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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

ウニのスパゲティ

2009年05月30日 | 料理/グルメ
「ウニ」を使ったスパゲティは作ってみたかったけど、「ウニ」は高価でもあるし、なにより新鮮でないと美味しいはずがありません。家で作ることはまずないだろうと匙を投げていました。ところが、いい「ウニ」が手に入ることになり、早速チャレンジすることができました。実は、上の娘が修学旅行で北海道へ行くというので、お土産は「毛蟹」ががいいなあ。なんて冗談話してるうちに、本当にちゃんとした所で買ってもらおうと話が進んでしまい、本人も戻れなくなったようで結局「毛蟹」を頼んでしまったのです。「毛蟹」は家族一同大好物なので、反対するものは誰もいなかったわけです。それで小樽に立ち寄るというので三角市場で買い出しをしてもらうことに。小樽は僕も昨年行ったことがあるので、お店まで指定して行かせました。北一ガラスより魚介類の方に興味があるなんてちっとも乙女らしくありませんが、これも社会勉強の一つだと思えばそのくらいのお小遣いは出してやろうという親心もあります。(いいえ。食い意地かも。)そうしたら上の娘が市場へ行って、「毛蟹」の他に「ウニ」と「真ほっけ」までも購入してきました。というわけで宅配便で今日届いたばかりの小樽産の「生ウニ」を使い、お昼ご飯に「ウニのスパゲティ」を作ることが実現できたのです。レシピは落合務氏の本を参考に自分なりにアレンジしてみました。僕は過去に、刺がうようよ動いている生きた「ウニ」をスプーンですくって食べたことがあって、「ウニ」は新鮮さが命なんだとつくづく噛み締めた経験があります。だから新鮮な「ウニ」でないと、臭みなく調理するのは難しいと常々思っていました。「ウニ」の鮮度を生かしたソースを作るのは緊張しますね。作り方は、フライパンにエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを温め、細切れのニンニクを軽く揚げてから白ワインを加えアルコールを飛ばします。そこへトマト・ピューレを大さじ一杯分、アンチョビー、イタリアン・パセリのきざんだものを足して煮込みます。イタリアン・パセリはバルコニーで栽培してあるフレッシュを使いました。更に生クリームを適度に注いで煮込みを続けます。パスタの茹で上がりに合わせて生ウニを加え、無塩バターでソースを仕上げます。塩加減のために生ウニの保存に使われた潮水をちょっぴり入れてみました。素早く作るのが決め手ですね。パスタには「フリッタータ」と「ジャガ芋のロースト」も一緒にテーブルに並べていただきました。レストラン・メニューみたいです。贅沢な食材である「ウニ」をベースにしたスパゲティですからね。滅多にお目にかかれないぞ。と言い聞かせてから家族に食べさせました。臭みは一切無し。コクもしっかり出ているソースに皆、大満足でした。

