スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

ラモス岐阜 にわかサポーターの観戦記 VSザスパクサツ群馬

2014年04月29日 | スポーツ
今年は期待できるぞと思っていたラモス岐阜ですが、このところ負け込んでいます。開幕戦の勢いがなくなって、明らかにトーンダウンしています。メディアの扱いも冷めてきました。台風の目となるかなんてはやし立てられたんですけどね。まだチームとして安定していないと思った開幕戦から一度も観戦していないので、にわかサポーターとしては、そろそろラモス監督に喝を入れるためにもホームゲームを観戦しました。しかし天候は雨。それも本降り。サッカーは雨天決行ですからね。しかたない。ゴールデン・ウィークなのに寒かったです。FC岐阜オリジナルのポンチョを被り雨に打たれながらの応援でした。正直言ってまだレギュラーメンバーの名前を全員憶えていません。その辺が適当というかにわかサポーターらしいところだと自覚しています。ザスパの調子が悪いことは情報があったので、今日は勝てそうだと思っていました。J2のサッカーは意外にも面白い。スタープレーヤーが少ないので拮抗したゲームが多いと想像します。岐阜は守りが良くなってると感じました。ゴールキーパー川口のコーチングが効果的なのか、DFの動きは冷静に見えました。いいチームは守りが安定してますからね。攻めの形もできていました。パスは通るし、ゴール前のシュートを外してはいましたが、自分達のサッカーができていたんじゃないかな。唯一のゴールは難波のファウルを自分で決めたPKだけでしたが、ザスパを無得点に抑えて久しぶりに勝利でした。後半、もう一点が欲しいとサポーターの多くは思っていたでしょう。FWナザリトが投入されてからは、ナザリトが前を向いてボールを持つと歓声が湧きます。先発は難波と遠藤のツートップでしたから、ザスパのDFは雨の中で、ボールキープと破壊力のあるナザリトが交代で入って驚異を感じたでしょう。今日のゲームは、三都主は控えだったりして若手が活躍したことが勝利につながったと分析します。これからの順位も楽しみです。岐阜は専用クラブハウスが無かったり、スタジアムの収容人数が規定に満たないなど、来季のJ1昇格は不可能です。目標は10位以内。毎シーズン最下位かブービーのチームには、手が届く高さです。雨の中、スーツがびしょ濡れになるのを無視してピッチ脇にまで出て声を出すラモスの後ろ姿を見守りながら、岐阜が少しずつ強くなっている気がしました。
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名古屋 KIHACHI

2014年04月27日 | 料理/グルメ
久しぶりにご馳走をいただきました。JR名古屋セントラルタワーズ12階にある名古屋KIHACHIでランチです。延び延びになっていた下の娘の合格祝いです。この春から大学に通うことになり、受験勉強から解放されて、ほっとしていると思っているうちに町内会長の引き継ぎが始まってしまったので、お祝いどころじゃありませんでした。たかが昼ご飯を一緒に食べるだけなんですが、予定が合わなかったんです。今日からゴールデン・ウィークが始まりセントラルタワーズのレストラン街は賑わっていました。KIHACHIは人気があるので予約を入れないと待ちになります。妻と下の娘と三人の席を用意しました。昨年からほぼ一年の間、受験のことで我が家は明け暮れたと言ってもいいでしょう。どうしてこんなシステムになったのだろうと疑問を感じるのは僕だけではないと思います。やたらにお金がかかるし、受験生に有利というより、教育産業の利益を確保することが優先されているのではないかと何度も感じました。でも過ぎ去ってしまうと、もう懲り懲りと溜め息をついて忘れようとしています。下の娘は、まだ子供と言えば子供ですが、自分が十八歳の頃のことを思い出すと、よくぞここまで成長したものだと感慨深い気持ちにもなります。それに加えて最近は上の娘も下の娘も大学に通っているため、二人とも家を留守にすることが増えました。家の中が静かになったなと日頃の変化に慣れ始めてもいます。ご褒美になるかどうか分からないけど、僕は何かを成し遂げたら一つ贅沢をするという考え方を若い時に知りました。自分にピレゼントするというあの話です。そのことを直接話すことはしませんでしたが、下の娘には体験することによって、そのことを記憶して欲しいためにこの店を選びました。大学に合格して記念にKIHACHIで食事したと。多分、何かの記念なんでしょう。あちらこちらのテーブルでも、店員にカメラを渡し記念撮影をしていました。ランチメニューは、パンとデザートと飲み物が付くデイライト(2700円)にしました。前菜と主菜を選ぶことができるコースです。前菜は、「ホタルイカの生海苔風味コンソメゼリー寄せ オニオンクリームソース」にしました。フレンチベースの無国籍料理をよく表しています。臭みがまったくないホタルイカと海苔は和風だけど、湯剥きトマトとブロッコリーにコンソメ味とあっさりしたオニオンクリームソースはフレンチの定番。見事な取り合わせでした。主菜は、「目鯛のポワレ 季節の野菜のソテーと雑穀リゾットと共に」をチョイス。ほくほくの目鯛の切り身の上に菜の花と筍を載せて春らしくアレンジ。麦と蕎麦のリゾットは、さっぱりした味付けでセンスの良さが光ります。いい料理でした。



