セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 68本、 演劇 42本

劇団准教授「ラ・メール」(作・藤井美保 演出・劇団准教授) 於インディペンディド1st  70点

2024-08-19 09:34:23 | 映画遍歴

シャンソンが全編流れる。何かノスタルジア多きバーでの出来事。登場人物が13人と多く、観客としてはそれぞれが消化できない感じもする。エピソードの積み重ね風演劇という設定だが、狙いはいいと思う。

でも90分位これだけの話を入れようとしたら、ちょっと詰め込み過ぎ感がないでもない。ラスト近くになってすべての真実がわかる展開だが、なるほどそうであるなら、ランタイムをもっと長くするか、それか敢えて何人かの話をカットしてもよかったのではないか、なんて思えてくる。

でもあの火災のシーンは迫力あったし、酒屋さんの兄ちゃんは泣かせる。いい芝居でした。


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