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横浜 揚州商人 新横浜店

2009年05月26日 | 料理/グルメ
新幹線停車駅でもある新横浜は、駅ビルがオープンしてとってもモダンな空間ができました。ここは仕事柄、出張で新幹線をよく利用するので移動の分岐点になります。どうしても途中下車して食事をとることも多くなります。と、なると手っ取り早く済ますことができて、尚かつ駅から近く、何よりも美味しい店があったら訪れる回数も増えます。今日は、僕だけでなく職場の従業員も通い詰める新横浜でお勧めのお店でランチをとりました。関東地区では何店舗もチェーン化している「中国ラーメン揚州商人」です。杏仁豆腐が美味しいので以前にも紹介したお店でもあります。僕自身、年に数回は利用します。12時過ぎのランチタイムは店外に待ちができるほど人気なので12時少し前に到着できる場合でないと行かないようにしています。この頃は12時少し前に到着して、並ばずに済むように時間を調整して切符を買う癖までついてきました。ラーメンが主体のお店ですが、中国の古風な大衆飲食店を彷彿させるインテリアが特徴です。店員も中国人らしき人が多いような気がします。メニューも多く、どう考えても本国にはないはずのラーメンばかりにもかかわらず、お馴染みのラーメンが中国風に感じてしまう所がユニークです。どれも大好きなのですが、先日食べた「スーラー油麺」(780円)が気に入ったのでもう一度食べにきました。スウプがないラーメンですね。この間はバランスがいい油麺だと感動し、見よう見まねで自分でも作ってみたのですが、ほど遠い味にしかならなかったので味を盗んでやろうとも思っていました。油麺はスウプがないので作るのは簡単です。具はメンマ、チャーシュー、椎茸、白髪ネギくらいです。主な味付けは胡麻油とラー油。そして黒コショーです。ニンニクを使っているのかどうかはわかりません。多分ないでしょう。オイスターソースも怪しい。これは使っていそうです。違うかな。酸味のお酢は何を使っているのかな?黒酢かも。油麺って水分を取るのが難しいんです。茹で上がった麺と味付けした油を絡める時に水分が残っていると喧嘩するのです。「中国ラーメン揚州商人」ではどうやっているのか分かりませんが、程よく味付け油が絡んでいます。暑いときは酸味と辛味が融合した油麺で元気になれます。



中国ラーメン揚州商人 公式サイト
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ミニチュアダックスの大あくび

2009年05月23日 | ネイチャー/ペット
ペットの写真をカメラに収めることは、簡単なようで実はそうではありません。意外にすばしっこく動くので、シャッターチャンスだと思った瞬間に顔の向きが変わるのでボツばかり増えます。ましては携帯電話のカメラでは至極困窮することになります。部屋でデジタル一眼レフやコンパクトデジタルカメラなどのデータの整理をしていたら、我が家で飼っているミニチュアダックスがもの珍しそうに寄ってきました。僕が本を広げたりして何か始めるといつも確認するように寄ってくるのです。おいで。と呼んでも来ない癖に。(妻や娘の場合は言うこと聞くのに。)ミニチュアダッックスは犬のくせに猫のような仕草をすることがあり、両前足をうんと前に伸ばして身体を後方へ伸ばし、今度は両後足を置き去りにして背筋を伸ばし、その後上を向きながら大あくびをします。その時、ちょうど携帯電話を握りしめていたのでとっさに一枚撮ってやりました。こんなショットなかなか撮れるもんじゃありません。遠吠えみたいに見えますが大あくびです。夕方の散歩にでも連れて行ってやろうとしたら、喜んでついてきました。で、表に出ていつもの公演に向かうと途中で「やだ!」のポーズでその場に立ち止まったりします。リードを強く引いても動こうとしません。犬の扱いは落第生の僕はこんな経験が何度もあります。行きたいんだか、行きたくないんだかわかりません。しばらくするとまたついてきます。やれやれ。公園に着くと今日は子供達でいっぱいでした。遊具はフル稼働でした。ところでミニチュアダックスは幼子に人気なんです。あちらこちらから子供がやってきました。最近は慣れているせいかよく懐きます。子供に向かってがらじゃれたり舌で舐めようとしています。噛んだりしない犬ですが、興奮すると危険なので機嫌を確認しながら、子供達に触らせてあげました。嬉しいなら言うことちゃんと聞いて欲しいよ。

