日曜日のお昼に何を食べるか聞かれるのも辛いです。朝起きて残ったのは僕と下の娘と犬。犬はよいとしても下の娘は寝ぼけ顔で今日は何を食べるのか聞いてくるので、冷蔵庫の食材を確認してみました。んー。特別な物は何もありません。冷凍ご飯がたっぷっりあります。オムライスにしようかと思ったけど、オムライス屋のバイトを始めた下の娘には酷だろうと想像し、ビン詰めのバジルペーストを見つけたので「バジルのゴハン」を作ることにしました。「バジルのゴハン」は僕が考えたというか自分で思い付いたメニューです。(どこかに同じことをしている人はいると思うけど。)今回は三回目なのでヴァージョン3ということになります。進化させるためレシピも新しくしました。まず、ジャガ芋を乱切りして塩茹でした後に水分を切っておきます。オニオンとニンジンを粗いみじん切りにして、フライパンでエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルと少量のバターでソテーします。香りが立ったら解凍した冷凍ご飯を足して白ワインを振って強火で炒めます。チャーハンを炒める要領ですね。家庭用のコンロでは火力が不足するので火を通すところが難しいです。テフロンのフライパンを使用して素早くかき混ぜながら炒めないとくっついて焦げてしまいますからね。十分加熱したらバジルペーストを適量混ぜて絡めます。味加減ですがバジルペーストの味があるので塩・コショーは使わないか少量にとどめておくのが良いでしょう。最後に塩茹でしたジャガ芋を混ぜてご飯は完成です。トッピングのお肉は、今回豚ロース肉を使用して香草焼きにしました。もちろん在り合わせの具材です。生姜焼きに使うお肉なので、食べ易い大きさにカットして、塩・コショーで下味を付けて、野菜の時と同じようにエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルと少量のバターでソテーしました。香草は鉢植えのローズマリーです。「バジルのゴハン」に盛り付けていただきました。見た目もグリーンのご飯に赤いニンジンと黄色のジャガ芋で色彩が鮮やかです。市販のバジルペーストは、最近お気に入りの日本製なのですが、パスタだけでなくお米も相性がいいですねえ。リゾットとは違いますが簡単イタリア風チャーハンといったところでしょうか。パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズを削って入れても美味しいかもね。完成度が高くなってきました。いけます。定番メニューになりそう。
しばらく水泳から離れていました。なんだかんだと忙しくて気が回らなかったからです。先月の市内大会で老化現象に直面し、スポーツクラブに入会したのはいいけれど一回も行ってません。やっと行ける時間ができたので初めてのトレーニングをしました。土曜日の午前中は比較的混んでいる時間帯だそうです。そうそう。ここは某スーパーマーケットの屋上駐車場です。分かる人は分かるスポーツクラブなんですが、写真を撮るといっても館内は撮影禁止なので、しかがたなく駐車場と空をカメラに収めました。これからこんな風景写真でいいのかなあ。秋空に移り変わりつつあります。スポーツクラブのいいところはいっぱいあります。水泳をトレーニングするにも利点は多いです。パブリックでは一時間ごとに区切られる休憩がないので、ロングスイムの練習はとても助かります。しかも専用のコースがあるのでいつでも泳げます。久しぶりなので泳ぎを思い出すためのメニューを組んでみました。アップはクロールで300M。オーシャンスイムではなくスプリントを意識したフォームで優しく泳いでみました。