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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

合鴨が飛来してくる

2015年06月20日 | ネイチャー/ペット
毎晩、カエルがケロケロと合唱を始めています。我が家は、住宅街の中で暮らしているので周囲は家ばかりです。戦後の宅地開発に沿って水田を埋め立ててきただろうと推察される住宅密集地帯です。ですから取り残された水田が住宅の間にまだ残っています。目の前には、広さにしてちょうどテニスコートくらいのが道路を挟んで1面づつあります。真四角の水田は、田植えの時期に入り水が張られ、冬眠から覚めたカエルが一斉に鳴き出しているのです。夏の風物詩と言えば情緒がありそうな響きですが、やかましいというのが正直なところです。そこへ毎年のように現れるのが合鴨のつがいです。毎年、餌を求めてやって来るようです。水田に合鴨がいると合鴨農法だとか無農薬だとか思われそうですが、この合鴨のつがいは、勝手にやって来る野生の合鴨です。断言はできませんが、妻が飛来してくるのを目撃しているので、農家が放したわけではいのは明白です。バルコニーから二面の水田全容が見渡せるので、僕は時折合鴨を探すのが楽しみでもあります。数日前は一羽しかいなかったのですが、今日は二羽になって餌をついばんでいました。今年もつがいで来てくれたんだと思うと嬉しくなってしまいます。別に我が家に来たわけでもないし、僕の所有する水田でもないので僕と合鴨の間に関係という関係はないので、意識することもないのですが。二つの水田を行き交いする時は、二羽そろって仲良くアスファルトの道路を歩いて渡るので、結構可愛い姿を見ることができます。ここへは、餌を食べたらどこかへ飛び去ってしまうのですが、様子を見ていると日没までいたので、今夜は宿泊するようです。ねぐらとするのは水がしっかり張った水田の方で、ちょうど真ん中あたりです。おそらく天敵を避けているのでしょう。猫は足が取られてまず入ってこれないでしょうね。カラスは多いので気になります。だけど、カラスが合鴨を襲っているシーンは見たことがないので大丈夫なのかなあ。猛禽類は周辺に全くいないので心配ないと思います。しかし、合鴨はもともと野生では存在しない鳥です。妻は渡り鳥ではないかと言い出していますが、それはマガモのことです。てっきりマガモが毎年やって来ると思ってたので、不思議に思いませんでしたが、合鴨がここへ来るのは何か訳がありそうですね。近所の他の水田で合鴨農法をしているなんて見かけたことないし、一体どこからやって来たんでしょうか。

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イタリアンパセリの花

2015年05月22日 | ネイチャー/ペット
マンション住まいでは家庭菜園は鉢植えが基本となり、おのずと限界があります。(もちろん徹底的にやる人もいるでしょうが。)我が家ではバルコニーにいろいろと並んでいるのですが、その中にはハーブもあります。ローズマリーはとても丈夫で、暑さ寒さによく耐えてくれます。今年はイタリアンパセリが幾つか伸びてきて、いつになく大きく育ちました。特別にイタリアンパセリを栽培しているのではなく、雑草のように鉢植えの隙間から伸びてきて3本別々の鉢から生えています。それが大きく育って50センチ以上も伸びているのもあります。通路の妨げになるほどです。茎はまるでセロリのように太くがっしりしています。普段、スーパーなので見かけるパック入りのイタリアンパセリは、可憐な少女のように上品に寝そべっていますが、にょきにょきとこんなにでかくなるハーブだとは思わなかったので正直驚いています。しかも花が一斉に咲き始めたので、もっと驚いています。イタリアンパセリの花って見たことありますか?地味ですよ。小さな花の集まりです。放射状に広がりカリフラワーみたいです。遠目には菜の花のようでもあります。しかし、菜の花の方が飛び切り晴れやかで派手ですね。目隠しを超える位置に花が咲いているので、窓越しに風に揺られると存在感はあります。ここまで育つと肝心の葉は大きくなり過ぎて料理には使えそうにありません。小さいうちに摘み取ってしまうのが良いようです。しかし、なんでこんなに大きくなったんでしょう?我が家のイタリアンパセリは、放ったらかしにしていたらこうなったという育て方です。コツも何もありません。悪しからず。調べてみると二年草で、一冬越して花が咲き、実がなって枯れるそうです。実!イタリアンパセリの実って何?見たことないです。これからまた楽しみが増えました。夏には実の姿を見ることができそうです。だけど、芽が出て葉が出て花が咲き、実がついて種を残し枯れるのは植物の王道ですよね。当たり前だった。せっかくここまで大きくなったイタリアンパセリですが、それほど料理に使う頻度はありません。せいぜい飾りに使うぐらい。大量に使うことができる料理はないものでしょうか。
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ナガゴマフカミキリ