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フィットネスのために泳ぐということ 11

2009年05月22日 | スポーツ
天気の悪い日なりました。金曜日の週末、アフター・ファイブに温水プールで泳いでいる人は余程暇なんでしょう。僕の場合は暇があるからではなくちょうど時間が空いたからなんですが。久しぶりに日本ガイシスポーツプラザにある50M競泳温水プールで泳いでみました。長水路の温水プールは希少な施設です。入場料も700円と高めです。メインのプールは季節限定なので普段はこの競泳用のサブプールしか利用できません。25Mも別にあるので贅沢な施設です。競泳用は予約も多く、僕が行った時は大学の水泳部が3コース占有していました。愛知県としては水泳の総本山のような聖地なのでスイマーのレベルも高い所です。逆三角形でない体格を探す方が難しい気がします。長水路で泳ぐので、せっかくだからいつもと違うメニューを設定してみました。アップを兼ねてブレストで500Mのロングを1本、クロールで600Mを1本、再びブレストで50Mハード&イージーを2本泳いで合計1200Mです。前回肩の調子をみながらクロールを泳いでみて、何とかなりそうだったので自信をつけるためにロングに挑戦してみました。ブレスト専門なので使う筋肉が違うことや元々上手じゃないので綺麗になフォームを維持できません。肩も少し傷むので今はこのくらいなら大丈夫という感じでした。オープン・ウォーター・スイミング(略してOWS)が注目されていると聞いて興味を持ち、主流のオーシャン・スイムはクロールなので、自分ではどうかと試してみたかったのです。1KMくらいなら完泳できそうかなあ。クロールもしっかり練習してみようかな。ブレストのハードスイムはフルスロットルの力泳でした。ここ数年かけてリハビリのように泳いでやっと全開で筋肉が使えました。これが嬉しい。タイムは計っていませんが、25Mなら十秒台に戻った気がします。1100Mを泳いだ後ならパワーが出し易かったのでしょうか。短距離の競泳もまだまだ行けそうな気がします。ロング・ディスタンス(またはマラソン)と競泳を両方こなすスイマーをデュアル・スイマーと呼ぶそうです。頑張ればなれるかな。
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1000円ワイン通信 ~シャトー・デストゥルネル 2005

2009年05月21日 | 料理/グルメ
最近外でお酒を飲む機会がめっきり減りました。皆さんんごよく存知の不景気だからです。気分的に飲み歩く気がしません。泊まりの出張でもホテルにこもって飲むようになるくらいになりました。というわけで自宅でワインを飲むのも板に付いてきた今日この頃です。仕事から家に帰り風呂上がりのビールも悪くはありませんが、ワイングラスを傾けるのもなかなかオツです。安くて美味いワインがあれば至極の幸せを得られます。今日は象の上にお城が載っている摩訶不思議なイラスト(まるでダリ)が描いてあるエチケットが印象的な「シャトー・ディストゥネル 2005」のコルク栓を抜きました。割引価格1515円で入手しました。有名なスーパーセカンド(格付け2級)シャトー・コス・デストゥルネルのサードラベルです。セカンドのサードって野球のことではありません。フランス・ボルドーワインは品質管理が徹底していてヴィンテージもそうですが、生産者ごとに格付けをしていまして、1級は5代シャトーのみに与えられシャトー・コス・デストゥルネスはその1級に匹敵する2級ワインと呼ばれるのでスーパーセカンドと言われます。5大シャトーもそうですが高級なワインは同じ生産者が同じ手法で醸造しながら、品質的に満たないものをセカンドラベルとして安価な値段で出荷することがあり更にカジュアルなラベルとしてサードラベルが作られるのです。安い価格で高級ワインのテイストが楽しめるとあって海外でも人気が高いそうです。「シャトー・デストゥルネル 2005」は名前からして構えてしまいますが、テーブルワインの類いなので気楽にいただきましょう。ベリー系の香りが豊かで口当たりは軽くさっぱりとした味わいです。タンニンも抑えられていて樽臭もなく、酸味が強調される特徴を感じました。しかしながらボディはしっかりしていて、コクもあります。(ミディアムです。)大人しいワインと言えますが、優等生で成績は良いといった感じです。ルージュなのにマグロやカツオなど赤身の魚も合うような気がします。実際、初鰹と一緒にいただきましたが相性は良かったと思います。癖を嫌う方なら気に入ると思いますよ。
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東京 浅草演芸ホールで落語を拝聴する