コンディションは落ちていますね。基礎を鍛えるPKCはクロールのプル25M、キック25M、コンビネーション50Mの計100Mを4セット。キック25Mがキツいんですよ。ロングばかりだとキックはバランスをとるくらいしか使わないのでウイークポイントになっていました。ダウン代わりにブレスト25Mを10本。これはストロークを長くとってゆったりと泳いでみました。合計950Mで終了です。シャワーを浴びてトレーニングウエアに着替えてマッサージ機で身体をほぐしてから、その後ジムでストレッチもしました。身体を鍛えている人達に囲まれているとやる気が出てきますね。利用方法がわからない器具がいっぱいで手を付けられませんでしたが、おいおいアドバイスを受けながら役立てていこうと思います。スポーツクラブに入会した一番の理由は短水路のレースに出られることです。マスターズの25Mスプリントレースはほとんどが水泳連盟の選手登録が必要でチームの申請が必要です。スポーツクラブはこのチームの代行申請をしてくれるし、他にスポーツクラブの拠点対抗の水泳大会も開催されてます。インストラクターの指導など考え合わせるとスイミングライフが充実しそうです。とにかく来年に向けて再出発です。
今週、ラーメンを食べたばかりなのでまたラーメンを食べる気はなかったのですが、テレビで冷やしラーメンが紹介されているのを観て気が変わりました。冷やし中華ではなく冷やしラーメンは山形県のご当地グルメなんだそうです。ラーメンは熱々が美味いに決まっているのでないか。その常識を打ち破る存在が山形冷やしラーメンなんです。僕はどうしても信じられないので確かめるために食べてみました。しかし、おいそれと山形まで飛ぶことはできないので、東京で提供するお店を見つけたので好都合と思って足を向けました。場所はなんと銀座一丁目。しかもラーメン屋ではなくカフェなんです。どういうこっちゃ?道路側を開き椅子とテーブルを外に向けてオープンカフェスタイル。アメリカン・アンティークなインテリア。天井スピーカーからは古いジャズを流してバブル期に流行ったカフェバーそのものです。お酒も出すバーには違いないと思われますが、ランチのフードメニューに堂々とラーメンを扱っているのです。その山形ラーメンは熱いラーメンを単純に冷やして出すのではなく工夫が施されています。一晩冷やしたスウプは表面に脂分が固まってしまうので、それを取り除いてありさっぱりしているのです。このお店では本場の鶏ガラ系ではなく魚介系(鰹節はたっぷり)スウプを使用しているそうです。そこへオリーブオイルを足して旨味と香りを引き上げることにより温度が低くても味わい深いテイストに仕上げています。しかもヘルシー。氷はスウプを凍らせてあるので溶けてもスウプが薄くならないように配慮してあります。メニュー名は、山形水ラーメン(ドリンクセットで950円)。さて、お味はどうでしょうか。麺は太縮れ麺。喉越しが刺激的なつるつるしこしこ。文句ありません。肝心のスウプはもちろん冷たいけど、出汁が効いているのでしっかりとした味でした。しっかり醤油ベースのラーメンだと思わせてくれます。美味しい!見事に期待が裏切られて嬉しくなってしまいました。夏はこれもいいかも。今日は雨がぱらつく曇天だったので残念でしたが、炎天下の夏日にこれを食べる爽快感は格別なのではないかと思います。冷やし中華をあまり食べない僕ですが、冷やしラーメンは気に入りました。昼過ぎにはお店もお客でいっぱいになり、人気があるなあと思って周りをきょろきょろすると、意外にも温かいラーメンを食べているOLが大勢いました。この店の山形ラーメンは、なんと山形水ラーメンをホットに戻したメニューなのでした!おーまいがっ!
