最近の休日は平日に変わっていて、あまり土、日曜日に街のターミナルに行くこともなくなっていました。昨日はたまたま仕事が午前中にうまく終わり、午後はいけないことなのかもしれないが、梅田で映画を2本見てしまった。携帯はいつものように切らないで、マナーモードに。
梅田TOHOシネマズでまず「ベガスの恋に勝つルール」。
キャメロン・ディアスが結構好きなので、彼女のよさを画面から十分楽しんだ。相手役の男優は . . . 本文を読む
原作は読んではいたが、登場人物の洪水には正直驚いてしまう。というより、有名俳優の総出演というのは最近の日本映画ではなかったもの。でもやはり楽しい。嬉しい。贅沢だ。
それにしてもほとんど原作通りの展開だ。映画化ならアニメかなと思っていただけにかなり面食らう部分もあるが、映像からは要めの部分である浦沢直樹の、悪への死臭がほとんど匂って来ない。そこがマンガの映画化の難しいところであるが、だいたい原作通 . . . 本文を読む
ラブコメでも、定番中の定番のような懐かしき香りのする映画です。全く気の合わない二人が何かの目的のために仕方なく同居して、しかしそのうち二人は、、なんてもう結末がわかっている話なんだが、そこを見せるのがこの映画の実力であります。
ただ、お話は面白いけれども、それぞれのお仕事の描写はあまりいただけなく、ここぐらいはリアリティが欲しかったところ。アメリカのビジネスを軽く描写するといいことはございません . . . 本文を読む
今週はちょっと野暮用が忙しく、じっくり映画に浸かれない日々となった。そのため、映画館に行ったのは月曜日の天六の1本だけ。これは僕としたら珍しい現象。
まず「ホクテン座」で見逃していた「最高の人生の見つけ方」。
意外や席はほぼ満杯、それもほとんどご年配。(僕も周囲からすればどうなんだろうか、、)
それにしても、実際の封切りからはかなり経つのに不思議現象であります。
映画は死期が分かった二人の話なん . . . 本文を読む
案の定、客席はそれ相応の年齢の吾人で埋まっており、若い人は一人としていない。まあ、題材がそうなんだから仕方がないとも言えるが、それにしても普遍的な映画ではないのか、と思いながら見て行く。
経済的にも家族的にも対照的な二人と思える。しかし、残時間が厳しいという意味において二人は残り少ない人生を送るという運命に翻弄される意味においては違いは全くない。でも、どうしても余裕があるように見える二人なんです . . . 本文を読む
とにかくこの映画は上映しているときはチケット売り場がものすごい混乱でしたね。そんな情景を遠目に違うジャンルの映画を見ていた僕でしたが、DVDでようやく拝見することになりました。思ったのはそれほどひどい映画ではないこと、ということでしょうか、、。
確かに、ストーリーはあれっ、あれっとついていけないものが多かったのは事実ですが、韓流の影響をしっかり受けているんでしょう、まあ強引な展開ですね。これは韓 . . . 本文を読む
伊坂の作品をずっと読んでいるが、この作品は構成自体がすごい。まず、冒頭で全体のハナシをダイジェストしているのだ。それから徐々に細部に入る、という下手するととんでもない小説なのだが、ダイジェストで大まかにストーリーを読者に提示していても全く魅力がなくなることがないぐらいうまい。凄い。驚く。
一人の普通の人間がある組織から標的にされ国家からも逃げ惑うことになる。さて、この青年はどうして逃げ延び更にど . . . 本文を読む
小さな子供が謎を解いていくという新しいミステリーだ。暗く哀しいドラマなんだが、文章も読みやすく才能が溢れているのを感じる秀作だ。
小説という範疇からはミステリーはまだまだ奥があるなあと感じたのも事実だし、やはりそれをじっくり読んでいくのも読書の楽しみだ。ただ、あまりに暗い小説なので自分の人生に何か役立つといった代物ではない。ミステリーってその程度でいいのかなあ、なんて今でも色々考えちゃうけれど、 . . . 本文を読む
8/18
先週はオリンピックが気になり結局あまり外に出なかった。そのため映画館もDVDも見ずじまい。まあ、たまにはいいかな。
今日はまず天六「ホクテン座」で見逃していた「ラスベガスをぶっつぶせ」を見る。大学生が学士欲しさにブラックジャックでしこたまラスベガスで金を稼ぐといったハナシだが、そりゃそんなにうまくことは運ばないでしょう。意外と、まともな映画でした。インチキじゃないが、カウントというのがは . . . 本文を読む
現在のアメリカ映画の水準の高さが十分伺われる大傑作だ。とにかく、2時間半緊張感が途切れることなく悪と正義の闘いが延々と続く。それも半端な映像ではない、シーンごとの展開がハイレベルなのだ。音響のすごさ。不協和音が高く大きく奏で上げている。
この映画ではむしろジョーカーが主役であるかのようだ。それはすなわち悪のメタファーである。悪というよりサタンに近いイメージだ。ここまで来ると、レクター博士を超え、 . . . 本文を読む
ジェット・リーが古代悪皇帝を、そして兵馬俑が現代に蘇る。それだけで俄然映画館に来てしまった僕です。確かにお金をかけているだけのことはあり、アクションシーンは楽しいです。迫力があります。でも、お子様向けなのかなあ、と考えたら実際そうなのでした。
だから無条件に映像を楽しめばいい映画なんです。特に兵馬俑の蘇りはやはり面白い。映画ならではの醍醐味もありました。
でもなんだかなあ、一番の興味であったジ . . . 本文を読む
何かこういう映画もいいけれど、ジャージがねえ、何かぴんと来なかったかなあ。やはりジャージって、着ている人を没個性にする服装ですな。背景の景色は凄く伸びやかなのに、ダサさをこの服装一つで受け止めてしまうんです。
ストーリーは特になく、何かみんな悩みをそれぞれ言わないけれど抱えている。いわゆる脱力系の映画であります。ゆるーいところもいいけれど、映像が単調だったせいか、何かゆるゆるになりかけた部分もあ . . . 本文を読む
子供の心って、僕のような年寄りはそろそろ忘れて来ているが、時代が変わっても国が変わってもそう変わるものでもあるまい、と思う。この映画を見ていて感じるのは子供の世界も「競争と人間関係」が重きを成していてそれは大人の世界とある意味それほど変わらないものではないか、ということだ。
でも、大人の社会的世界には介在しようもない友情というものが子供の生活には存在するはずだ。ふとしたことから弱者になってしまう . . . 本文を読む
一応青春映画ってことになっているけれど、この映画から感じるものはまさに、特に才能があるほどでもないが好きで何かをやっている人たちのそんな報われない気持ちであり、その光と影がよく表わされている。
超有力野球チームの補欠の若者に焦点が置かれている。彼らはレギュラーたちと同じ練習をし、同じ悩みも持っているが肝心の違うところは試合に出る事は決してない、ということだ。ベンチに入れば補欠でなくなるが、補欠で . . . 本文を読む
ブラックジャック結構単純なカードゲームだが、いわゆる日本版のカブ札であります。ディーラーと客との勝負。そんな単純なゲームをカウントすることによりディーラーからカネを巻き上げる頭脳集団のハナシだ。
イカサマをしているわけではないのでカウントの読みであれほど儲けられるなんて嘘のようなハナシだが、これは実際あったことだと言うので余計驚く。ただ、僕にはカウントの理屈、方法が余り理解できなかったので、それ . . . 本文を読む