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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

名古屋 ラ・グランターブル ドゥ キタムラ

2010年02月26日 | 料理/グルメ
先週のことですが、フランス料理の巨匠、三國清三氏の講演を聞いてきました。「三國シェフに食を学ぶ」という内容で、子供達への食育の問題、フランス料理の歴史、地産地消の話など僕には興味の尽きないテーマが中心で話は面白くてたまりませんでした。講演後、同行した古田シェフが以前、三國氏の仕事を手伝ったこともあると言うのでスタッフを通して控え室に上がり込み、三國氏と名刺交換や記念撮影までしていただきました。軽く会話も交わすことできて興奮が冷めないまま、名古屋のフレンチ「ラ・グランターブル ドゥ キタムラ」でランチをする機会に恵まれました。予約が取りづらい人気店です。オーナーシェフ北村氏はミクニ・ナゴヤの元総料理長。フレンチの三大巨匠ジラルデ氏に師事を仰いだのは三國氏と同じです。舞い上がった心持ちで行きつけのワインショップ(江崎本店)の店長に今度、「ラ・グランターブル ドゥ キタムラ」へランチを食べに行くと話したら、その店にワインを卸しているのは当社です。と教えてくれて、何だか運命に導かれるような気分になってきました。そんな前置きがあって期待に胸を膨らませながら僕は初めてお店の門をくぐりました。古い邸宅を改装してレストランにしてあるそうで、レトロな趣と格式高い装いは、特別な日のためにいただくご馳走に相応しい気がします。見た目の盛り付けも素晴らしいし、地元の食材を生かしたメニューにただ感謝するのみです。「五色の野菜(南瓜、ズッキーニ、カリフラワー、二色のポワブロン)のムース ハート仕立て」「車海老、フルーツトマトと蟹身を忍ばせたホウレン草の早春サラダ インゲン、シャドークイン、イカ、サーモンのビリュノワーズと鱒の卵を散りばめて爽やかな酸味の白バルサミコ酢のユイール」「春を呼ぶ緑の一皿 柳橋市場から届いた海の幸のパナッシェ ブロッコリー、スナックエンドウ、芽キャベツと三種の緑のソース」と三皿続いてあとにメイン・デッシュ「フランス産コクレジョーヌ(雛鳥)のロースト 愛知県産たけのこ菜と菜の花のフリチュールをご一緒に」がテーブルに運ばれました。至福とはこのことです。どの料理も食材の味が舌に染み込む絶品でした。最後にデザートがワゴンでやってきますが、10種類くらいから好きなだけいただけます。ちょっと迷って「モンブランケーキ」「アップルパイ」「プリン」を選択しました。贅沢を味わうのは悪いことではありません。それは食べてみればわかります。



ラ・グランターブル ドゥ キタムラ 公式サイト
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熱海 渚館

2010年02月25日 | 温泉
急に温かくなりました。春?と思ってしまうほど風が変わりました。スーツの上にコートを着て出かけましたが、コートはいらないくらいです。こんな日になるとは予想してませんでしたが、温泉に入ってきました。熱海は一休みするにはいいところです。駅から歩いて入ることができる温泉が幾つかあります。春休みには早いし、休日でもないのでそんなに人はいないだろうと思ったら、大間違いでした。賑わっています。それと熱海は工事が増えました。あちらこちらで工事をしています。再開発の声を聞いて久しい場所なんですが、急にまた新しい投資が始まったようです。歩いてみると飲食店も流行っているお店が所々ありました。中には行列までできているお店までありました。熱海の景気は上がり気味なんでしょうか。桜が咲いています。熱海の桜は寒桜です。五分咲き?七分咲きかな?熱海の海と寒桜。すっかり春の陽気に包まれてしまったようです。熱海港のすぐ目の前に建つ「料理旅館 渚館」で日帰り温泉に入ることにしました。早い時間だったので露天しか利用でいないと言われましたが、もってこいです。他のお客もいないようで貸切状態で楽しむことができました。入泉料1000円を払いエレベーターで上がると屋上が「貫一の湯」という温泉です。開放感があってなかなかいい雰囲気です。見晴らしがいいです。眼下は熱海港でヨットやクルーザーが停泊していてお洒落です。遊覧船も入ってきたり、波止場の真上を飛ぶトンビの鳴き声が聞こえたりして青い空が素敵に見えます。湯船に浸かりお湯を確かめると、無色透明、無臭に近いけどかすかにミネラルの香りはします。塩分は海の塩分でしょうねえ。薄めた海水のような感じもします。穏やかな空気の中で一人海を眺めながらぼぉーとしていると、雑音が消えていき心が休まってきます。温泉ってやっぱりいいなあ。