2009年05月19日 | 芸術/演劇
ずっと前から落語を直に聴いてみたいと思いながら、まあいつでもいいや。と、思ってたらいい歳になってしまいました。思い付いたら忘れる前に行ってみようというのが今の僕の考え。東京へ行ったついでに落語を体験するなら浅草にある「浅草演芸ホール」がいいだろうと出かけてみました。東京でも4つしかない寄席の一つです。年中無休で公演されていているなんて初めて知りました。隣は元「フランス座」(現東洋館)は萩本欽一、ツービート、渥美清等を輩出したとして有名です。一月を3分割して上席、中席、下席と呼びそれぞれ昼の部と夜の部に分かれて披露されます。仕事があったので昼の部はあきらめました。ナイツや桂歌丸が聴きたかったのに惜しい。夜の部がつまらないとは言いませんが。16:40から始まり、押して21:00ごろまで4時間以上(仲入り含めて)を3000円(真打ち襲名披露のため)で楽しめました。浅草で落語なんですから、観客はほぼ全員ご年配です。多分、僕が最年少だったでしょう。満席になりました。落語の笑いは、くすくす笑いが基本で時々一笑するくらいがちょうど良いと思います。爆笑の連発でないと高視聴率がキープできないお笑いテレビ番組とは、一線を描する世界です。もし、あんまり面白くて客を抱腹絶倒させてしまうと、ぽっくりあの世逝きの爺さん婆さんが続出することになり、興行側も固定客を失いかねません。大衆娯楽の境地である寄席の楽しみ方は、あかぬけた精神の鍛錬に通じるようなところがあり、日本人のたしなみとするべきか、粋な余生の過ごし方とするべきか難しいところです。よく外国人が日本語を学ぶ時に噺家のオチで笑えたら一人前だと言われますが、それだけに卓越した話術の芸はアーティスチックでもあります。古今亭壽輔の酔い様の演技といったら、まるで本当にお酒を飲んでいるような見事な振りで観ているこちらも一杯やりたくなります。主席(トリ)の桂小文治なんざ色気話で観客を引っ張っておきながら、ちょうど時間となりましたァ。とか何とか言ってオチにしちゃうんだからマイッタヨナ。と、オイラも下町訛りがうつっちゃったじゃねーか。このやろー。落語以外の漫才(ザイマンとか呼ぶ)、曲芸、マジック、小唄、漫談などを色物なんて言いますが、これがまたいい味出しています。特に女性はいいですね。妙な色気があります。北見伸のマジックのアシスタントの二人とか胡散臭い色香があります。スティファニーの死後(死語)の世界なんかも設定が傑作ですけどセクシーさも売りですね。三味線弾いて都々逸と踊りを演じてくれた、うめ吉っちゃんも「待ってマシター!」と掛け声が出るくらい熱烈なファンがいました。落語っていいなあ。

浅草演芸ホール 公式サイト
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スローミュージック SELECTION Vo.67

2009年05月18日 | スローミュージック
O BROTHER,WHERE ART THOU?/SOUND TRACK

コーエン兄弟の映画は「バートン・フィンク」から注目していました。「オー・ブラザー」はレンタルで観たので多少時差はあるもののいっぺんに気に入ってしまいサントラ盤をすぐ購入しました。映画の紹介は野暮なので何も書きませんが、この映画はアメリカの音楽がテーマでコーエン兄弟も自嘲的に「この映画はサントラのPVだよね。」とインタビューの応対をしていたことからも立証できると思います。2000年公開のこの映画でコーエン兄弟は初めて大ヒットするわけですが、同時にサントラ盤も700万枚をセールスしグラミー賞まで受賞しました。主演のジョージ・クルーニもアカデミー賞(ミュージカル・コメディ部門)を取ってしまうし作品もエントリーされました。コーエン兄弟の映画はどれもリアルなアメリカ、日常に染み付いたアメリカの原風景を描くことで知られますが、「オー・ブラザー」ではアメリカン・ルーツ・ミュージックを扱っています。今の時代、ポピュラー・ミュージックは進化を遂げるように多種多様なスタイルが当たり前になっていますけど、映画の設定された1930年代(世界恐慌後)はまだ白人と黒人が文化的に明確に分離されていて(人種差別とも言う)、音楽も混ざることなく同居していた時代でした。白人移民のクラシックと民族性が生んだカントリーやコーラス。そして開拓時代の名残がウエスタンへ。労働者として連れてこられた黒人のア・カペラやブルースはアメリカの乾いた大地に根付いていたのです。背筋がぶるっとくるくらい骨に響く音楽ばかりです。音楽は二種類しかない。カントリーとウエスタンだ。こう断言する南西部の人達がまだ現存することが信じられる気がしてきます。無理に日本に置き換えれば演歌と浪曲だとでも言うところでしょうか。僕自身、カントリーなんて遅れた音楽だ。くらいにしか考えていませんでした。しかしこの映画を観てまるっきりイメージが変わってしまいました。唯一白人と黒人が共演するのは5曲目と16曲目(同曲ライブ)の「マン・オブ・コンスタント・ソロウ」(ずぶ濡れボーイズ)です。この曲が一番重要なナンバーになるのですが、映画を見終わった後も、脳裏に焼き付いて離れないメロディーになるのは僕だけではないはずです。全19曲どっぷり浸かりたいサントラ盤です。映画とセットで聴いていただきたい音楽ファン必聴ものです。プロデューサーはT・ボーン・バーネット。オムニバスなのでミュージシャンはジョン・ハートフォード、エミルー・ハリス、ノーマン・ブレイク、ラルフ・スタンリーなど多数。本国アメリカで大絶賛された理由は観てから聴けばわかります。(注 ずぶ濡れボーイズはアフレコ)