住所 東京都中央区銀座1-14-9
電話 03-3535-0516
場所
住所 東京都中央区銀座1-14-9
電話 03-3535-0516
場所
JR東加古川駅は山陽本線にある駅で各駅停車に乗らないと止まってくれません。何の変哲のない(こんな書き方すると叱られるか?)駅です。そこから歩いて2分ほどの駅前の路地にあるラーメン屋に行って食事をしました。「もんど」というちょっと変わった屋号のお店です。そのためにわざわざ東加古川まで行って来たのではなく、ここに用事があってたまたまお昼だったので食事をしただけです。人気があるらしく、席に着けず外で少し待つことになりました。路地にオジさんが立っていて店の前を行き交う車の交通整理をしていました。へえー。雑誌で紹介されて有名になったみたいです。店の看板が大き過ぎるのが気になりました。店構えも今風。店内はお決まりのジャズを流していました。ジャズはもちろんモダンジャズ。トリオだったと思います。案内されて一瞬戸惑うのはiPadが各テーブルに置いてあることです。メニューの電子版であり、注文は基本的に画面をタップして行うのです。ラーメン専門ですが、餃子、唐揚げ、ご飯のセットメニューも充実していました。ただし、ラーメンは選ぶほどありません。謹製中華そば、蔵出し醤油麺、チリとまと麺、冷やし麺だけです。本日はチリとまと麺が販売中止だったので選択肢は限られていました。悩んだ挙句、蔵出し醤油麺(750円)の1.5玉(110円追加)にしました。麺の硬さ、ネギの量などトッピングも合わせてタップして注文するのです。さて、出て来たラーメンを一口食べて思い出したのは「第一旭」でした。そう、京都でラーメンというと大体この味です。今では滋賀の「来来亭」がその味を広く伝播していますが。麺と背油入りスウプのスタイルはまさしく「第一旭」だと思います。東加古川まで来てこの味に出会うとは思ってもみませんでした。もう一つのメニューの方がこのお店らしさを味わえたのかも知れません。でも、味はとても良かったです。僕は子供頃からこの味が好きなんです。オマージュなのかリスペクトなのか別にして、「もんど」の蔵出し醤油麺の個性を分析すると、まず青ネギが違います。カットが斜めで大切りです。メンマも柔らかくて食感が違います。チャーシューはよりジューシー。スウプは醤油の香りと塩気が強く、汗をかく仕事の人には向いている味付けだと思います。丁寧に作っているので一品一品味のクオリティは安定しているんでしょうね。ちなみに「もんど」とは必殺仕事人の中村主水からとったのだとか。きっちり仕事をするんだそうで。
住所 兵庫県加古川市平岡町新在家273-8
電話 079-420-8123
場所
住所 兵庫県加古川市平岡町新在家273-8
電話 079-420-8123
場所
分かっていたけどやっぱり美味しいワインでした。先に結論を書いてしまうけど1000円台で購入できるコスト・パフォーマンスの高いワイン「バロン・ド・ロートシルト・ラフィット・プライベート・レゼルブ 2010」は本当にお買い得のワインだと思いました。5本の矢でお馴染みのあのボルドーワインの白です。赤は以前に飲んだことがあって僕も絶賛しましたが白も太鼓判を押します。飲んで損はしないどころか得した気分になれると思います。入手価格は1810円でした。この価格が微妙なんですね。白ワインで3000円も出せばそこそこ美味しいワインであろうと推測できます。1000円前後は当り外れが激しいところ。2000円近くなると期待と天秤にかけることになります。バロン・ド・ロートシルトと名を聞けば間違いはないのですが、さてどこまで楽しませてくれるのかわくわくしました。プライベート・レゼルブと表記するには「男爵のお気に入り」の域に達していることを意味してるのですから期待を裏切られることはないと信じていました。僕はこの味は大好きです。とても1000円台のワインじゃないですね。まず香りから。甘く優しい花の蜜のブーケがはっきりと分かります。同時に柑橘系の果実の印象を持ちます。口当たりの重さも感じられ、ただものでない品質の良さを認識しました。アタックはインパクトがありました。鼻に抜ける時には、つるの味と共に独特の苦味が走ります。長くは続きませんけど。