料理旅館 渚館 公式サイト
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1000円ワイン通信 ~B&G ソーヴィニオン・ブラン 2006

2010年02月21日 | 料理/グルメ
1000円ワインと書いておきながら本当に1000円のワインってそれほど出回っているわけではありませんよね。(すいません。)酒屋やスーパーの店頭に並ぶワインを物色しても数は多くありません。今回飲んだ「B&G ソーヴィニオン・ブラン 2006」は多分1000円前後で販売されている正真正銘の1000円ワインです。僕は値引きされて630円で購入しましたけど。家で飲むなら安いテーブルワインがお得です。二日に分けて飲めばビールと変わらないくらいです。安いワインでは美味しくないと言わないで、安くても美味しいワインを探して飲むのも楽しみにしましょう。「B&G ソーヴィニオン・ブラン 2006」は和食に合う辛口白ワインという触れ込みでいただきました。飲んでみると癖らしい癖がなくて、大変口当たりの良いワインでした。柑蜜系の甘いような香りがほんのりして爽やかさがありながら、ボディはそれなりにしっかりしています。軽すぎないくらいという意味です。和食に合うというより何でも合わせ易い万能タイプだと思いました。B&Gについて何も知識がありませんでしたので、ちょいと調べてみると「バルトン&ゲスティエ社」は280年の歴史を持つ有名なワイン販売会社で創業者はアイルランド人ですが、中身はれっきとしたフランス産。葡萄の種類で分けたいろいろなタイプのワインを赤も白も販売しています。値段を見て購入している僕なのでワインの善し悪しがよく分かっていません。飲んでみてから「ああ。こういうワインなんだ。」と、ぐびぐびやりながら感心しています。(こんなんじゃ駄目かな。)白ワインと日本酒はまったく違う味なんですが、どちらも業界類が合います。白ワインで和食もいいもんです。本日は「お稲荷さん」と食べ合わせてみました。グッチョイス!

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クロールをマスターする 3

2010年02月20日 | スポーツ
シーズンはまだこの先。水泳のトップシーズンは夏なので今は水に慣れておくくらいにしておけばよいのでしょうが、増えてしまった体重を落とすためにも泳ぐ事に力を入れたいと思っています。プールでひと泳ぎすると、体調が良くなるような気がする時があります。気分だけなんでしょうが、僕の健康管理にしています。ブランクもあるのでこの時期、泳ぐ力はまだ本調子ではありません。今の状態を計ってみようと思い、タイムトライアルをしてみました。昼時に市内の温水プールに行くと、幼少の子供達の水泳教室が始まる前でした。2階のギャラリーはその親達でいっぱいでした。泳ぎにくる大人のスイマーはやや少ないようで、使えるコースは3本しかなかったけどちゃんとトレーニングはできました。クロールの選手ではなかったので、クロールのベストタイムを自分でも分かっていません。軽くアップをクロールで200M、ブレストで100M泳いだ後、休憩に入ってストレッチングをやり直し、呼吸を整えてクロールの25Mを計ってみました。「一宮市温水プール」の2つあるパネル時計がシンクロしていなくて5秒のずれがあるのでややこしいタイムトライアルになりました。泳いだ後に計算が必要になってしまい、なんだか気持ちが折れてしまいます。飛び込みが禁止なので中から壁を蹴ってスタートです。一本目は約16秒。二本目が15秒。ブレスは25Mのハーフで一回、残り5Mで一回のツー・ブレスで泳いでみました。自分でパネル時計を目測するしかないのでタイムは大体になります。タッチしてから顔を上げるのでコンマ何秒かは速いはずです。それと飛び込みだったらもう1秒くらいはタイムが縮むだろうと思います。今の調子だと推測タイムで14秒から15秒くらいということでしょうか。これから泳ぎ込みをして半年で1秒早く泳ぐくらいが目標値になりそうです。13秒が切れたらいい方でしょう。気が乗らないのでフリースペースへ移動し遊びながらドリルをしてみました。けのび、6ビートのキックでスロー・プル、ヘッド・アップなどです。レースは50Mなので50Mの体力とブレスの工夫を身につけなくてはいけないかなあ。
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四日市 グレイスヒルズカントリー倶楽部 ~まさかの最終ホール