2015年05月14日 | ネイチャー/ペット
今週から暑くなったので、ノーネクタイで出勤するようになりました。いつの間にか夏を感じています。最近のことですが、時間の余裕がなくなってしまって、周りの景色を眺めることもなく、やるせない気持ちになっています。疲れて疲れて疲れ果てて家に帰ってきました。今日もエレベーターに乗り込んで行き先階のボタンを押し、下を向いてエレベーターの床の汚れを確認するはずでした。自動で上昇するエレベーターの扉が開けばそこは我が家のフロアであるはずなのでそのまま黙って出るはずでした。しかし、狭いエレーベータの中には虫が居たんです!それも目の高さに。壁に貼り付いていたのは立派なカミキリムシだとすぐに気付きました。「これは?」何だかこの僕を待っていたかのような現れ方でした。下を向きかけた途端に目の前にカミキリムシが居るなんて。子供のように写真をバシャバシャ撮ってやりました。大人しくしています。「この模様は何だっけ?」カミキリムシは種類が多いのでよくわからない種類のものです。でもどうやってこんなところまでやって来たのでしょうか。片手でつまんでベランダまで連れて来てやりました。カミキリムシを捕まえるのは得意です。そして予想通り鳴きました。イヤダイヤダと抵抗するみたいに。足も激しく動かします。放してやるとしばらく歩き回り、羽を広げて飛んで行ってしまいました。夜行性なんでしょうね。写真は撮ったので、ネットで検索し正体を調べました。「ナガゴマフカミキリ」という名前らしいです。僕にとっては初めて捕まえた種類です。地味で保護色感の強いデザインですね。何でも伐採木に棲んでいるとか。(このカモフラージュはそのためみたい)カミキリムシもそうですが、ほとんどの昆虫は種類によってすみかとする植物が決まっています。というより植物にそれぞれ適応した進化を遂げていると考えた方がよく、虫の種類と植物の種類は相関関係があるものです。マンションのエレベーターに居たということは迷子でしょう。残念ながら近くには材木置き場もなければ、雑木林だってありません。だからというわけではありませんが、このカミキリムシが現れたのは偶然ではなくて、何か意味があるのかも知れないって思ってしまうけど、違うかなあ。
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家族はタイワン僕はワンワン

