スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

渋谷は雨だった

2017年05月28日 | イラスト
CANON PowerShot S95

今年まだ寒かった頃、渋谷に立ち寄った。とても久しぶりだ。センター街はずいぶん綺麗になったそうだが本当だ。一時期は治安が悪く近づこうとはしなかったくらいだ。僕がここに初めて訪れた時は、バブル経済真っ盛りで、大学生がバックプリントのスタジャンを着て闊歩していた。あの頃は、神奈川県の東急東横線沿いにしばらく住んでいたので、渋谷は東京の玄関みたいだった。だから渋谷という街に愛着を感じている。思い出もあるしね。開発が進んで渋谷も様変わりしたようだ。
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キボシカミキリ

2017年05月27日 | イラスト
iPhone SE

ちょうど一年前くらいに、自宅の玄関を出たところでキボシカミキリを見つけた。出会い頭と言うべき出来事だったように記憶している。僕にとっては懐かしい感情がこみ上げてくる虫だ。子供頃、よく目にしていた。虫は基本的に特定の植物と対になるように棲息する。キボシカミキリは主にイチジクの木で暮らす。子供頃、イチジクの木が周りにいっぱい生えていたので、身近な虫だったのだ。ということは近所にイチジクの木があるということになる。そう遠くない場所にイチジクの木があるのだろうか。
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お千代保稲荷に初詣 その7

2017年05月21日 | イラスト
CANON PowerShot S95

もう一つ縁起物で欠かせないのが熊手だ。熊手もぎょうさん売っている。(ぎょうさんとは方言でたくさんという意味)商売人にとっては重要なアイテムということで、立派なものがずらりと並んでいた。ここで酉の市が開催される話を聞いたことがないので、ちょっと不思議な気がするが、商売繁盛の祈願をする人の心に応えたものだろう。大きいもの小さいもの色々あって賑やかしい。熱気を感じる。
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お千代保稲荷に初詣 その6

2017年05月20日 | イラスト
CANON PowerShot S95

お千代保稲荷は商売の神様として崇められている。事業家、オーナー、社長から営業担当者まで商いに触れる職業の人たちが大勢集まる。縁起物も陳列して販売するお店がある。招き猫に目入れ達磨は定番の品だ。お金がやってくるとされる猫が手招きしているので可愛いといえば可愛いが、猫に小判という諺を具象化しているとも言えるところがアイロニーというかなんというか。達磨に至っては禅僧に目標達成を祈願するというのも七転八起と言っておくべきか本末転倒というべきところか。それとも僕がひねくれているのか。
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お千代保稲荷に初詣 その5

2017年05月14日 | イラスト
CANON PowerShot S95

お千代保稲荷に参拝する目的は、祈ることだけではなく食にもある。聖があれば俗もあるということ。だから人が集まる。串カツはその筆頭だが他にもいろいろあって迷う。川魚を食べさせてくれるお店は座ることがなかなかできない。鰻は僕も大好物だが、鯰を一度は食べてみたいと思っている。飲食店は和食が中心ではあるけれど、一軒だけ浮いたように洋食の店構えをしたカレー屋さんがある。行列に並んで食べてみた。欧風カレーは、オーソドックスでとても美味しい。懐かしさを感じる家庭の味だった。
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お千代保稲荷に初詣 その4

2017年05月13日 | イラスト
CANON PowerShot S95

お千代保稲荷はれっきとした神社であるので、拝殿があれば本殿もちゃんとある。だけど、人混みが多いし、お参りに気が向いてしまっているので、今まで本殿のことはとんと関心がなかった。今年は、なぜだか本殿ってどうなっているのだろうと空を見上げてみた。小ぶりな屋根に千木が見える。この屋根の造りに神々しさ見出すことができる。そう言えば、ここはお守りやお札がない。巫女も神主も見たことがない。参道が垂直方向でなくて水平方向なのも不思議だ。
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お千代保稲荷に初詣 その3

2017年05月07日 | イラスト
CANON PowerShot S95

毎年のように参拝しているおちょぼさんだが、昨年は拝殿前にあったお狐様の姿がなかった。今年は、なんとアクリルのケースに収まっていた!しかもワイヤー入りで。多分、いたずらされたのだろうと推測する。正に罰当たりなことをする輩がいたらしい。それにしても檻に入れられたようなお狐様には同情してしまう。手の届かないくらい高い場所か、でかく作ってちょっとやそっとじゃビクともしないものにすれば良かったのだろうがスペースがなくてそれもできなかったようである。見るとちょっと怖い顔している。
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お千代保稲荷に初詣 その2

2017年05月06日 | イラスト
CANON PowerShot S95

お千代保さんはお稲荷さん。神様の使いのお狐様がいらっしゃるというので、大好物の揚げをお供えするのが参拝の慣例になっている。参拝客は、赤い鳥居をくぐると手水舎で手と口を清めてからそのすぐ先で販売している蝋燭と油揚げを購入する。蝋燭は専用の蝋燭立てに火を灯し、拝殿の前で油揚げをお供えして二礼I二拍手一礼する。油揚げはどうなるかというと、回収された後、裏で小分けしにして配布しているのだ。今年初めてその現場に遭遇した。ありがたいと思って一袋いただいて帰った。
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お千代保稲荷に初詣

2017年05月05日 | イラスト
CANON PowerShot S95

今年の正月にお千代保稲荷にお参りした。このところ毎年のように出かける。狭い路地の中にあって、人混みの凄まじさは辺りで一番だと思っているので、少し日にちをずらして参拝することにしている。串カツ目当ての参拝客も多いだろう。商売の神様として、自営業、事業家、経営者、セールスマンらが毎年決まってやって来るのでビジネスに関心のある人にとっては聖地となっているようである。普通の神社は本殿拝殿の入り口の鳥居からまっすぐ参道が伸びているのだが、お千代保稲荷はそれがない。参道の中央に隣接している構造なので、左右から鳥居に向かって人が集中する。しかも道が狭い。出店と鳥居の距離が近すぎる。
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こもれびの滝と不易の滝 その6

2017年05月04日 | イラスト
PENTAX K-5-II SIGMA 17-50mm F2.8 PL

不易の滝で気になるのは、ぽっかり口を開けたような穴がいくつもあることだ。糸のように細く落ちていく水の流れを目で追うと、否が応でも暗い闇の入り口を意識することになる。正直言って怖い。もののけなのか。木霊なのか。はたまた、まっくろくろすけなのか。この崖はそう簡単には登れないので、詳しく知るものはいないような気がする。苔と岩と雫。何も変わらないようで実は同じことは二度と起こらない無常の宇宙を想像した。
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