余韻は酸味が中心で若いワインにもかかわらずしっかり感じることができます。甘い蜜を思わせるワインは熟成された白ワインに現われるテイストなんだと思いますが、どうしてこんな味わいのワインが作れるのか不思議です。葡萄は、セミヨンとソーヴィニヨン・ブラン のブレンド。作り手の腕が余程いいのだとつくづく思い知りました。赤もいいけど白も相当良かったです。個性が強いワインだと思いますので合わせる料理に悩むかも知れません。さっぱりとした白身魚は当然相性が良いでしょう。お刺身だっていけそうです。想像ですがチーズだったらセミハードのシンプルなやつかな。ボルドーのワインでも有名な銘柄なので手に入り易いことを考えると安心してお勧めできるワインですね。美味い!とにかく矢が5本あったら疑うことなかれ。
下の娘が友達を呼んでホームパーティをしたいと言うので昨日から料理の仕込みで大忙しでした。焼肉は買ってくるので何かサイドメニューを作って欲しいというオファーがありました。下の娘は、今年からスペイン語を習うことになり、我が家にやって来る友達はその仲間なのでご指名はスペイン料理。久しぶりに料理の腕を振るう機会がやってきました。天候が悪いことが原因なのか、予定より集まった人が少なくなってしまいましたが無事に始めることができました。フランス料理、イタリア料理、スペイン料理は似通う食材を使うことからそれぞれ共通するものがあります。手の込んだフレンチ。食材重視のイタリアン。スペイン料理はシンプルなレシピに安価な食材で十分な料理じゃないかな。スペイン料理の基本と呼ばれるメニューは誰でも簡単に作れるものばかりなのでチャレンジしてみました。一品目は、前日作りおきしていた蛸のマリネです。鍋でニンニクをサラダオイルで軽く揚げてから、粗くカットしたオニオン、ニンジン、セロリをその油でソテーして旨味を引き出してから、その中で塩茹でされた蛸もそのまま軽くソテーします。白ワインを足してしばらく煮詰め、水分がなくなったら水をたっぷりと浸し約一時間ほど弱火でことこと煮込みます。後は塩・コショーで下味を付けてワインビネガーと白ワインとエクトラ・ヴァージン・オリーブオイルで一晩漬け込んで完成です。弱火で煮込んだ蛸は柔らかくこの上ない歯応えになりました。ここまで時間をかけると蛸も一味違います。野菜と白ワインのエキスをたっぷり吸い込んで蛸の味も凝縮されているのでレストランメニューに負けないくらいの美味しさです。(自画自賛)トルティージャは、オニオンとジャガ芋だけのシンプルなものにしました。こちらは何度も作っているからフライパンでひっくり返すのも無事クリア。受けも良かったです。ピンチョスは、バケットにアンチョビを塗って、一口チーズ、薫製ハム、黒オリーブの組み合わせです。バスク地方のメニューなんだそうです。初めて作ってみたけどいい感じでした。味見をして量のバランスを取ると味を決定するとうまくまとまります。トマト味のインゲン豆のスウプもシンプルです。まず、オニオンとニンジンとセロリをみじん切りにしてエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルでソテーしてから白ワインで煮込みます。レタスとトマトピューレをフライパンで火を通してから鍋に入れ、更にインゲン豆も足して煮詰めます。最後に塩・コショーで味を調えて完成です。スペイン語を習得するならまずスペイン料理を味わってから。来客も満足したみたい。勉強は頑張ってね。
久しぶりのヴォーリズ建築の見学です。ウィリアム・メレル・ヴォーリズはそもそもキリスト教の布教活動のために日本にやって来ました。数々の建築物を残してくれましたが、教会と学校は群を抜いて建造されました。滋賀県近江八幡市に拠点を構えたこともあるのか、西日本それも神戸市から近江八幡市の間に多いことも彼の特徴じゃないでしょうか。東京に存在するヴォーリズ建築は、割合からすると少ないと思います。学校は、ふらりと立ち寄るには近づき難く、教会なら写真を撮っても迷惑でないだろうと思い麻布にある麻布南部坂教会へ行ってきました。残暑が厳しく暑い太陽の日差しが身体を差してきます。最寄りの駅は地下鉄広尾駅。六本木や麻布は何度も来たことあるけど広尾駅に降りるのは初めてでした。