2か月ぶりの演劇鑑賞。
空晴(からっぱれ)は僕が演劇の追っかけまでしたランニングシアターダッシュから旗揚げされた劇団です。
1回目は見逃してしまい、2回目をやっと見ることができました。
今までのスポーツものから卒業された感がしました。みんな30歳ぐらいになってくるとそう青春スポーツものばかりではないでしょうね、、。
でも、ハートウォーミングものは健在だった。しんみりといい芝居をなさっておられました . . . 本文を読む
先週は仕事で結構疲れている。やはり若いときと違っていつもと違うことが起こると疲れが抜けない。若いときのように睡眠も短くなっているので、余計かもしれないが、、。
ところが、いつもは休みの日でも6時半ごろには起きてしまうのだが、珍しく8時ごろまで寝てしまっていた。睡眠時間も年とともに反比例するものだと思っていたので、これは珍しく良く眠った感がする。
家の用事をばたばたすると、出かけるのが昼前になって . . . 本文を読む
韓国映画でも屈指の、しかも人々の繊細な心の綾を描いてヒット作を連発させているクァク・ジェヨンによる初めてのオール日本人俳優による新作だ。
今回の主役はサイボーグに身をやつした綾瀬はるか。彼女の旬の美しさは眩しいばかりで、どのシーンを見てもうっとりしてしまいます。特に洋服を次から次へと着替えるシーンはもう彼女の美を堪能するワンマンショーです。
うーん、でも今までの作品とは違い、かなりちぐはぐな感 . . . 本文を読む
繊細な映画である。少女の頃、思春期独特の将来への不安、心の安らぎ、色、、。この映画は人間が本来抱えている存在の不安を周囲の柔らかな表情から守り生きていく勇気を与えることに成功している。
それにしてもサチ・パーカーの演技には舌を巻く。まさに西の魔女のために生まれてきた女性のようだ。題材は少女っぽいのだが、テーマが深いだけに下手をするとリアリティをかくのだが、十分存在感を表している。演技以前の何かが . . . 本文を読む
エンターテイメント映画なんですが、緊密な映像と共に濃淡のある色彩、俳優陣の力演、歯切れの良い演出で完璧な出来のクライム映画となっている。
ファーストシーンの散髪屋での残酷シーンなど、本当に目を背けるシーンがグロく、これがまたこの映画の格調を高めているのも事実。不思議な映画なんです。
ハナシはいたってシンプルなロシアマフィアものなんだけど、これがロンドンの陰湿な雰囲気に合うんだなあ。通常のイタリ . . . 本文を読む
夫婦の話である。映画にも小説にも巷に溢れるほど描かれた夫婦の話である。世間的には定職を持たず、女の尻ばかり気になる亭主である。勿論、結婚式など挙げず、同棲状態から結婚に突入したような、まあどこにでもいそうな夫婦である。
だらしない夫ときちんとした妻の平凡な夫婦にも子供が授かり、はっきり見えないけれども希望というものを二人は持つようになっている。ここまではありきたりのハナシである。しかし、子供が幼 . . . 本文を読む
毎度おなじみになってしまった東北の小さな藩下でのつつましい武士の生活と自然との調和を描いた藤沢文学の映画化です。今回は珍しく女の生き方を焦点にした女性映画であります。
山桜。ソメイヨシノとの違いは花と葉が同時に咲く。それだけ地味目ではあるが、華やかさより厳しい寒さに耐えて咲いたりりしさを感じるにはこちらのほうがいいという人も多い。
この映画は女が叔母の墓参りの後に山桜を見て立ち尽くしているシー . . . 本文を読む
ゴルゴ13のような狙撃手を勝手にイメージしていたら、身体はでかくても結構お若く純粋培養の、悩みもお持ちの殺し屋でございました。
