礼文に音楽をつけたものになるそうです。この辺はキリスト教を知らない僕には理解しにくい部分です。解説によるとカール・ジェンキンスもアンドルー・ロイド=ウエッバーもピーター・ゲイブエルの活動であるワールドミュージックの影響を受けているとか。それなら僕も馴染みがありました。カール・ジェンキンスの方は、典礼文の間に日本人が詠んだ辞世の句が五句編入されていて、楽器構成もユニークです。独唱には三宅理恵によるソプラノとボーイソプラノ、独奏の尺八は野村峰山という顔ぶれで、ストリングスを主体にしてハープやバンブーチャイムといった印象的な音色を使い、ヨーロッパ的なテイストにジャポニズムが交互に現れる構成でした。ソフトな演奏を心がけたのか、グリーンエコーの男性部員の比率が低いためなのか、女性コーラスの歌唱力が目立ったような気がします。ソプラノ凄かったです。尺八は聴き慣れてくると、フルートのような気がしてきました。僕が思うことですが、ホルンのリフ(ミニマル?)がとても効果的なのにやや控えめな演出でした。独奏的にクローズアップしてもよかったのではないでしょうか。ロイド=ウエッバーの方は構成もがらりと変わり、力強い演奏になりました。特に独唱にテノールの小原啓楼が加わり、ボーイズソプラノも3人に増やすことでぐっと男性的な印象です。グリーンエコーの男性陣もエネルギッシュな歌に聴こえました。シンセによるパイプオルガン、ドラムセット、タムタムや深胴太鼓、ブラスなどオーケストラも厚みが生まれ、ジェンキンスにはなかったピアノが入ったことも全体の印象を変えています。テノールは演技力が伝わるので「ホザンナ」あたりから高揚感が保持され、「永遠の光り」では合唱とオーケストラと独唱が折り重なり、「赦祷文」(答唱)では劇的な演出で終わります。集中して聴くと疲れますが、たっぷり生の演奏が楽しめました。
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東京 新橋 和旬蕎 手打蕎麦 伍法

2013年06月20日 | 料理/グルメ
蕎麦が好きです。とにかく蕎麦なら体調が多少悪くてもつるりと喉を通ります。三日と空けず蕎麦を食う。とは蕎麦っ喰いを言い表す時に使います。僕は毎週食べている感じかなあ。忙しい時は立ち食いもお世話になっています。自宅から近場の蕎麦屋がないとこもないけど、残念ながら愛情を注ぐお店がありません。職場の近くにも行き着けは何軒かありますが、絶対的なお店はまだないです。旅行や出張先で気に入った蕎麦屋はあります。どこが一番なんて格付けはしたくないのであえて名前は挙げません。理想の蕎麦屋のタイプは、静かな田舎で旧い民家を利用した一軒家の蕎麦屋か、街の裏通りにある小さなお店でお酒を一杯やりながら最後に蕎麦をいただける蕎麦屋の二つです。職場の近くか自宅の近所に欲しいのは後者のタイプです。東京は美味しい蕎麦屋がいっぱいあるようです。江戸の食文化の一つですしね。新橋はサラリーマンの街。一杯引っ掛けるにはいい蕎麦屋があるに違いありません。「伍法」は路地にあるぴったりの蕎麦屋でした。ランチを食べに行ったのでお酒は飲みませんでしたが、夜また訪れたいと思いました。さて、せいろが良いか田舎が良いか迷うところです。でも何故か「胡麻タンタン蕎麦」(950円)を注文しました。大盛り200円増しです。後から知りましたがランチタイムは蕎麦が多めなので、蕎麦はしっかり盛り付けてくれました。「新玉葱と揚げ茄子の蕎麦」(1000円)や「ランチ鴨せいろ」(1000円)も美味しそうでした。こちらのせいろは二八です。クオリティは高い上品な蕎麦でした。胡麻タンタンは名前から想像するよりさっぱりして蕎麦に合わせてもくどいと思わない味付けでラー油を足すと辛味が付きます。後から入れるのがいいでしょう。胡麻タンタンの中には、焼いた白長ネギや挽き肉が入っていました。料理に自信あるのかとメニューをよく見てみてみたら、一品料理のメニューが豊富です!これです。つまみが良く、蕎麦が良く、こじんまりした蕎麦屋。もちろんリーズナブル。日本酒の銘柄も「十四代」「田酒」など用意があるので相当凝っています。理想的な蕎麦屋でした。いいなあ新橋は。こんないいお店があるなんて。