2010年02月16日 | スポーツ
手応えを感じた前回のゴルフ。今年はスコアアップをするぞ。といつになく張り切っています。練習をまったくしないでスコアアップするには投資が必要だと決心し、「内藤雄士の新500円で本当に上手くなるドライバーショット」という本を購入しました。本気です。500円も使ってしまった。更に真冬のゴルフの味方、ヒートテックの上下アンダーウエアと冬用の両手グローブまで新調しました。さて、成果はいかに。「グレイスヒルズカントリー倶楽部」はまだ寒かったです。先に防寒具の成果をお伝えすると、快適そのものでした。今までなんで使わなかったのかと思うほどです。キャップもニット帽に変更しましたがプレイがスムースになったと実感しています。このコースは真っすぐでアップダウンが少なくいいスコアが出し易いと思いますが、警戒しなければならい点は、横幅が狭い、グリーンが広過ぎる、1番ホールのアゲンスト、フェアウエイのアンジュレーションが大きいことでしょうか。内藤雄士の教本によると、プッシュスライスを防止するには左手のグリップを矯正してアドレスの時の視線を変える、と書いてあったので試してみました。僕はOBに悩まされていたので、プッシュスライスはどうしても克服したい癖でした。結果は上々です。18ホールを通して一回だけプッシュスライスのOBを出しましたが、ほぼ修正できました。これは納得です。ハーフのインではスコア45。自信が湧いてきました。アウトではパーが取れなくなって苦戦しましたが、何とか持ちこたえ、迎えた最終ホール9番。まさかの大叩きになってしまって終わってみるとスコアは100?!パー5でパーを目指したのが悪かったみたいです。突然トップ気味になってチョロが出始め、パターは4パット。9番はスコア10ですよ!技術云々ではないです。ダブルやトリプルを取り返そうとパーを狙って自滅する。絵に描いたような失策を演じてしまったようです。500円の本を読んだだけで簡単にスコアアップするわけないだろう。と横やりが入りそうですから、そろそろこの辺でおしまいにしたいと思います。でも今年はゴルフが楽しくなりそうです。
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イナザワ サウンド サーカス vol.4 愛 LOVE

2010年02月14日 | 芸術/演劇
バレンタインにコンサートに出かけるなんてロマンチックな夫婦だなんて言わないで欲しい。と口に出したくないなら、最初っから黙っていればいいことなんですが・・・。近所にゴンチチがやって来るというので妻がチケットを買いたいと言い出して、前売り券を買ったらそれがたまたま2月14日だっただけ。チョコレートさえくれないんだから、そんなに甘いものではありません。もういい?稲沢市民会館で開催された「イナザワサウンドサーカス vol.4 愛 LOVE」に出演するのはゴンチチと小野リサです。どちらもギターの演奏が中心のミュージシャンです。大ホールはほぼ満席、中年のカップルが多かったような気がします。ゴンチチのコンサートはもう何度も行っていますが、久しぶりです。公演は最初ゴンチチのデュオからスタートしました。相変わらずゴンザレス三上さんのギターテクニックは素晴らしかったです。CMで注目された「スカボロフェア」はS&Gと同じアルペジオでは権利に引っ掛かるそうでオリジナルのアレンジだそうです。いつものゴンチチのギターにうっとりできました。それにしても三上さん、昔よりトークが多くなりましたね。二部は小野リサのステージでピアノ、ウッドベース、ドラムス、フルート/サックスの5人構成です。ボサノヴァのスタンダードにフルートの音色は合いますね。ストリングスとは違う味が出ます。「イパネマの娘」も「ソ・ダンス・サンバ」も「小舟」も生演奏を聴くことができて大満足でした。小野リサは世界の音楽にも興味を示しているそうですが、彼女はシャンソンも上手く歌います。これは発見でした。アンコールにゴンチチと小野リサのコラボレーションがありました。演目は「ムーン・リバー」。チチ松村さんの選曲じゃないかな。終演後、ロビーでCDが販売され、ゴンチチのサイン会がありました。ゴンチチのCDは大体持っていますが、「DUO」は持っていなかったので購入し、お二人にサインしていただきました。いい思い出になったかな。