2015年05月03日 | ネイチャー/ペット
今年のGWは皆さんいかがお過ごしでしょうか?暦の上でも連休が重なり、絶好の行楽シーズンを迎えているようです。我が家の今年の春は、ようやく一息つけそうです。昨年は、自治会の会長任務があって、町内会のことでてんやわんやだったし、上の娘の卒業と就職でやきもきしました。我が家の念願の海外旅行は、延ばし延ばしとなって行けそうにもありませんでした。下の娘も来年は、短期ですけど留学を予定しているので、肩ならしというか練習のつもりで海外旅行に行きたいと思っていたようなので、海外へ行くことにしました。しかし、犬を飼っているのでその面倒が心残りです。ペットのホテルは利用したことがありますが、一泊の旅行でも前後泊が必要なので三泊します。普段、家の中で野放ししているので狭い織の中で三日も離れて過ごすと精神的にまいってしまいます。だから、ホテルは泊めたくありません。そこで、僕が留守番をして犬の世話をすれば心配ごとがないと気付きました。僕は一緒に行かず、妻と二人の娘達で台湾へ出かけることになりました。女子だけなら部屋も同じで済むし、行きたいところもそれほど意見が違わないはずです。そんなわけで、今年のGW、僕は晴れて独身になれました。とはいえ、何でも一人でやるのは意外に大変なんですね。犬の散歩もしなくては・・・。食事の支度も自分で。そんなわけでお弁当を作って犬の散歩を兼ねて近くの公園へピクニックを敢行しました。どうせ家族は台湾で台湾料理に舌鼓を打っているのだから、僕は僕で美味しいものを作ってやります。「豚ロースのバター焼きサルビア風味」「サンドウィッチ」「ホウレン草とポテトのキッシュ。」「ブロッコリーとアスパラ」などなど。缶ビールも必要です。春の陽気とは言えず、曇天の涼しい天候でしたが、クローバーやタンポポが生い茂り春らしさは感じられました。ソメイヨシノはいっぱいに葉を広げています。自分のために買い出しをして、自分のために弁当を作って、自分で出かけて、自分で食べる。同行者は犬一匹。ちょっとさみしい気がしました。一人で気が楽なことは確かですが、誰もいないとさみしいのも事実です。そう言えば一人暮らしの人って毎日こうなんですよね。一緒に暮らす人がいれば、トイレに入ろうとしたら先に入られていたり、片付いていないものが気になったりとイライラすることもありますが、それはそれでありがたいことなのかも知れません。
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植え替えてみた

2015年04月22日 | ネイチャー/ペット
桜前線は東北地方や北海道にまで達したようです。僕の家の近くはもうとっくに桜は散ってしまって枝には青葉が生い茂ってきました。今年は、時間がなくてお花見どころではなく残念な年でした。代わりにといわけではありませんが、桜の苔玉を買ってきたので自宅の室内観賞を楽しみました。家の中に桜があるなんて想像するよりグレイトなことなんです。桜は珍しくはないけど、出かけて見るものだと思ってましたから、家屋の中では目立つのです。寒い中、蕾のままやって来た桜の苔玉は、部屋の中では温度が高いために、みるみるうちに開花していくのです!その移り変わりを眺めるのもオツでした。桜を咲かせるのは難しいと聞いたことがあります。こんな小さな枝でも咲くのかと不思議でしたが、富士桜という品種は別名豆桜といって大きく育たない桜なんだそうです。大きくならないうちに花が咲く品種なので苔玉にはもってこいなんでしょうね。しかし、路地に植え込んだ桜の木でさえ多大な苦労がつきまとうのに、こんなに簡単に咲いていいの?もちろん秘密があります。花が散ったら鉢に移して根を伸ばすと来年も咲きます。と花屋でアドバイスを受けたので早速鉢に移しました。作業担当者は妻です。僕は得意じゃありません。鉢は樹脂製の軽い物にしました。我が家はマンション住まいでバルコニーに置くことになるので素焼きなどは重量が気になります。色は濃い色にしました。土はホームセンターに行くといろいろ揃っていますね。桜はバラ科の植物なのでついバラ専用の土を買いたくなりますが、普通の腐葉土にしました。苔玉の苔を剥がそうとするとテグスが巻き付けてありました。それをハサミで切って苔を全部取り出します。ボール状の土はとても硬くて崩れそうにありません。少しだけ根が飛び出していました。桜は栄養分を多く求めるので恐らく液体肥料で浸されているのでしょう。腐葉土をかぶせてたら、上から剥がした苔を敷き詰めるとちょっと様になります。根がしっかり付いてくれるといいな。梶井基次郎の「桜の木の下には」を読んだことがあります。綺麗な花を咲かせる桜の生命エネルギーの代謝として人の躯が必要だと想像する話です。それくらい桜の花は人を惹き付ける魔力があるということですね。桜は根からエネルギーを吸い取る力が強い木です。毎年咲いてくれないかなあ。と密かに期待しています。何もしないけど。
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咲きました