和旬蕎 手打蕎麦 伍法 公式サイト
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オープンウォーター炬燵水練記 53

2013年06月19日 | スポーツ
梅雨らしく雨が多くなりました。カラ梅雨の汚名を返上しました。では終わらないみたいで。雨は、降れば降ったで、洪水・土砂崩れが心配されるし、浸水などで被害も出てしまうのでやっかいです。レースが近くなってきました。出張先でも水泳のトレーニングをしないと十分な練習量を確保できないので、宿泊用の着替えの他に水着も鞄に入れて持ち歩いています。東京有明には有明清掃工場の隣にスポーツセンターがあり温水プールもあります。何度か利用しているプールですが久しぶりでした。体育館は宇宙船のようなデザインでプールの方はカマボコみたいで面白いです。夕方訪れました。子供の水泳教室があるのは知っていましたが、短水路の6コース中3コースを占有され、2コースは水中ウォーキング専用にされてしまっているので。ラップが可能なのは1コースのみでした。そして、このコースで泳ぎたいスイマーも幾人かいたので、当然ながら気を遣います。僕は遠泳のペースですから他の人と違いますから。それに個人差もあります。たとえて言うなら、400Mの陸上トラックコースが6コースあったとして、外側3コースを小学生の体育の授業で利用して、内側2コースがウォーキングに利用され高齢者達が大勢集まり、その隙間の1コースに100Mスプリンターとジョギングを楽しむ人とマラソンの調整をしている人が走っているようなものです。助けてくれー!と叫びたくなりますよ。文句はこれくらいにして練習練習。3000Mを泳ぐつもりのペースでスイム500Mを3本泳ぎました。そろそろコンディションが整う頃なんですが、どうにも身体が重いです。1本目より2本目。2本目より3本目の方が調子が上がります。でもカロリーを無駄に消費しないように泳ぐコツは自然に身に付いてきたような気がします。肘を曲げたままキャッチをして身体の外へプルをしてなるべく早くリカバリーへ移し、コンパクトに肩を回して手を水面から離さないようにする。ローリングはしないようにして、キックはストリームラインを維持するために打つ感じです。1500M泳いでみて疲労感は多少ありますが、余力が残っているのでスタミナ的には問題ないと思います。ダウンは300Mとブレストで100M足して合計1900Mで終了しました。ペースがスローだったので筋肉痛はありません。
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1000円ワイン通信 ~ルイ・ラトゥール アルディッシュ シャルドネ 2010

2013年06月17日 | 料理/グルメ
1000円で美味しいワインを飲むことができるか。それはイエスかノーか。イエスと答えるのも簡単ですけどノーと答えるのも簡単です。何故なら飲む人の感覚によってどちらにも意見が分かれるからです。その上、最初の質問にも問題がありそうです。そもそも1000円で買えるワインって何だろうって?僕が安くて美味しいワンを探すことに興味を示したのは、結構な値段を出しても大して美味しくないとか。やっぱり安いワインは美味しくないよな。という素直な感想からでした。つまり安くて美味しいワインがあるとは思うけどそんなにゴロゴロ見つかるわけはないということです。今年飲んだ中では、スペイン産のテンプラニーニョの赤が一番のバリューワインだと思っていますが、白が現われました。僕が今のところイチオシの1000円ワインの白は「ルイ・ラトゥール アルディッシュ シャルドネ 2010」です。行きつけのワインショップの店長も「これは美味しい。」と僕に勧めてきたのです。本当かいな?といつもの疑問と期待が入り交じりながら購入しました。そんなことも忘れてしまう時間が経過し、最近暑くなってきたから、白ワインでも飲むかというような気軽な動機でコルク栓を開けました。購入価格は1260円。まあまあ1000円ワインです。ラトゥールの名称からなんだか高価なイメージを持つかと思います。ルイ・ラトゥールはコルトンの帝王と呼ばれるブルゴーニュのワインです。ボトルの形状がそうでしょ?樽ではなくステンレスの樽で熟成させる手法を使っているからコストを抑えた銘柄にしたと想像します。この価格帯のワインは、名前負けするものが多くあるように見受けられます。しかし、コイツは違いました。黄金色を思わせる濃さといい、アロマもシャルドネらしさを印象づける力強さを持っています。2010年ものとは思えないボディでアタックも輪郭を感じるし、蜜の甘ささえ遠くに存在するような味わいま知覚できます。柑蜜系のフレーバーが各を忘れれるテイストでした。余韻もこの値段を考えると長いと言わざるを得ません。シャルドネの味わいを存分に満喫できる早飲みワインではないでしょうか。初日は何故か和牛のステーキと食べ合わせをしました。ソースを使わないなら相性も悪くありません。二日目はキスの香草焼きと野菜のオリーブ油炒め。白は魚が合いますね。ん?貝の方がいいかな。絶対貝のほうが合う。