キハチ 公式サイト
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ナミアゲハの羽化

2014年04月26日 | ネイチャー/ペット
この一ヶ月以上の期間、ずっと我が家の中でテーマになっているのは町内会のことです。町内会長なんてやるもんじゃないとつくづく思います。ほとんど毎日何かやることが発生します。初めて任された役なので予想できないことの連続です。気持ちが落ち着かなくて何かをする気力を作ることが大変になってきました。休日の朝、久しぶりにバルコニーの植物達に水をやっていた妻がナミアゲハを見つけました。羽化したばかりで羽を乾かしているようだと言うのです。我が家の鉢植えの中では、柚子の木には毎年ナミアゲハの幼虫が棲みつきます。もしろん飛来した成虫のナミアゲハが卵を産みつけるからです。いつものようにその柚子の木をチェックしてみてもどこにもいません。そこではなく足下の小さな籠型プランターのフレームにかぼそく留まっていました。意外にも意外。サナギはそのすぐ近くのプランターの中にありました。一本しかない柚子の木は葉が食いちぎられているので餌になったはずです。だけど、羽化した場所と柚子の木の間は、他の鉢が並んでいるとはいえ、1メートルくらい離れています。わざわざここまで移動してサナギになったのでしょうか?それはともかく、いつも幼虫は大きくなるのにサナギになる前に消えてしまうので、無事に成虫に羽化したのを初めて見ることができて胸が熱くなる思いです。じっとして動かないのでシャッターチャンスはありました。写真を撮り終えた後、しばらくして飛び立って行ってしまったので、姿を見られるのはわずかな時間でした。鳥に食べられてしまうか、ハチにさらわれてしまうと考えていたけど、ひょっとしてサナギは場所を変えてしまうので今まで気付かなかったのかも知れません。それにしてもナミアゲハは美しいチョウです。黄色というよりパールホワイトのような羽とボディに漆黒のラインが入り、橙色と瑠璃色のグラデーションがまるで絵筆を使ってペイントしたような色の組み合わせに進化の神秘を読み取ります。初めて世の景色を複眼で見つめて何を感じているのでしょうか。連日の疲れから、ほんの少し安らぎを与えられた気がしました。心の余裕がないというのはこのことなんでしょうね。いつの間にか卵から幼虫が孵り、葉っぱをむしゃむしゃ食べて大きくなりサナギになっていたことに気が回らなかったのですから。
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オープンウォーター炬燵水練記 78