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カレイのミルフィーユ ~豚モモ肉のトマト風味グラタン

2010年02月13日 | 料理/グルメ
フランンス料理を作っていると新しい発見があるものです。古田祐二氏を指南役に迎えてフランス料理教室が開催されました。今日のメニューは「カレイのミルフィーユ」と「豚モモ肉のトマト風味グラタン」の二品です。どちらも意外な料理でした。ミルフィーユなんてお菓子しか思い浮かびません。白身魚のメインディッシュになるなんて、フランス料理って凄い。カレイは三枚おろしにして皮をはぎ取り、塩・コショーで下味を付けてポワレします。火が通ったらバットに移して白ワインを振っておきます。カレイの骨はソースにするためにブイヨンにします。骨を鍋でバター・ソテーして、その中に白ワイン、オニオン・スライス、ニンジン・スライス、パセリの茎を入れてじっくり煮詰めます。煮詰まったら煮汁だけを取り出して、バター・ソテーしたみじん切りのエシャロットを混ぜ、生クリームを足して更に煮詰めます。最後は塩・コショーとバターで味を調えてソースが完成します。パイはオーブンで焼いて膨らませ、包丁でスライスしてパイシートを作り、カレイを挟んでもう一度オーブンで5分くらい加熱してでき上がりです。お皿の周りにソースをかけて、パイの天辺にバターをトッピングして盛り付けました。パリパリのパイと淡白なカレイと濃厚なソースの組み合わせは絶品です。「豚モモ肉のトマト風味グラタン」ですが、グラタンとは載せてこんがり焼くことだそうで、必ずしもホワイトソースにチーズが必要なわけではないことを知りました。ですから、今日の料理は豚肉にソースを載せてオーブンで焼いたものです。豚モモ肉はワインの瓶で叩いて柔らかくし、塩・コショーで下味を付けて小麦粉をまぶした後にバター・ソテーします。上に載せるソースは、ニンニクを潰してバターで軽く炒め、香りがついたらニンニクを取り出し、オニオンのみじん切りをバター・ソテーしたもの、トマトを湯剥きしてコンカッセにしたもの、マッシュルームをスライスしてバター・ソテーしたものを混ぜ合わせて、焦げないようにかき混ぜながら煮詰めて作ります。これが大変でした。ペースト状にまで煮詰まったら塩・コショーで味を調えてバターで仕上げます。それを豚モモ肉に載せてパン粉とパセリのみじん切りをまぶしたら、白ワインを振ってオーブンで軽く焼きます。パセリは水洗いしてキッチンペーパーパーで水気を絞ってから使うとパン粉にくっついたりしません。焼き色が付かなかったのでバーナーで炙ってからパセリをかけて完成させました。チリ産のワインと合わせていただきました。柔らかい豚モモ肉とトマト風味のソース。赤ワインが美味しい。

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御殿場 三千や

2010年02月10日 | 料理/グルメ
御殿場にはユニークなお蕎麦屋さんがありしばらく食べていないなあ。と、ふと思い出したので、久しぶりに食べに行くことにしました。「三千や」という一軒家の蕎麦屋です。茅葺き屋根もそうですが、実際にお爺ちゃんとお婆ちゃんが二人で暮らしているらしく、店に入ると玄関の佇まいといい里帰りの実家に戻ったと思ってしまうほど生活感に溢れた家なんです。当然給仕のお婆ちゃんは人懐っこくて暇さえあれば話しかけくるので、よその家の民家とは言え、来店した客は皆、郷愁にかられることでしょう。僕は今までに何度か訪れたことがあります。冬ですからね。玄関では薪ストーブが焚かれていました。それだけでもじわーときます。囲炉裏は使っていませんが、座敷にちゃんとあります。メニューは「ざる」(1000円)とぶっかけ「1000円」のみ。大盛りなら200円増し。「蕎麦がき」と「ところ天」がサイドメニューです。僕はもちろん「ざる」を注文しました。「田舎蕎麦でございます。」と素朴っぽさが絡む話し方でお婆ちゃんが運んできました。「こうやって来てくれる人に会うのが楽しみでやってます。」と語りかけてくると、まるで民宿です。自家製のお漬け物までサービスしてくれます。食後にはミカンがあるからとミカンまでいただきました。「三千坪あるから三千やと言います。」お店の屋号の由来まで教えていただきました。静かな場所にあり富士山の麓でもあるため、わざわざここまで蕎麦を食べにくるのは、このお婆ちゃんに会うための常連客もいるんでしょうねえ。記帳ノートがあるので僕も名前を書いておきました。名簿を眺めると結構遠くからやって来る人もいます。お蕎麦の味ですが、田舎蕎麦を自称するだけあって太麺で歯応えがあります。出汁はややあっさりでした。食べて見るとわかるけど家庭料理のような気がします。けっして野暮ったくはないと思いますけど、街の蕎麦とは違いますね。時々、こんな郷土を強く感じる蕎麦が食べたくなるんです。閑静なところなのにドゴーンと自衛隊のロケット弾の音が突然何発も響いてきました。地鳴りまでします。近くに陸上自衛隊の演習場から聞こえてきます。もう慣れてきたけど、蕎麦を食べてるときは静かにして欲しいなあ。