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モノマネタレントの美川憲二

2013年06月16日 | 芸術/演劇
あんまりこういうのは書かないのですが、半日付き合ってみて美川憲二さんの人柄があまりにも良いので少し書いてみようと思いました。日曜日の今朝、僕はまだ寝ていたのだけれどメールが届き、お昼過ぎに仕事が終わるので名古屋観光をしてくれないかと依頼がありました。どうして僕にそんな依頼が来るのか。詳しく説明したくないので簡単にまとめると、モノマネタレントの美川憲二さんの付き添いでマネージャー役を務める人と友人関係だからです。二日前に時間が合わないから断ったのだけれど、現場が僕の住む家から近いJAの感謝祭だったこともあり、それほど無理もないかと思ってプチ観光案内を引き受けました。わざわざ東京からこんな田舎までやって来たのだから、思い出の一つにしてくれたらね。JAの感謝祭は言わば農協の倉庫や駐車場を一般放して、餅つき大会や農作物の販売をするものだけれど、当然集まるのは爺さん婆さん。余興にタレントのステージを用意したということです。美川憲一のモノマネでテレビにもよく出演している美川憲二さんですが、生のステージを見るのは初めてでした。楽屋に案内されて最後のステージを見学させてもらいました。彼なのか彼女なのかよくわからない人ですが、気遣いができて物腰が柔らかく、とても控えめでしっかりした人なので好感が持てました。ステージもトークが面白いし、歌も本人顔負けの歌唱力があって十分楽しめる内容でした。特に美川憲一が実際に使った紅白の高価な衣裳を同じ業者に注文し、自前で所有しているところに本気度が伺えます。本人のオーラが出るのか美川憲二さんの実力が発揮されるのか、聴かせる歌を歌ってくれました。テレビでは出番の時間が短いので実力を知らない人が多いのではないかな。僕も新しい発見でした。ステージが終了して名古屋に戻り大須を案内しました。短時間で名古屋を紹介するなら大須が一番です。大須観音でお参りをし、万松寺で手を合わせ、商店街を練り歩き、名古屋メシをいただく・・・といきたいところですが、ガイドブックに載っているところとか、有名な名古屋メシとかではないほうが良いというので、少し外してお店を紹介しました。「オッソ・ブラジル」の鶏の丸焼きは、外国人に人気のお店です。以外にも美川さんに大好評でした。その後「チャザリ」のピザは時間外だったので断念し、「味仙」の台湾ラーメンは避けて「百老亭」のギョーザを一緒に食べました。お腹がいっぱいでも何故か箸が進む不思議なギョーザで僕も大好きです。三人で40個平らげました。美川さん名古屋を満喫してくれかな。