2014年04月23日 | スポーツ
夕刻になっても陽が落ちないので明るくなりました。仕事帰りにプールへ行ってもまだ明るかったです。実は昨日、朝起きて洗面台に立ち、首をコキっとひねったら首筋が肉離れしてしまいました。本当は昨日のうちに練習をするつもりでしたが様子をみて今日にしました。でも今日だって痛いです。エアサロンパスで応急処置をしても簡単には傷みがとれません。無理せず練習を止めようかと悩んだのですが、軽いトレーニングなら動かしたほうが良いだろうと思って、中村スポーツセンターで泳いできました。中村スポーツセンターの前の道路脇にはハナミズキが植えられていて、綺麗に花が咲いていました。よく利用するプールだけど始めて見たような気がします。さて、プールの方は意外にも空いていました。暖かくなるとプールが混み出すはずなんですけどね。僕には都合がいいですけど。レースまで残すところ40日となりました。せっかく調整してきたコンディションを壊したくないので、イージーペースでのトレーニングメニューにしました。クロールで25Mを30本。休憩を挟んで同じく25Mを30本で合計1500Mです。これだけです。レストは基本的に無し。首筋と肩は微妙に別の筋肉を使うのでやってみると案外泳げるものです。正確に記述を残しておきましょう。首筋の痛みは消えることはありません。ですが、ある角度になるとずしりと重みを感じる痛みがあるのでその角度にしなければ痛くありません。クロールで泳ぐ姿勢は、ブレスを含めた動作でも激しい痛みを呼び覚ます角度に至らないのです。1500Mの泳ぎなら違和感を抱えながらでも泳ぎ切る自信が付きました。って自信にしちゃいけないのかも知れませんが。年に一二回程度ですが、寝違えで首を痛めることがあります。今回の首筋も同じような症状です。朝起きたら寝違えていた。それがレース当日だった。なんて心配をしていましたが、それでも泳ぐだけなら何とかなると思うと少し気が楽になりました。次回のレースはリレーです。僕の後にバイクとランがあるので第一泳者の僕が棄権したりすると、後の二人に迷惑をかけてしまいます。チームで一つというと格好が良い響きですが、プレッシャーも付いてきます。そのためにも記録より完泳を目指して頑張っています。そうそう。新しいウエットスーツを着て泳ぐ練習もしなくてはいけませんね。温水プールでウエットスーツ着てもいいのかなあ。
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1000円ワイン通信 ~インドミタ レゼルバ ピノ・ノワール 2012

2014年04月21日 | 料理/グルメ
このところ公私ともに忙しくしています。スケジュールが立て込んでしまって、なりたくない状況に陥っています。やれやれ。当然、落ち着いてワインを飲むことも許されない日々でしたが、ようやく一息入れることができて、ごそごそと一本取り出してコルクを開けることにしました。『インドミタ レゼルバ ピノ・ノワール 2012」は、1000円くらいで購入した赤ワインです。確か880円だったような気がします。レシートをなくしてしまったのではっきりしません。要するに1000円ワイン通信向けのワインですね。産地はチリです。チリワインで1000円前後のテーブルワインだと総じてそこそこ美味しいワインだと想像します。それにピノ・ノワールはご存知のブルゴーニュの代名詞です。エレガントで繊細な味わいで貴族的な品格を備えたワインの印象です。ですからピノ・ノワール100%のワインを飲む前は、どうしてもブルゴーニュの味と比べてしまいます。結論から言えば、ブルゴーニュと肩を並べて比較することナンセンスなワインでした。チリワインはチリワインとして楽しむべきでしょう。美味しいワインであることは認めますが、ブルゴーニュの代わりではないということです。香りはベリー系のジャム甘さを思わせるもので鼻にすっと入ってきます。苦味はよく抑えられていて、酸味が強く感じる口当たりです。余韻は淡く、弾ける泡のように口の中で広がります。各安ワインでこのような個性を発揮していることに称賛するべきお買い得ワインでした。1000円のワインでも十分味わいを楽しめるワインがあるということを立証しているのです。さすがにボディは重いものではありません。ミディアムクラスの評価もありますが、ライトに近いものです。葡萄に起因する味は確認できるものの、熟成や土地の雰囲気を伝える要素は感じられませんでした。シンプルなピノ・ノワールのワインだと思っていいです。良くも悪くも各安チリワインの味でした。それ以上でもなくそれ以下でもない優等な小学生に似ています。がぶ飲みしても良いのでは?などと思ったりします。空気に触れさせて時間をかけると香りも豊かになります。肉料理向けなのは確かですが、これが一番良いというのも思い付きません。豚カツにも合うし、しゃぶしゃぶだって悪くないでしょうねえ。
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がうっ!がうっ!がうっ!がうっ!がうっ!