外苑西通りはカフェ、スイーツ屋、ブティックなどが並び、都内屈指の洒落た街並と呼ばれるあか抜けた景色が目に飛び込みます。そしてそこら中に大使館がひしめき合う土地柄で外国人の多いこと。オープンカフェの客は大半が外国人です。麻布南部坂教会は、その名も南部坂の途中に建ち、有栖川宮記念公園の向かい、ドイツ連邦共和国の大使館の隣にありました。僕は、もっと大きな建物だと思っていたので目にした時は想像より小さかったので意外でした。ふー。とにかく暑い。夏空の下、汗を拭きながらカメラを構えました。ここは現在も使われている教会であるし、南部坂幼稚園でもあるようです。僕が訪れた時間は誰もいないようで中にも入れない様子でした。坂の下から見上げると飾り気は少ないけれど大きなガラス窓が印象的です。今日は晴れていたので青い空と雲がガラスに映り綺麗でした。古臭さが感じられないので最近になって改修されたはずです。鉄筋コンクリートは丈夫なんでしょう。実用に耐えうるヴォーリズ建築の一つです。坂に直接面した階段からも入れる構造で扉の色もレトロ感出ています。錆納戸色と言うのでしょうか。(調べてみました。)砂色の塗装に、煉瓦色の赤い屋根の組み合わせはシンプルではありますが、ちょっとスペイン風にも見えますね。ところで写真を撮る時にドイツの大使館の入り口に足を踏み入れてしまいましたが、監視カメラが作動していたので怪しい人物だと思われないか心配でした。広尾という場所にはハマり過ぎのヴォーリズでございました。
今年の花火は雨で延期になるのかならないのか。ぐずついてはっきりしない天気にやきもきする人も多かったみたいです。小雨決行という方針は理解できるのですが、お昼にはしっかり降っていましたからどっちなの?と言いたくなりました。ネットの情報は雨雲レーダーが一番判断し易いと評判のようでそれを見る限りは開催されるようでした。今年は、親兄弟の集まりもそれほど大人数でないため、少し早く出かけていくくらいで場所は確保できるだろうと思い早朝に場所取りをすることはしませんでした。堤防内の河川敷は予想通りぬかるんでいました。そして待つ間、雨もぱらつき、慌てて傘を差すこともありました。しかし、花火大会は予定通り無事に執り行われました。花火っていいですね。特に間近で見る花火が好きです。花火はもちろん夜空に咲く花のようなので花火なんでしょうが、聞くのも花火です。雷のたとえで言えばあの轟く音をなくしては雷の恐怖がないように花火の音をなくしてはその醍醐味は味わえないのです。濃尾大花火の一番の売りは20号が六発打ち上がることでしょう。いつもこいつが打ち上げられると観客から歓喜の声が上がります。時間もプログラムが発表されているので、打つ前から分かっているのですけど、筒から玉が抜ける音から始まり、打ち上がるまでの軌跡の火柱と飛翔音まではっきりと聞こえるので誰でも爆発前の心の準備ができます。たまりませんねえ。しかけ花火も毎年お馴染みのナイアガラの滝がありますが、もう一つ「尾西信用金庫」と花火文字が浮かび上がるのも恒例行事。また今年もか!と口に出すのも惜しいので皆で苦笑してあげるのも風物詩となっています。大袈裟に一眼レフカメラを持ち込むのも何だから、今年はコンパクトデジタルカメラで花火を撮ることにしました。持ち運びに良い一番軽い三脚を用意したのですがこれがよくありませんでした。ぬかるんだ芝生の上ではぐらつくみたいで、撮影した写真は拡大するとブレでいるものが数多くありました。やれやれ。20号花火も良かったけど、今年のスターマインも良かったです。今までにない演出だったのではないでしょうか。何花火というのか分かりませんが、新しい技が使われている気がしました。進化していますね。帰りは、帰宅ラッシュに巻き込まれないように最後の20号を二発打つ前に撤収をして引き揚げることにしました。終わり。