ゲームがどんなものかまるっきる分からないが、やはりあの頭は後々一番印象に残ります。スキンヘッドに後部の刻印。人の群がる場所で目立ってはいけないはずなのにあのいでたち、あの容貌は俄然ある意味広告塔のようなものです。
まあ、そこのところはゲームが原作だから鉄板のところかも . . . 本文を読む
また日本では珍しい絵画の講釈が密室殺人の背景にあるかなりのオタクものとも言えるミステリーであります。
300ページぐらいの短い長編なんですが、密度が高いので読み応えがあります。凝ってはいるけれども、ただミステリーの面白さの証明である一気読みまでは行かなかったのも事実です。何かその雰囲気には相容れないものもありましたが、最近のミステリーでは特筆ものの題材なので、貴重だ。この作家のこれからの才能に期 . . . 本文を読む
幻影師アイゼンハイムに、否ニール・バーガーに幻惑させられ、画面にずっと引き付けられ、濃淡の秀逸な絵画的映像に魅せられ、挙句の果てに身体ごと投げ出され騙されてしまいました。これには、堪らなく憎たらしいが、笑みが出るほど騙したニール・バーガーをぞっこん褒めてあげたい。
まるで「嵐が丘」のような思春期の二人の強い愛。これだけで十分二人の絶壁の愛を感じさせる。これがこの映画の基礎となっている。演出といい . . . 本文を読む
お待ちかね、インディージョーンズ。何と19年ぶりとは、、。繰り返しテレビ放映があり、そんな感じはしなかったが、待ちかね過ぎたのか、期待し過ぎたのか、いつも童心が騒ぐ映画本来が持つワクワク感はそれほどでもという印象が、、。
出だしは例の音楽がジャーンと鳴りそりゃあ身を乗り出す羽目になるわけですよ。少々お無理かなあといったハリソン・フォードも身体いっぱいにインディを表現しているし、ケイト・ブランシェ . . . 本文を読む
朝から太陽が燦々の暑そうな気候でした。こういう時に奈良に行くのも暑さの苦手な僕はどうしようかと思ったけれど、これからますます暑くなることと雨よりはいいか、と思い頑張って奈良まで出向くことにした。
考えたら結構奈良には行っている。今年は西の京、飛鳥と既に2回も行っている。
今、博物館で法隆寺金堂展示をやっている。
僕は子供時代から何故か金堂の壁画に異常な興味を持っていて、以前も金堂壁画再現展などは欠 . . . 本文を読む
岡嶋二人お得意の誘拐もので眠くなるなるところもなく、ラストまで一気だ。
本当に彼はエンターテインメントに徹しているから、文章もうまく、意表をつく展開も楽しくあっという間のエンドだった。
初期の作品らしいが、芸能人を誘拐するなど、まあ派手なハナシです。面白いけれども、読み終わってからは犯人の動機付けがかなり弱いことに気づく。こんな大それたことをわざわざあの多人数でやって、ばれないわけないだろうとか . . . 本文を読む
問題作、要するに見たい映画が今かなりあります。朝からなんばに行き時間繋ぎにTOHOシネマズで韓国映画「今、愛する人と暮らしていますか?」。
あまり調べないで失敗することも多いのですが、窓口でこの映画はDVD上映で画面が小さいです、と言われた。どうしようかなあとも思ったが、別に他に変えるのも面倒なので見ることにした。するとチケットと共に男優のブロマイドをくれた。そうなんだ、これは韓流なのかなあ、と少 . . . 本文を読む
不思議というべきか何か型破りのトンデモ映画を見てしまった感が強い。最初はアニメから始まり、ゆったりと閉鎖的な土地に起因する土俗的現象を左遷された記者の目から眺めていくハナシかなと思っていたら、途中からどんどん脱線し、いかにもマンガチックで奔放な文明論になってしまい、超驚きました。
セックスをしている時と言うのは人間、無防備である。ということは安静なひと時でもあるとも言えるだろう。人間がセックスさ . . . 本文を読む