リニアモーターカーの試乗会に当選したので下の娘を連れて2人で行きました。県が主催する夏休み企画が抽選で当たりました。名古屋駅に集合して高速バスで山梨実験センターに向かいます。中央道を経由し、大月インターチェンジを降りてしばらくの山間の中にありました。空想科学未来少年の僕は、リニアモーターカーにはちょっと特別な思いがあります。まだ小学生に上がる前にリニアモーターカーの玩具を持っていたことがあるからです。あの頃は、アポロだとかロボットだとかのイラストレーションも書籍や商品に溢れていたのです。あれから月日が流れ、本物に乗る夢が叶うことになりました。この実験センターでは、超伝導リニアモーターカーMXL01に試乗することができます。時速500Kmで距離18.4Kmをわずか5分走行します。ほとんど毎週、新幹線に乗る生活を続けている僕は、新幹線の乗り心地は型式別にわかるほどに理解しているので、どれほどのものなのか比べてみました。最初ゴムの車輪で走っていますが160Kmを超えると浮上が始まり騒音が急激に減るので、テイクオフがはっきりわかります。その後の加速が凄く一気に500kmに届きます。Gは強く感じません。とにかくスムースに速度が上がります。400Kmあたりから別の振動がきます。まるでジェット機のようなスピード感でした。往復するので後ろ向きのまま400kmで走行するのも刺激があるものです。試乗車は4両編成で東京側と大阪側とでは先頭車両のデザインが違います。方向により出せる速度も違うようです。超伝導磁石は、低温では絶縁抵抗が0になる現象を利用してコイルに無限電流を流し強力磁界を作り出すことにより浮上距離10cmを確保しています。そのためにはコイルを液体ヘリウムでマイナス269度Cに保つ必要があります。(万博のリニモや上海リニアは常温コイルなので浮上は1cm程度)コストはかかるでしょうね。車両の剛性などの開発も必要だと思いますし。リニアモーターカーの是非を僕には問うことができませんが、100年の計を考えるなら地球にはあってもいいかも知れないですね。だけど女の子は乗り物に興味ないんだよね。娘はバスに疲れてちょっと不機嫌でした。お土産にもたっら数々のグッズはマニアには人気だとか。廃線が決まったピーチライナーのペーパークラフトなんか渋過ぎ。
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リニアエクスプレス 公式サイト
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