2014年04月20日 | ネイチャー/ペット
室内で犬を飼うと運動不足になりがち。なんて言うけれど、屋外で鎖に繋がれたままの犬の不自由を思うと室内でのびのびしているほうがよっぽど活動的です。広い庭に放し飼いにしているなら別ですが。ハウンド・ドッグの血を引く我が家のミニチュア・ダックスはよく吠えるので鬱憤ばらしになるべく散歩に連れて行きます。外出が大好きみたいで喜んで付いてきてくれます。しかし、家の中で大人しくしてくれるという保証はありません。じゃれたい時はとことんじゃれてきます。そのじゃれ方が度を超すこともあり、少々うんざりすることもあります。どうにか気を紛らす方法はないかと妻が考案したのが、ペットボトルを与えることでした。最近ではペットボトルの容器でお茶などを飲んでいると、足下で興奮しながら早く渡せと要求してきます。空になったペットボトルの容器を樹脂のキャップを締めた状態で床に放り投げると、獲物を捕らえるように必死に襲いかかってくれるので、欲求不満の解消になっています。本能がそうさせるのでしょう。柔らかい肉球の前足で押さえ込もうとすると、ペットボトルは回転してするりと滑り、あらぬ方向へ飛び出すので、まるで生き残るためのように獲物は逃げる動作をします。これを繰り返して動けないようになると、今度は抱きかかえて一番硬いキャップをかじり破壊するのです。がうっ!がうっ!がうっ!がうっ!がうっ!と、それはそれは獰猛な肉食獣に変身するのです。そこには野生の遺伝子が確かに残っているのだと思い出させてくれます。それでもペットボトル作戦に必ずしも乗ってくるわけでもないので、最近はこのペットボトルの中に「おやつ」を忍ばせることにしています。「おやつ」は小さなビスケットです。鼻の良い犬は、当然ながらペットボトルの中の「おやつ」に気付きます。これがモチベーションアップのためには十分な仕掛けになるんです。しばらく転げ回るペットボトルを追いかけ回し、取り押さえることに成功すると集中してキャップを攻撃して噛み砕きました。ペットボトルが回転しない代わりに本人が回転するのを見ているのは実に面白い光景です。どうやって「おやつ」を引きずり出すのかと思っていたら、口でペットボトルをくわえたまま上に持ち上げて取り出しました。一見、お茶を飲んでいるみたいです。犬でもカラス並みの知恵は持ち合わせているんですねえ。何度もやらさたので短時間で手に入れる方法を見つけたみたいです。

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オープンウォーター炬燵水練記 77

2014年04月14日 | スポーツ
先日、ネットで注文したウエットスーツが自宅に届きました。ウエットスーツは、国産だとレジャー用かオーダーメイドが主流で、既製品で選ぶならオープン・ウォーターやトライアスロンに適した商品がほとんどありません。悩んだ末に海外ブランドのウエットスーツをイギリスの販売サイトから輸入する形で購入することにしました。試着を一度してみましたが、気分が盛り上がりますね。ウエットスーツについてはまた今度。レースまで残り50日を切ってコンディション作りも大詰めが近づいてきました。今日のトレーニングは、仕事帰りに千種スポーツセンターへ行ってきました。もう外は明るいですね。千種スポーツセンターの入り口にも桜の木がありますが、もう花弁が散ってしまい葉が伸びていました。水着に着替えてプールサイドに立つとスキルの高いスイマーが大勢泳いでいて混んでいました。4月に入ったのでレースを意識したメニューを組みました。まず、クロールをイージースイムで25Mを24本泳ぎました。スピードを上げたくなるのを我慢しながら、腕を伸ばし過ぎないように気を付けます。問題はなし。休憩を挟んで再度ストレッチをしました。リスタートはハードスイムで500M。タイムトライはしてはいませんが、多分今シーズン最速タイムだったでしょう。感想としてはまずまずの調子です。500Mを難なくハイペースで維持できるのは大きな自信になります。レストは1分ほどで今度はスイム500Mを1本。先ほどよりスピードを落として泳ぎました。これだけならまだまだスタミナに余裕があることも自信につながります。ダウンは450Mでたっぷり泳ぎ、最後にヘッドアップスイムを25M2本泳ぎました。合計2100Mで練習を終了です。例年のデータを見返すと、レース前の練習量は一回に2000M前後でインターバルは7日から10日くらいです。今後一ヶ月くらいのうちに最高のコンディションに仕上げていってレース前は軽い練習で疲労を抑えるプランでいきます。今年はもう一本オープンウォーターのレースの出場も視野に入れているので、新しい挑戦になりそうです。若くない身体はすぐに動いてくれません。レースの後のケアをしたら、間に市内のスプリントレースにも出るつもりです。その後にシーズン二度目のコンディションを作らないと二本目のレースには出られないでしょうね。
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若鶏のクリーム煮 カレー風味 ~サワラのバター焼き 野菜と香草ソース