2015年04月04日 | ネイチャー/ペット
日本人が「咲いたかな?」「咲いたよ。」と言えば桜に決まっています。こういう主語がなくても、その主語に当てはまる単語が申し合わせがないにもかかわらず同じであることが常識の定義と言えなくもありません。それぐらい日本人は桜の花が咲くことを待ち望んでいるし、誰もが好きな花です。先日購入した桜の苔玉が開花しました。満開です。今年は、桜が満開したと思ったら全国的に雨風が強く早くも散り始めているようで残念な思いの方も多いでしょう。気温の上昇によって桜の花が開くようすを家の中で観察することができました。買ったばかりの時は寒かったこともありますが、花屋さんの方でも温かい部屋に保管するのではなく、花が開かないまま渡してくれたので開花の経過を楽しめました。やっぱり桜が花開くと春が来た感じがしますね。妻曰くこの桜は富士桜のようです。桜の種類はたくさんあるのでどれがどれなのか分かりません。ソメイヨシノではないと思っていましたが。花弁の色はやや強いピンクでガクと花柄の緑が鮮やかで美しさを強調しています。苔玉はデリケートな代物みたいで、見た目が可愛いから素人が手を出して失敗することも多いとか。無知とは行動の母なり。花が散った後は、鉢に移し替えて根を生やした方がいいとお店の人も言っていました。それからまた苔玉にするのではなく、盆栽にするのが長持ちのコツのようです。そうですよね。元々不自然な成り立ちです。こんな姿にしたのは人の作為なんですから。反対にこんな短い枝に花を咲かせるのも凄いと思いますけど。若い時には花には興味がありませんでした。残りの人生が少ないと感じ始めた時に、桜の花の散り方を見ていると自分と重ねたくなるのでしょうか。亡くなった義理の父も新しいカメラを買って来年の桜の花を撮りたいと言い出し、病室のベッドの上で雑誌を広げながら、どのカメラが良いのか僕に聞いてきましたが、夢は叶わず先立ちました。自分があと何回桜の花を見ることができるのだろうと指折り数える日が来ることを思うと、桜の花の美しさに見とれるのも悪くありません。儚いものだからこそ、よりいっそう綺麗に咲くと思えてしかたがないのです。今年は、自宅で花見になりました。と言っても、外へ出かけて辺り一面満開の桜とは違うので比較するものではありません。予定していた京都円山公園の花見を中止したものだから、ご立腹はもっともでございます。誰が?
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桜の苔玉

2015年03月31日 | ネイチャー/ペット
日本各地で桜が満開です。今日は天気も良く、(ただし花粉は飛んでいる。)桜が眩しく輝いていました。新緑が芽吹く前に枝を覆いつくしてしまうほどの薄いピンクの花が一斉に咲き乱れる桜の咲き方は、奇妙で摩訶不思議なことであるのに、日本人は毎年のことだからすんなり受け入れているのです。ゆっくり花見でもしたいところですが、今週末はどこも天候が思わしくないようで、僕はもはやあきらめています。3月31日は記念日です。毎年、花束を買うことにしていますが、今年は意表を突くプレゼントにしました。桜の苔玉です。妻が苔玉に興味を示していることは知っていましたが、町内会の仕事に追われて何も手に付かない一年でしたのでそれどころではなかったようです。偶然、花屋の前を通りかかった時、桜の鉢植えと一緒に桜の苔玉を見つけました。売り切れる前に買っておこうと思い、先日取り置きしてもらっていたものです。これから咲き出す蕾のままの桜の木が丸い苔に生えているような姿に思わず心奪われました。はいはい。衝動買いです。家の中に桜の花が咲くっていいだろうなあ。という安易な考えで記念日の贈り物にしたのは良いのですが、花はまだ咲いてくれませんでした。というわけで、写真も蕾のまま。寂しい限りです。部屋の中では温かいので開花が早まると思われますので、これから徐々に開くのを楽しみにしています。でも苔玉って手入れが大変なんでしょうね。虫が付き易い種類でもあるし、一年のうちでほんのわずかの期間しか咲かないので後はずっと地道な手入れを続けなければなりません。それを妻に押し付けていると思うと何だか迷惑だったかも知れませんね。花が咲いた後は根を出させるために鉢に養分土を用意して埋めておくと良いと店員からアドバイスはありました。公園や土手の桜は国や自治体が管理しているので咲いたら近寄ればいいので楽ですよね。普段、どんな苦労があるのか知る由もありません。やっぱり桜を部屋に持ち込むのは簡単じゃないんだ。ここ数年、娘の受験や町内会のことで我が家は花への感心が薄らいでいました。僕も花の写真を撮る機会が滅法少なくなりました。花やグリーンも増やしたいなあ。と密かに思い始めています。苔玉の紅葉もいいな。もちろん手入れは僕じゃないけど。
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赤のニットセーター

