セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 62本、 演劇 40本

宇宙戦争(2005)(スティーブン・スピルバーグ)

2005-06-30 23:07:01 | 映画遍歴
映像は本当に恐怖の連続。憎い音響とともにホラー映画を邁進する。多少変わっても「激突」の世界だ。そこらそんじょの並みの映画ではない、ということが分かってくる。映画の持つ魅力だ。半端な撮り方じゃない。凄い。凄すぎる。だが、、 欲を言えばあまりにトムパパが節操がなさ過ぎる。本当に普通のおじさん。ダサいファッションから始まることでも、こんなトムもあるよ、と僕たちに言いたげなんだろう。ファッションどころか、 . . . 本文を読む
コメント

ジェイル・ブレイカー (2002)(キム・サンジン)

2005-06-28 11:18:46 | 映画遍歴
韓国映画B級ならではのはちゃめちゃもの。刑務所の外へ、中へ、輻輳していてなかなか面白い。こんなコミカルものでも、相変わらずソル・ギャングはうまい。チャ・スンオンは何か100%全開とはいえない感じ。話もラストはうまくまとめたね。楽しかったよ。 *** . . . 本文を読む
コメント

スピーシーズ3 禁断の種 (2004)(ブラッド・ターナー)

2005-06-28 11:18:15 | 映画遍歴
かなり男性を意識したお色気エイリアンの活躍だが、まあそれも節度を保っている感じだし、異種エイリアンのキモさも慣れてくる。お話は新鮮さも不足気味で、ただ前作からの延長をなぞっている。まあ女優が楽しいから加点します。 *** . . . 本文を読む
コメント

ライターをつけろ (2002)(チャン・ハンジュン)

2005-06-28 11:17:37 | 映画遍歴
ライター1本から消極的な人生を送っていた青年が突如勇気いっぱいの人生に目覚めていくといったマンガなみのベタB級映画なのだが、意外と楽しめる。何も考えないでこういう娯楽映画を見るのもたまにはいいね。何か昔の日活映画みたいだね。 *** . . . 本文を読む
コメント

電車男に魅入られてアキバへ、、

2005-06-19 18:40:57 | 徒然に、、
先日映画「電車男」を見たが、なかなかあのださいアキバがきれいに撮られていた。 それで今日思い立って秋葉原に行ってみた。 2,3年ぶりだと思う。 駅に降りると、(間違えて反対側に降りたようだが)えらく駅が整備されており、駅広ができていた。え、あの、ラジ館がなくなってしまったのかのう、と一瞬思ったが、方向を間違っていただけであった。アキバデパートから降りればいつものところに行ったのに、間違えてしまった . . . 本文を読む
コメント

バットマン ビギンズ (2005)(クリストファー・ノーラン)

2005-06-18 21:34:49 | 映画遍歴
ひどく楽しんでしまった。手作りバットマンの新鮮さ。出演者の超豪華さが完全プラスに出ていること。そして何よりも007並みの秘密兵器の楽しさ。それを屈指してのチェイスのカメラ。いやあ、最高です。娯楽作での満足度100%です。 じっくり両親とその思想、ゴッサムの町を説明しているのがくどいようで、単なるバットマンでない所以だろう。 バットマンがスーパーマンみたいに超人でないのがいいね。そう、まったく普通 . . . 本文を読む
コメント

ホステージ (2005)(フローレン・エミリオ・シリ)

2005-06-18 21:34:20 | 映画遍歴
何気ないカー泥棒がどんどんエスカレートし、まったく違った事件をそこに輻輳させ謎が増えるといった、いやあ見せ場いっぱいの映画でございました。ここまで来るとご都合主義も出てくるがそれは仕方のないこと。ウイリスの普通のオヤジさんぶりに加点。 **** . . . 本文を読む
コメント

ザ・リング2 (2005)(中田秀夫)

2005-06-18 21:33:49 | 映画遍歴
和製ホラーに較べて予算が増えたせいなのか、映像も鮮やかでしかも演出までが鋭くなっている。ホラーというより母子の愛情の絆を描いたドラマといえる。まったく怖さは感じなかったが、ナオミ・ワッツのほとんど独演といえる強さがルーツにまで探求するさまはぐいぐい引き込まれた。 やはりビデオから逸脱すると通常のドラマになってしまうのかな。でも、飽きさせない出来栄えだ。 *** . . . 本文を読む
コメント