2014年04月12日 | 料理/グルメ
桜も散り始めてすっかり春になりました。朝夕はまだ肌寒いけどね。さて、今日のフランス料理教室は、古田祐二氏が考案した春をテーマにしたメニューを二品作ることになりました。一つはフレンチらしからぬ「若鶏のクリーム煮 カレー風味」です。チキンカレーではありませんのでよろしくお願います。もう一品は。「サワラのバター焼き 野菜と香草ソース」です。古田シェフはあっさりしたタイトルにしましたが、仰々しく書き換えるならば、「サワラのバター焼き タケノコと野菜 スプリングオニオンのソースと香草ソース マッシュポテトを添えて」となるでしょう。では、カレーの方から。若鶏のムネ肉は食べ易い大きさにカットして塩・コショーで下味を付けてバターだけでソテーをして焼き色を付けます。鍋に移して白ワインと水を入れてしばらく煮込みます。そこへ、みじん切りにしたスプリングオニオンをバターソテーしたものを足して生クリームとカレールウを加えて煮詰まったらグリーンピースを入れて完成です。バターライスをコーンと一緒に炊いてお皿に敷いて、トマトを湯剥きしてバターソテーしたものとブロッコリーの塩茹でをガロニとして使いました。黄色と緑のコントラストも綺麗でカレーの香りがエキゾチックな料理になりました。わざわざご飯まで用意してカレーライスに似せておきながらもフレンチにするところがユニークですね。「サワラのバター焼き 野菜と香草ソース」では、まずサワラの切り身に塩・コショーをして下味を付けてからバター焼きし、白ワインをふってからオーブンで5分ほど焼き上げます。マッシュポテトはミルクで戻すタイプのものを使いました。赤ピーマンはくし形にカットしてバターソテーして、その上にナスをコンカッセにしてバターソテーしたものを載せたもの。タケノコの水煮をくし形にカットしてバターソテーしたもの。サヤインゲンを塩茹でしたもの。ニンジンの塩茹でをガロニにしました。ソースは二種類。スプリングオニオンを輪切りにして(この方が甘味が増す。)鍋でバターソテーして、しんなりしたら水を加えて煮込み、生クリームとミルクを足して更に煮込んだ後にハンドミキサーで粉砕して塩・コショーで味を調えます。香草のソースは、タイム、セルフィーユ、ディルの三種類を用意し、サラダオイルとエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを加えてハンドミキサーで粉砕し、塩・コショーで味を調えます。魚篇に春と書いてサワラと読む魚料理にタケノコを組み合わせた演出が季節感を出しています。スプリングオニオンのソースは、癖がないのでオニオンと思えないほど爽やかな味でした。料理ってアイデアなんだとつくづく感心します。