住所 静岡県御殿場市印野1787
電話 0550-89-1578
場所
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ヒヨドリのさえずり

2010年02月06日 | ネイチャー/ペット
「ヒヨドリ。」と妻がつぶやいた時、僕は遅い朝食をとっていました。自分でドリップ式のコーヒーをいれて、茹で卵を作りむしゃむしゃと食べている最中でした。野鳥である一羽のヒヨドリが我が家のバルコニーの手すりにとまり、甲高い声で鳴いているのです。サッシの窓ガラス越しのわずか先にヒヨドリはこちらを向いて堂々としていました。マンションに住んでみてわかることですが、バルコニーにヒヨドリがよくやってきます。彼等は元々山間部に住む野鳥ですが、順応性が高いらしく平野の住宅地にも生息しているのです。そして決まって、朝からけたたましい声で鳴くのです。特に冬の季節に仲間同士で空高く叫ぶように鳴く声を聞いていると、穏やかでない響きに恐ろしささえ感じます。そのヒヨドリがすぐ目の前にいるのですから、部屋の中にいてもそれは大きな声です。ぴぃいいいいいいいー!楽器の音ではありません。どちらかというと恐竜の鳴き声です。恐竜は絶滅したのではない。鳥になったのだ。という話もあります。鳥の足を見ていると、まるでTレックスの爪のように見えませんか?素早く写真を撮りたくても、野鳥を至近距離で撮影するのは至難の業です。カーテンに身を隠し、ヒヨドリに気付かれないように手を伸ばして携帯電話を使い勘を頼りにボタンを押しました。トリミングと露出補正で何とかシルエットが確認できるほどですが、運が良かったのか無事撮影できました。知っている人はわかると思うけど、この鳥ガーデニングを荒らすんだよね。もう枯れちゃって今はないけど、栽培していたサクランボにいっぱい実がついて喜んでいたら、旅行中に全部食べられてしまったことがあって、犯人はきっとコイツ等だと思っています。追っ払うことはしないけど、雪がちらつく寒い日にお騒がせな来客でした。
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名古屋 タンドゥール

2010年02月04日 | 料理/グルメ
久しぶりに立ち寄ったお店を紹介します。僕にとってはカレーのスタンダードとも言える「タンドゥール」でランチをしました。近場の出張の前に昼食を済ませようとして一人うろうろしていていたら流れで着いてしまいました。若い頃はほんとによく通ったお店です。以前は毎日ビルの地下にあって大繁盛していました。名古屋では知る人ぞ知る有名店です。毎日ビルは取り壊されてしまって、同じように人気があった数々のテナント飲食店は姿を消してしまい、忘れ去られてしまっています。「タンドゥール」はミヤコ地下街に移転し、前と変わらずのカウンターだけの所帯で小じんまりと営業を続けています。移転してからというもの足が遠のき、最近は行かなくなっていました。ここのカレーは飛び切り辛くて奥の深い味があり、一度食べたらそうそう忘れることができないので熱心なファンが多いことでしょう。僕が通っている時も常連ばかりでした。メニューはいたってシンプル。インドカレー(700円)だけです。座ればお店の方が辛さを聞いてきます。辛口、中辛、甘口です。最初は辛口だけでしたけど、今はこれが定番です。頼めば隠しメニューでもっと辛くしてくれます。最近はラッシーとビスケットがサイドメニューとして登場しました。注文を告げると、すぐさまルウとライスが別になって出てきます。相変わらず早い。独特なルウは、30種類ものスパイスが複雑に絡み合って何とも言えない美味しさです。薬膳カレーと呼んでもいいかも。体調が悪いなと思ったら食べる。まるで滋養強壮の薬みたいです。二日酔いに効く。とは常連達の決まり言葉です。久しぶりに食べてみて味が変わっていなかったので安心しました。たまに食べに来なくちゃと思い直しました。それにしても店番のオバちゃんは何人も変わったけど、みんなれっきとしたオバちゃんでした。店のオーナーのこだわりなのかな?一体誰が作っているんだろう?ずっと続いて欲しいお店です。



住所 名古屋市 中村区 名駅4-9-10 ミヤコ地下街
電話 052-586-2855
場所
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