夢の中へ (2005)(園子温)

2005-06-18 00:51:48 | 映画遍歴
映像的にも、映画的にもそれほど新しさを感じなかったし、スケール感も乏しい。大体主人公が小さすぎるよ。最後まで画面に入っていけず、沈没しちゃいました。あの、左右ぶれのカメラも入り込めない理由のひとつ。 ** . . . 本文を読む
コメント

サハラ 死の砂漠を脱出せよ (2005)(ブレック・アイズナー)

2005-06-18 00:51:16 | 映画遍歴
最初の30分はもたもた説明振りが気になるが、河でのボートチェイスから断然面白くなり、007ばりの秘密基地だの結構イカしてる。「冒険者たち」組み合わせなのにまったく愛のかけらも感じないところがまさにサハラ砂漠。渇望度高いです。 *** . . . 本文を読む
コメント

フォーガットン (2004)(ジョゼフ・ルーベン)

2005-06-15 21:33:40 | 映画遍歴
始まってからの1時間はそれなりに謎も相まって面白い。問題はその後だ。この”スコーン”は最初音響とともにホラーかなあとも思ったがそのうち慣れてくる。ムーアを”スコーン”すればいいのにとも思ったが、出来ないのはそれなりに理由があったんだね。 まあ、この”プロット”が浮かんだだけで、もう映画の勝利ですよ。どうしても映画にしたかったんだろうなあ。 それは観ていても本当に面白かったよ。ただ、1時間だけだけ . . . 本文を読む
コメント

リチャード・ニクソン暗殺を企てた男(2004)(ニルス・ミュラー)

2005-06-15 15:50:35 | 映画遍歴
社会的に不適合の人間をしつこく追いつづけたカメラ。何をやってもダメ人間というのはどこにでもいるわけで、しかしこれだけ鋭角的に見せてくれると、誰にでもその一部分があるというのが分かって来る。ペンがうますぎるので、ラストは衝撃的でもある。 やはりこの男の変なのは妻に会いに来るだけで、子供とは話そうとしない。(写真には撮ろうとするけれども、、)人間本来の心情というものにそもそも欠けている。 でもこんな人 . . . 本文を読む
コメント

帰郷 (2004)(萩生田宏治)

2005-06-13 22:23:28 | 映画遍歴
映像も演出も決まってはいないのだが、主人公の青年の心情が純朴で,さわやかな映画に仕立ててある。この2日間の日常が人生上での瞬間に動く時を青年は垣間見たのだろう。 だが、それは青年の気持ちの高ぶりの成す業であった、という蜃気楼なひととき、。 女は現実的で、男はいつまでも子供である。それは肉体的な構造によるものなのだろうか、、。 メルヘンというより現代の切り取られた時間の中に埋没でき得なかった男の白 . . . 本文を読む
コメント

ラヴェンダーの咲く庭で (2004)(チャールズ・ダンス)

2005-06-12 22:21:57 | 映画遍歴
映像がとにかく美しく人の揺れ動く様をイギリスの海辺に濃密に描く。J・デンチとM・スミスの演技はもう名人芸なのだが、さらに脇役陣(特に家政婦役)が素晴らしく演技を見ているだけでため息が出るほど。D・ブリュールもその純朴さがよく合っている。 もうかなり老境に達した女性の一人の青年への恋心。その甘酸っぱい恋の晴れやかさ、哀しさ、諦観、許容へと進む過程を大げさにならない淡いタッチで描いている。 恋愛って年 . . . 本文を読む
コメント

電車男(2005)(村上正典)

2005-06-11 20:17:03 | 映画遍歴
現代ではもう当たり前の日常的なネット世界。ごく普通の未来のない現実を、黙々と後ろ向きではないけれども決して前向きでもない青年たちの心情をかなり等身大に、しかも至近距離に描いている。そんな世界に恋というものが闖入したら、、というかなり僕自身が大いに感情移入できた大好きな映画です。 青年の行動が少し誇張はあっても気持的には自然で、僕ももっと応援したくなった。出演者も贅沢で、何気ない映像のようでいて、雨 . . . 本文を読む
コメント