オー・ブラザー! オリジナル・サウンドトラック
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フィットネスのために泳ぐということ 10

2009年05月16日 | スポーツ
本日の天気は雨。一日中しっとりと日本を濡らしています。どこかへ出かけたい気分は洗い流れるようにしとしとと降り続けます。肌寒いくらいです。こんな日はきっと温水プールに人は来ないだろうと思って祖父江町にある「祖父江の森温水プール」で水泳のトレーニングをしてきました。エントランス前のファウンテンには、タイルと雨水がブルーの彩色を描いています。休日の午後は、熱心な健康管理系スイマーである中高年の方々がコースを占領していました。まあ泳ぐ人はこんな天候でもしっかり泳ぎにくるというわけです。(僕もその一人。)このところ仕事が忙しくて夜も時間が取れなかったので、結局休日にならないと温水プールに行くようなゆとりはありませんでした。体重も気になるし、ここで泳いでおかないと身体が鈍ってしまいます。僕はプールサイドでストレッチをしながらトレーニングメニューを考えるのですが、プールの客層と混み具合は重要でそれを確認して決めます。今日はコースに3、4人は泳いでいるので、ダッシュはあきらめました。専門種目のブレストでアップのつもりで200Mを1本泳ぎ、その後200Mを2本イージースイムで泳ぎました。肩の痛みから遠ざけていたクロールでは25Mを4本という内容にしました。合計700M。ペースが思うようにはなりませんが、それなりにトレーニングにはなりました。200Mの3本目になるとブレスがキツくなってきて有酸素運動の効果もあったと思います。こうして泳ぐ距離とペースの関係から自分の体力が年々衰える一方であるこを実感できてしまいます。クロールはしばらく泳いでいませんでしたが今日はちゃんと泳げました。一番の収穫です。肩の痛みは病院や接骨院のマッサージなど試みましたが、うまくいかなかったので自分なりに治しているところです。WiiFitのヨガと雑誌TARZANに乗っていた肩こりに効くストレッチが功を奏してか調子が良くなってきました。腕立て伏せまでできるように回復しています。どうやら身体を動かす方が僕には合っているみたいです。
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伊勢 伊勢神宮 外宮

