スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

祗園界隈と建仁寺 その7

2018年01月28日 | イラスト
PENTAX K-5-II SIGMA 17-50mm F2.8

建仁寺は臨済宗大本山という禅宗の寺であるからして、自然に禅に触れることができる。方丈と呼ばれる建物の縁側から眺める庭は一際素晴らしいと思った。何しろ縁側が長い。そこへ座って手入れされた庭をただ見ているだけで気持ちがいい。禅の庭というと枯山水を思い浮かべるけどこれだけ広いと何と言ったら良いのだろう。縁側に座って庭を眺める人が後を絶たない。これだけでも来てみて良かったと思ってしまう。
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祗園界隈と建仁寺 その6

2018年01月27日 | イラスト
PENTAX K-5-II SIGMA 17-50mm F2.8

ひと通り散策した後に建仁寺を参拝した。目的は写経をするため。京都で最も古い禅寺にぼくは初めて足を踏み入れた。広い境内には、またしても大勢の観光客が押しかけていた。ごった返しと言ってもいいくらい。建仁寺は名物がある。風神雷神屏風図だ。この絵を見ると寺田寅彦のことを思い出してしまう。昔も現代も何も変わらないのだ。妙に説得力のある絵だと思うのだけれど屏風に描くなんて粋な仕事をしたものですね。
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祗園界隈と建仁寺 その5

2018年01月21日 | イラスト
PENTAX K-5-II SIGMA 17-50mm F2.8

祗園の路地を歩くと、入り口に芸妓さんや舞妓さんの名前が表札になっている家を見つけることができる。そこはお茶屋と呼ばれる場所だと分かる。つまりあのお座敷遊びをするならここを訪ねたら何とかなるんじゃないかと想像するが、一見さんお断りのルールによって叶う事はない。当然のことながら、リスク回避をするわけだ。もちろんだが、ここは代理店のようなもので当の芸妓さんや舞妓さんは指名と予約が必要になるし、お座敷は別の場所になる。その権利を得るためには紹介者が必要になる仕組みだ。二度ほど紹介してもらったことがあるけど、僕には縁がなかった。
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祇園界隈と建仁寺 その4

2018年01月20日 | イラスト
PENTAX K-5-II SIGMA 17-50mm F2.8

さて、祇園界隈を散策してみる。特に四条通りから南側、すなわち祇園甲部は町屋造りの建物が並び、古風な路地が多い。一見すると何屋なのかわからない。中には私邸もあるのかも知れないけど、それも分からない。英語の看板を出していたレストランは外国人観光客でいっぱいだった。昼間の祇園を練り歩くのはそれほど多くなかったので新鮮な景色だ。そして人混みを避けて写真を撮るのは至難の技だ。
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祇園界隈と建仁寺 その3

2018年01月14日 | イラスト
PENTAX K-5-II SIGMA 17-50mm F2.8

祇園は四条通りをはさんで、南側を祇園甲部、北側を祇園東と呼ぶ。どうして北を東というのか知らない。四条大橋を背中に向けて四条通を東に歩くと、八阪神社の入り口に当たる。ここが京都盆地の縁(へり)になるそうだ。そしてここで記念撮影する人がいっぱいいた。外国人観光客には人気があるみたい。この交差点は、とにかく人をかき分けながら歩かなければならないくらい混雑している。
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祇園界隈と建仁寺 その2

2018年01月13日 | イラスト
PENTAX K-5-II SIGMA 17-50mm F2.8

花見小路と言えば、一力亭。有名過ぎて語る気も失せるほど。花見小路の入口あって四条通りにも面しているから良くわかる。ここに立つと大石内蔵助が通ったんだなあと思うわけです。丁度、舞妓さんか芸妓さんかわからないけど一力亭に入るところだった。昼間はあまり見かけないのでラッキーだったかも。それにしても外国人が多い。赤穂浪士のことは知っているのかな。
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祇園界隈と建仁寺

2018年01月08日 | イラスト
PENTAX K-5-II SIGMA 17-50mm F2.8

京都へ何度訪れたのかわからないくらい来ているけど、その割に知らないことが多い。祇園花見小路に立つこと何度目だろうか。京都ではインバウンドなんて言葉を誰も使わなないくら当たり前のことになったみたいだ。花見小路は日本人を探すほうが難しいほど外国人観光客が多くなった。諸行無常なり。今日はお気に入りのお店やげんぼりで昼食をとった。
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御焚火

2018年01月06日 | イラスト
CANON PowerShot S95

除夜の鐘が鳴り響くころ、実家の隣の神社に初詣の参拝客が集り出す。僕もそこへ出かける。毎年恒例の行事だ。普段は人気もなくひっそりとして薄暗い神社だが、年越しは氏子が世話をして焚火をするから少し賑わう。この御焚火に吸い寄せられていると思う。参拝客は拝顔した後は、ふるまわれた御神酒を呑みながら御焚火で暖をとる。そしてしばらく滞在する。ときおり火の粉が月夜に舞うと神秘的だ。亡くなった人の魂が浮遊するがごとく、不規則に宙に昇り闇に消える。なぜここで火を焚くのか知らないが、火の温もりを感じ、ぱちぱちとはじめる音聞き、常に揺れ動く炎を見ているとなぜか心がなごむ。
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秘湯の宿 すぎ嶋 その10

2018年01月02日 | イラスト
PENTAX K-5-II SIGMA 17-50mm F2.8

紅白の格子窓を眺めながら階段を昇り、二階へ上がることができる。その際に色鮮やかなステンドガラス越しの光を浴びることになる。古民家風の純和式の造りに似合わないかも知れないが、和洋折衷は日本人の好きなスタイルなのだ。唐式、南蛮風、洋式は洒落ていると決まっているかのごとく。それにしてもこの宿のインテリアはセンスが良いと素直に思う。一体誰が設計したのだろう?リフォームなのだろうか。
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秘湯の宿 すぎ嶋 その9

2018年01月01日 | イラスト
PENTAX K-5-II SIGMA 17-50mm F2.8

フロントロビーもレトロモダンというかアンティークな雰囲気を醸し出していて、落ち着ける空間だ。先ほどの囲炉裏も同居している。一軒家の温泉宿なのに古いホテルのようである。賑やかしい温泉郷のような所もそれはそれで楽しみがあるが、すぎ嶋は隠れ宿。何も考えずにぼうっとするにはこんな演出が良いのではないかと思う。非日常と懐かしさが同居している。
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