要するに香水には濃度によるクラス分けがあるということ。最高濃度のパルファムは言わば、ウイスキーやブランデーのアルコール度。オー・デ・パルファムになるとワインか日本酒。オー・デ・トワレと続き、オー・デ・コロンになるとビールぐらいのアルコール度だと思えば良いのでしょうか。今まで知らなかったあ。香水を買おうとすると何を買っていいのかわからなくなり、値段と容量の釣り合いを脳内で整理するのに時間がかかりました。ところで香水ならばシャネル。ですよね。女子はもちろん男性諸君もご存知のはず。僕がシャネルに興味を持ったのは数年前にココ・シャネルの半生を描いた映画を観たからです。それも「シャネル&ストラヴィンスキー」。シャネルの映画は4本もあるので全部観てませんが、これは最高の映画でした。その後、シャネル語録なるものを読んだために彼女をリスペクトするようになったのです。シャネルの香水について感じることは、自立した女性のための香水ではないかということです。シャネルがN°5を発表するまで、香水とは女性が可憐に思わせるような花の香りか、性的感情を高ぶらせるムスクのような動物系の香りに大別されていたと思います。つまり男性からどう思われるか。どう思わせるかを意識した香水。しかし、N°5はそのどちらでもなく、女性が自分のために選べる初めての香水ではなかったのかと。B.C.(ビフォアー・ココ)とA.C.(アフター・ココ)では世紀が違うのではないかと。その辺りが、ココ・シャネルを伝説にして、世界中の女性から支持されている所以なんでしょうね。話は飛ぶけど、同じく支持の高いマドンナの曲「What It Feels Like for a Girl 」は僕のお気に入りです。直訳すると「女の子が何て感じているか」となりますが、前後の文章から「あなた知ってる?女の子が社会に出てどう感じるているか?」となるでしょう。つまり、女性が社会で自立するのは大変だとマドンナは歌っているのです。(無理しないでとメッセージを送っています。)シャネルとマドンナには共通するものを感じませんか。下の娘の誕生日会は、本人の都合によって延期され今週末になりました。そして19歳の誕生日プレゼントは、ココ・マドモアゼルのパルファムにしました。N°5は、本人が自分の力で是非買って欲しいと思っています。だけど、その思いは絶対分からないだろうなあ。
台風が近づく中、フランス料理教室は予定通り開催されました。シェフ古田祐二氏が用意してくれたメニューは、「サーモンとトマトとナスの重ね焼き」と「若鶏のにんにく風味」です。重ね焼きとは、サーモンとトマトとナスをスライスして重ねチーズを載せてオーブンで焼くグラタンのことです。「若鶏のにんにく風味」はたくさんのにんにくと一緒にオーブンで焼き上げ、にんにくをたっぷり使ったソースでいただくスタミナが付く料理です。サーモンは、薄くスライスして10センチ15センチの長方形にカットします。塩・コショーで下味を付けてオイルバターでソテーします。トマトは皮付きのままスライスして種は取り去り、バターソテーします。ナスはサーモンの大きさに合わせてスライスして小麦粉をまぶしてからバターソテーします。オニオンもスライスしてバターソテーします。ナスを下敷きにトマト、オニオン、サーモンを順に載せてまたナスを載せて挟む形にしたらスライスチーズを最後に載せて、白ワインを振って180度Cのオーブンで5、6分焼き上げます。ソースの作り方は、ニンジンの千切りとセロリのスライスとオニオンのスライスを鍋に入れてバターソテーし、小麦粉を加えて更に火を通します。十分しなってきたらトマトピューレ、白ワイン、水、固形ブイヨンを足してローリエとパセリの茎と一緒に煮詰めます。煮詰まったら濾し器で濾して、塩・コショーとバターモンテで味を調えます。盛り付けには、パセリのみじん切りを振って完成です。ガロニは、ニンジンのグラッセ、カボチャ、セロリのバターソテー。それとオクラの塩茹でを添えました。若鶏(今回はムネ肉)は食べ易い大きさにカットして塩・コショーで下味を付けたらオイルバターでソテーします。にんにくは皮付きのまま株からばらし、若鶏と一緒に180度Cのオーブンで15分程度焼き上げます。ソースのデミグラスは、水を沸かして固形ブイヨンとデミグラスのルウを溶かしてしばらく煮込んだから、オニオンをスライスしてバターソテーしたものと白ワインを加えて更に煮込みます。オーブンで焼いたにんにくは、一部を取り出して裏ごししてソースに加えて、火を止めてから曽・コショーとバターモンテで味を調えたら完成です。盛り付けには、皮付きのままのにんにくを添えます。シメジのバターソテー、ニンジンのグラッセ、オクラの塩茹ではガロニにしました。こちらは簡単メニューなので短時間で作れます。お試しあれ。