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再び犬のしつけ教室

2013年06月15日 | ネイチャー/ペット
ミニチュアダックスは元々は猟犬(ハウンドドッグ)のダックスフントをブリーディングして改良された犬種で、吠えることに関しては生まれ持った性(サガ)とも言うべきもので、吠えないわけにはいかない犬です。来月で9歳になり我が家のわんこは、どういうわけか丈夫で元気。小型犬の割には胸と肩が大きく、逆三角形の体型をしているオスです。お座敷一匹飼いの寂しがり屋なので、鳴く時はしっかり鳴きます。ちょっと近所迷惑だろうと思うほど。多分、近所迷惑。愛知県動物保護管理センターでは犬のしつけ教室が開かれるので、電話で申し込み我が家のわんこを再教育することにしました。集まった他のわんこは、隅に隠れる臆病なゴールデン・リトリバー。良く吠えるコーギー。比較的しつけができているチワワなど。職員の他、動物病院の先生やNPOの人等のお手伝いでしつけ教室が始まりました。一時間余りの制限時間なので我が家のわんこがあっと言う間にしつけができるわけではありませんが、飼い主のスキルが上がれば、無駄吠えが減らせるかも知れません。しつけが上手くいけば、ご褒美(細かくちぎった餌)を与え、大人しくする訓練を何度も練習する内容でした。うちのわんこが鳴く理由は多岐に渡ります。雷と救急車は抑えきれないみたいです。他の犬が吠え出すとつられて吠え出すとか、盛りのシーズン?があるのかわかりませんが、一週間くらい吠え続ける時期があります。家族が帰宅すると必ず吠えます。今回のしつけ教室で学んだこと。一つはアイコンタクト。わんこと目を合わせることで、一番の関心事を飼い主に向けるのです。これさえいつでもできれば、わんこは吠えることなく黙るのだそうです。しかし、何かに夢中で吠えているわけだから・・・。それでも努力すべきか。冷静にさせるためにアイコンタクトを。二つは、叱る時は撫でないこと。褒められていると勘違いするから。褒めると叱るは別物なので混同しない。鳴き止んだら褒める。このタイミングを家族全員が掴み実行できるかどうか・・・。難題です。三つはロープアクション。ロープを付けていなければ首輪を引っ張る。駄目なことは身体に伝える。このサインを出して鳴き止めば必ず褒める。試してみましょう。ところで盛りの話ですが、オスの犬はメス犬の発情を匂いで探知してスイッチが入るので、自分自身に盛りはないそうです。では、どのくらい離れたメス犬の匂いに気付くと思いますか?答えは4キロメートル先です。
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オープンウォーター炬燵水練記 52

2013年06月12日 | スポーツ
降りそうで降らない雨。台風も来るのか来ないのかはっきりしません。どんよりした空模様は梅雨らしいのですが。日も長くなりました。オープンウォーターの練習も今月は泳ぎ込みをしようと思っています。仕事が忙しくなってきたので、この頃は合間を縫うようにプールへ向かうことになります。今日は、中村スポーツセンターで泳いできました。紫陽花の季節だよなあ。と思いながら向かうと施設の花壇にやっぱり咲いていました。雨空に紫陽花は絵になります。残り時間が少ないのでゆっくり眺めている暇はなく、急いで着替えてプールサイドに立ちました。スイマーは少ないけどスローペースの方々ばかりだったので、自分のペースだけでは泳ぐことができませんでした。メニューは、スイム500Mをレスト1分で3本泳ぎ、ダウンは200Mで合計1700Mで終了しました。ここまで来ると今からフォームをいじることは止めておこうと思っているのですが、これでいいのか?とふと疑問に感じることがあります。コンディションで気になるのは肩の痛みでしょうか。左の肩は後ろに回すと違和感が残っています。これがとれないので気になります。無理しないようにハードな泳ぎはしていないのに。3000Mを泳ぎ切ることが今年のテーマだとすれば、時間にして60分以上海で泳ぎ続けるスタミナと筋力を身につけていなければなりません。この際、スピードは二の次だと考えています。500Mを1本泳いだ直後は、あと5本も泳げるのかな?と不安になります。3本目を泳ぎ切った直後は、まだまだ行けると自信が出てくるので不思議です。小学生の頃からプールで泳いできたし、学生時代は水泳部でしたから、3000Mの距離を怖れることはありません。ただ、心が折れず、最後まで力泳を続けられるのか?と自問自答しているのです。基本は楽しむために。健康のために泳ぐつもりです。年間通してトレーニングを積んでいるのは、記録を作りたいからではなく、力強く腕を振り続け、息を切らすことなく(荒くはなるけどね。)ゴールしたいからです。マラソンでいうなら、途中で歩くことなく、自分のペースを保ってゴールすることでしょうか。レース当日は晴天を祈ります。沖に出た海から見上げる青空は格別だからです。雲もあったほうがいいな。
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