スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

箱根町 薬師の湯 吉浜

2010年11月09日 | 温泉
段々寒くなる季節になりました。秋が深まっています。寒くなると温泉が恋しくなります。じゃあ温泉に行きましょうと勝手に決め込んで箱根に来ました。このところ水泳のトレーニングを続けていたので、少し筋肉を休ませようという狙いもあります。小田原から小田急線で箱根湯本駅まで移動し、箱根登山鉄道で強羅駅まで登りました。もう何度も来ているので見慣れた景色でしたが、意外と時間がかかることを忘れていて、到着した時にはもう日が暮れ始めていました。しまった!と思って行きたかった温泉施設に電話をかけると、17時までに上がって欲しいと言われて、移動時間など考えると諦めることにしました。残念。やっぱり山です。辺りは暗くなってくるし、何より寒い!観光客は皆コートを着ています。僕は軽装なので余計に寒く感じます。こうなりゃ、どこでもいいや。となって駅前に幟が立っている日帰り温泉、「薬師の湯 吉浜」へ飛び込みました。玄関で呼びかけてもすぐに人が出てこないので営業中かと心配になるほどしんと静まった温泉です。入泉料は850円。宿泊客はあまりいないみたいでした。内風呂しかない温泉であまりガイドやネットでも知られていないので人気はないのでしょう。入ってみると案の定貸切でした。景色も楽しめないし、清潔感はあるけどあまりぱっとしない内装なので期待はしていませんでした。こんなもんかと思って湯船に入ると、お湯はかなり良かったです。イクスクラメーションマークを二つ三つ付けたくなります。さらりとした透明湯ですが、温泉の成分は濃い気がします。お湯は印象的でした。加水「行っていません。」加温「行っていません」循環装置等の使用「なし」入浴剤の使用「なし」消毒処理「行っていません」これって源泉かけ流し?のはずです。後から知ったのですが、(こうして僕は後から真相を知ることが多い。)早雲山から引くナトリウム塩化鉱泉と「北投石」を融合させた温泉でした。「北投石」はよくわからないけど秋田の玉川温泉で発見されたラジウムを出す鉱石みたいです。まあ行き当たりばったりでしたが、何とか一人でゆっくり湯汲みができました。ふー。足ブルブルは無料でした。今日は誕生日なんだよね。ご褒美。



薬師の湯 吉浜 公式サイト
コメント (2)
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