2015年01月12日 | ネイチャー/ペット
この頃寒い日が続きます。そろそろ大寒が近づき一年で最も寒い時期を迎えようとしています。今年は、インフルエンザの流行が少し早めというニュースを、そのインフルエンザを発症した日に知りました。近年、感染した記憶が無いくらい忘れていたインフルエンザに感染したと医者から診断されました。5日間の外出禁止。やれやれ。インフルエンザ用の薬は絶対の効果がありました。39度以上あった熱が3時間で37度程度まで下がり、翌日には平熱になっているんですから。寒がりの僕は身体を常に冷やさないように気をつけているけど、早朝に雪の降る出張先へ出かけなければならないこともあります。体温管理って難しい。人間は風邪をすぐひいてしまう動物なんです。犬は寒さに強くて羨ましいと思っていたけど、我が家のワンコは違うようです。ミニチュア・ダックスのロングヘアは寒さに弱いのか?ドイツ出身なのに?疑問です。とにかく寒がりです。寂しがり屋なので人にくっついて離れないのはあるけれど、冬は温かい場所を求めて家中を彷徨います。屋外の犬小屋で、寒空の中寝泊まりしている犬が恐ろしくなるほどウチのワンコは寒いのは駄目です。夜は必ず妻の布団の中で寝ているし、仕事に出かけると他の誰かの布団の中に入って寝ています。まるで猫です。休日に家の中にいて様子を見ていると、窓ガラス越しの日溜まりに全身が当たる格好で昼寝をするので、午後になると角度のない冬の日差しのために時間が経つと日溜まりの位置が舐めるように移動し、それに合わせて寝返りを打ってゴロゴロと移動していく動きもまるで猫です。身体をぶるぶる震わせて抱っこをねだることもあり、犬とは思えない所行です。南極物語のタローとジローは寒さの中でもたくましく生き延びたのにねえ。情けない。肩ががっしりしていて胸板も厚く、腕が太い体型なので着せてあげられるウエアがあまりないのが難点です。防寒用のウエアはホックが留められないのですぐ脱いで噛み付いて破いてしまうし、フード付きのウエアは邪魔で嫌がるので着せられないのです。先日、赤のニットのセーターを見つけたので買って着せたやりました。これなら伸縮性もあるので着ることができます。喜んでいるのかどうか分からないけど、超寒がりの我が家のワンコにとっては、これくらい着せた方が快適だろう思います。いいところのお坊ちゃんみたいでよく似合ってるし。
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京都 金蔵寺の紅葉