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オープンウォーター炬燵水練記 76

2014年04月06日 | スポーツ
レースまで二ヶ月を切って、泳ぎ込みの時期に入りました。コンディションは予定通り仕上げってきています。今日は、春の陽気から一転。真冬のような寒さの日になりました。プールに行けたのは夕方になっていました。祖父江の森温水プールは、図書館やグランドも併設された総合施設で敷地は広く、駐車場の周囲には桜の木で囲まれ、満開の花で覆われているようでした。風がびゅうびゅう吹いていましたから、早くも花弁は散り始めているのが惜しく思います。お花見はもう終わりかなあ。夕方とはいえ、スイマーの数が多いのは人気のプールの証拠です。ガラス張りなので陽の光りがプールの底にも届くので泳いでいても気持ちがいいので僕も好きです。コースは追い抜きOKでトレーニングに持ってこいですが、貸切にはできないので最初はクロールでスイム25Mを40本泳ぎました。泳ぎ初めの腕の重さはあるものの順調です。レストタイムはほとんど無し。タッチ&ゴーです。1000Mを連続して泳いだわけではないけれど自信がつきます。休憩を挟んでお客の数が減ったので同じくハードで500Mを1本泳ぎました。レースを意識して泳いでみました。ブレス。ピッチ。エルボ。留意点を忘れないようにしたいけど、ハードで泳ぐと意識がかすれてきて集中できなくなりますね。レース本番では、自分のフォームのことなんか一切考えませんし。何しろ相手は海ですからね。他の競技者との接触を避け、潮流を計算して、波に消されるブイを見失わないように泳ぐだけで精一杯です。ハードはさすがに疲れます。ダウンは多めの500M。ゆっくり泳ぎながらフォームのことを考えました。エルボを高くして身体の横になるべく腕を振らないこと。指先に神経を集中させてキャッチの瞬間をスムースにするイメージ。フィンガーチップでリカバリーの力を抜いて最小限の動きにすること。キックはストリームラインを維持するための力加減で。ブレスは無理せず。ドリルをしながらクールダウンするのもいい練習になりました。合計2000Mで練習は終了です。今のコンディションの完成度は感覚で80%くらいかなあ。あともう少し調子を上げたいと思っています。水を切るような感覚でスイスイ泳げるとレースも楽しいじゃないですか。
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名古屋 相生山の山桜

2014年04月05日 | ネイチャー/ペット
桜満開の土曜日。相生山では春祭りが開催されています。徳林寺の境内では、賑やかに地元の方々が手前のお店を開いて縁日のようです。この日は、「相生山の自然を守る会」が月一で主催する「歩こう会」が行われるので僕も参加することにしました。天気も良くなって絶好のハイキング日和になってくれて助かりました。この会の代表の近藤さんとは古い付き合いではありますが、まさかこのような活動に力を注いでいるとは今でも不思議に思っています。自動車のことなら隅々まで知る人なのに。本日のテーマは桜を見ようという企画です。桜といっても相生山では、まばらに生えている山桜のことです。どこにどう咲いているのか普段歩き回っている人しか分かりません。桜に詳しい人も同行していただき、解説をしていただきながらの見学会です。桜はその昔は吉野のように山桜を観賞していたそうですが、江戸時代に野生種であるエドヒガンという品種とオオシマザクラという品種を掛け合わせてソメイヨシノという品種を誕生させてからは、挿し木で殖やしたクローンが全国に広がったという話はあまりにも有名です。僕だって知っていました。そのため園芸種であるソメイヨシノは、クローンをクローンで殖やすしかなく同じ体質を維持しています。だから気候の差で開花のタイミングが綺麗にズレてくれるのです。では、山に生えている野生の桜はどうかとというと、ソメイヨシノとの交配で生まれたものもあるそうで、正確な品種を言い当てるのは専門家でも至難の業なのだそうです。実際、相生山の桜を皆で調査してみると、完全な山桜よりも、オオシマザクラの要素やソメイヨシノの要素を兼ね備えるものが数多くあり、桜の雑種(ミックス)が当たり前なのだと知ることになりました。へえーです。見極め方をここでくどくど書くつもりはありませんが、花弁の大きさや色だけでなく、花柄や葉などに大きな特徴を持っていることに新鮮な驚きを感じます。林の中では新緑が芽吹き始め、緑の中に薄ピンク色や桃色の桜が差し込むように現れると、はっと目が覚めるような鮮やかさです。雑木林は絶えず変化しながら四季を通過しているのだと思いました。日が照ると野鳥の声も大きくなり、命の響きを聞く思いでした。こんな自然豊かな相生山ですが、開発着手の審判が今年執り行われるようです。残念ながら僕には何も権利がないので見守るだけですが、できればこのまま何もせず残して欲しいと願っています。

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