2009年05月14日 | 文化/歴史/技術
お伊勢さんと親われている伊勢神宮は「内宮」(ないくう)と「外宮」(げくう)に分かれていて、おかげ横町が近いのは「内宮」です。歩くには少し晴れた「外宮」には行かないことが多い人もいると思います。実は僕も一度も参拝したことがありませんでした。正式な参拝方法は「外宮」から「内宮」の順に巡るのが決まりですが、「内宮」だけで済ませてしまいます。(おかげ横丁だけで帰ることもありました。)今日は仕事で伊勢にやって来たのですけど、時間が少し余ってしまったのでこれはいい機会を得たと思って「外宮」を参拝してきました。比較すれば規模は小さいのですが、「正宮」のほか神楽殿などがあり、別宮も「風宮」「土宮」「多賀宮」など点在し神々しい神宮です。「外宮」は通称で本当の神社名は「豊受大御神」(とようけのおおみかみ)と言います。食物の神様で生産などの守護神として祀られています。鳥居をくぐり参道に入った瞬間から太古の空気を飲み込んだような気分が味うことができます。伊勢神宮のスピリチュアルなエネルギーはここにも充満しています。体中の皮膚から毛穴から染み込んでくるようでした。しばらく歩くと威厳を感じる「正宮」に辿り着きます。拝殿がない伊勢神宮はここで参拝をすることになります。「正宮」の造りは「内宮」と同じ唯一神明造りと呼ばれる特殊な建築様式で屋根は茅葺きです。独特な雰囲気を持っていますね。唯一神明造りは他にその様式を許さないことから、伊勢神宮に来なければその姿を見ることはできません。「外宮」も日本史をたっぷり吸い込んでいる素晴らしい所だと思いました。背の高い杉の幹も霊感を刺激します。別宮も参拝してきました。杜の中を彷徨うと森林浴をしているような気分です。馬もいました。産地が宮内庁の牧場で「草音号」という名の馬です。とても気品ある顔をしているし動きも行儀よいので公家っぽい馬に見えます。ぐるっと回っただけですが清々しい気持ちになれました。今まで神の世界など興味がなかったのですが、日本のことや日本人のことを深く考えると神様のことも知りたくなる僕です。

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鈴鹿 椿大神社

2009年05月13日 | 文化/歴史/技術
日本で一番古いと言われる神社は全国に数多くあります。どこが本当なのかわかりません。云われや由緒をそのまんま信じたら一番古いと言ったところが勝つことになります。記紀が作られた時代に記述を整理しまったために都合の悪いものは消されたか封印されたに違いありません。ですから事実がわからなくなってしまいました。だけどロマンティックを増大させることには一役かうことになったと思います。伊勢の国の一宮はてっきり伊勢神宮ではないかと考えがちですが残念はずれ。答えは「椿大神社」(つばきおおかみやしろ)です。天孫降臨の際、峰に神を導いた猿田彦(後に猿田彦大神)を祀る最古の神社であり、猿田彦神社の本宮とされています。仕事で近くを通ることになって、陽が傾いたとはいえ、まだ明るい夕刻に参拝をしてきました。新茶が出始めた茶畑を両脇に囲む道を通り過ぎ、現地に赴くと神秘的なインスピレーションを感じました。人気のない静謐な参道を歩くと増々精神が張りつめてきます。それほど大きな神社ではありませんが、入道ヶ岳の麓に造られた本殿は山と一体となって古代の信仰を思わせます。僕は最近、一宮に関心を強めているので一度お参りはしておきたいと思っていた神社の一つでした。わずかな時間の滞在でしたが神妙になることができました。参拝者が他に誰もいなかったので本当に厳かでした。その静寂な境内の中で、けたたましい乾いた音が鳴り響きました。それも何度も繰り返して。キツツキだ!それもアカゲラ!と瞬間的にひらめきました。こんなに大きく響くドラミングはアカゲラのような大きさのキツツキに違いないと想像すると姿を見たくなてたまりません。鎮守の杜には足を踏み入れるわけにはいきませんから、周囲をそぞろ歩きでうろつきながら樹上を探します。繁殖期のアカゲラは勢い良くドラミングを続けてくれました。しばらくすると鳥影を発見し、それが紛れもなくアカゲラであると確認できました。それも二羽いました。神経質な性格なのですぐにその場から飛び去り山の方へ行ってしまいましたが、遠くの方でまたドラミングがこだましていました。こんなところでアカゲラの姿が見られるなんて何かいいことありそうです。

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