2014年11月19日 | ネイチャー/ペット
秋の京都は毎年この時期に紅葉狩りをする観光客が大勢押し寄せてきます。休日は交通機関もごった返しでしょうね。平日の午前中なら比較的人はいないだろうと予測して、さらに穴場的なスポットなら写真を撮ることもできるだろうと思い、洛西の山寺である金蔵寺に向かいました。ここは、小塩山の中腹にあたり京都市内を見下ろすこともできます。11月下旬に差しかかり標高の高い場所では見頃を迎えていました。大原野の周辺には紅葉で有名なお寺や神社があるので金蔵寺は目立たないと思います。僕も初めて訪問しました。そうそう。大原野の長閑な風景を車で走るのは好きです。車で行けることになっていますが覚悟が必要です。なぜかというと道路が狭過ぎるからです。すれ違いができない細い山道をくねくねと進むことになるので、対向車が現れたらバックで走行しなければなりません。(実際そうなりました。)車の運転に自信が無い方は止めた方がいいと思います。ハイキングコースが整備されているので徒歩で来る人もいました。タクシーで行くのも手です。訪れた金蔵寺は、ひっそりとしたお寺でした。紅葉狩りに来ていた観光客のグループやカメラマンはいましたが、観賞に支障が出るほどではありませんでした。穴場です。このお寺のことは何も知りませんが、養老二年の創建ですから718年からあるお寺です。ん?奈良時代ですよ!ってことは遷都して平安京ができる前。こんなに歴史の重みがあるお寺がまだ残っているんですねえ。凄い。駐車場に車を停めて門をくぐると石階段があり、赤や黄に染まった紅葉に囲まれます。派手じゃないけど色付いた景観に目を奪われました。登り切った境内の本堂の周りもとても綺麗です。手水舎に落葉した紅葉が浮かんでるのを見ていてると何とも言えないですね。水面が波うって日差しが反射してキラキラして・・・。銀杏もいいですね。所々竹も生えていて、緑と赤と黄に青い空が重なり自然の色彩を楽しませてくれます。覚悟を決めて車で登ってきたかいがありました。一番気に入ったアングルは石階段の途中から見下ろすところかな。すっきり晴れた早朝に一人で散策したら、また違った感じもする気がします。紅葉も桜も上手に写真が撮れたらいいなあ。一眼レフカメラと三脚かかえてね。老後の楽しみにとってあるはずなんだけど、一度しっかり撮ってみてもいいかもね。

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沼津 香貫山

2014年11月11日 | ネイチャー/ペット
最初は紅葉を期待したんですけどね。沼津にやって来ました。そして雨でした。残念。今年は雨で行楽行事が流れることが多い気がします。沼津には山があるそうです。地元の人は当然知っているのでしょうが、意外な気がします。沼津アルプスって知らないでしょう。僕も初めて聞きました。沼津って言えば駿河湾ですよね。漁港ですよね。赤身の魚ですよね。海のイメージが強いです。沼津アルプスは、香貫山から南へ横山、徳倉山、志下山、小鷲頭山、鷲頭山、大平山と続く山稜線のことで市街地の中にあるのです。興味本位で車で登ることができる香貫山に向かいハンドルを切りました。標高は193M。山頂までは行くことができませんが、香貫山公園がある山腹までは簡単に行くことができました。しかし、駐車場は狭いのでそれほど車は停められないでしょう。雨の平日だったから人気は少なかったです。というより人がちらほらいました。期待した紅葉は楽しむほどではなく、広葉樹の葉が落ちている程度でした。公園と言っても小さな広場と遊具があるだけで観光地にしては地味です。シンボルの五重塔は異様に感じます。なぜこんな場所に?と疑問が湧きます。日清、日露、第一次世界大戦、第二次世界大戦の沼津市の戦没者および被災者の慰霊塔なのですが、五重塔のデザインでなければならい理由は不明ですね。天気が良ければこの向こうに富士山がくっきりと見えるはずでした。やっぱり残念。でも眺望は素晴らしいと思います。沼津市街の先に駿河湾が見えました。伊豆半島も見えるし狩野川の河口もよく分かります。桜の名所だったんですねえ。ところで面白いことに野良猫と思われる猫が何匹かうろついているのが目立ちました。どれも人慣れしているようなオーロが出ています。微妙な距離を置いて近づいてきます。カメラを向けても逃げようとしないので白い猫を撮影をしたのですが、その後で奇妙な張り紙を見つけました。野良猫の写真を撮らないで欲しいという内容です。よく「餌を与えないで。」という注意書きを見かけますが、写真撮影の禁止とは初めてでした。GPS機能があるカメラで撮影した写真をインターネットで公開すると、その情報を頼りに野良猫を連れ去ったり、毒殺する人がいるらしいのです。だから写すなと書いてあるのです。「!」「猫の静かな暮らしのために」。市街地の近くにある低い山には野良猫が捨てられたりして問題になってます。餌を与える人もいるし。野良猫には罪がない話なんですが。

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