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オーストラリア (2008/豪=米)(バズ・ラーマン) 55点

2009-05-21 15:53:44 | 映画遍歴
なんだこれ、昔テレビで見ていた牛追い「ローハイド」と型通りの悪役配置そして大地&大自然を描写する超スペクタクル映像、なーんてどう考えても50年前の西部劇にタイムスリップした感じです。

ながーいです。冗漫です。アボリジニの原住民政策の後悔話もありますが、表面的でつまらんです。これで【ニコール・キッドマン】がまともに乗馬をたしなんでいればそれなりに面白さも倍加したのでしょうけれど、映っているのは上半身のみ。中途半端です。

そうなんです。【キッドマン】の恋愛も、あるご婦人方が仰っていたように夫の喪中の時間帯で堂々と振舞うにはちと僕も昔の人間みたい。で、主役のお二人に同調できない、、。、、と、すべて中途半端に思えてしまう。

あれっと思ったのは日本軍の北部オーストラリア無差別攻撃。そうか南方ではオランダにとか、こういうこともやってたなあ、というかすかな記憶。それにしても、日本軍のまるで赤ん坊のような稚拙な動きには笑いを禁じえない。

最後のお決まりハッピーエンドといい、何かこの映画、方向を元々見失っているような気がしてならない。

いやあ、良くこれだけぼろかすにくさしましたね。僕にしてはホント珍しいです。ゴメンナサイ。

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