まあ、退屈もせず、感激もせず、そこそこ画面を見つづけることも出来たし、いいんじゃないかな。上戸彩も結構、太刀捌きが様になっているし、ビジュアル的に優れている。あずみ3もあるんだろうなあ。
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現代の映画で、まだこの題材が使えることがまず嬉しいね。やはり宝捜しって、わくわくしちゃうからね。日本じゃ、こうは行かず、安っぽい特番ものになってしまう。結局、娯楽なんだから、大人の年齢になっていてもみんな子供なんだよ。
そんなことが見ていて暴露してしまう、素敵な映画でした。ディアーネ・クルーガーも目立つ美貌で、僕はご機嫌でした。
でも、これを輻輳化したのが例の「ダ・ヴィンチコード」なんですね . . . 本文を読む
マクドナルドって、いつも食べてるけれど、ビッグマックセットばかり食ってたことが恥ずかしくなりますね。そういえば最近はサラダなんかが入っていたりしますね。
とか、映画に関係ないことしか今思い浮かばないけれど、映画的にこの作品を評価するのは難しい気がしますね。
最初と最後だけ見ていればいいような気もするし、、。
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2時間強。ずっとテンションが高く、こちらがきついと思う隙を見せずに、どんどん先に進んでゆくこの演出振りにまず驚く。
思ったより重い映画で、一人のどこにでもいそうで運の悪い女の一生涯をジェットコースターで走り抜けた感がする。
最後は、ジェットコースターがそのまま階段になり、天上に向かったんでしょうか、、。
中谷美紀は一皮も二皮も向けた演技で、そりゃ逃げ出したくなるだろう。最近の女優で、この役を演じき . . . 本文を読む
久々のチョン・ジヒョン。今回も初日に見たぞ。ほとんど化粧していない感じの清楚なイメージはもう神秘的です。美しいです。可憐です。初期の「イルマーレ」に戻ったようで、僕は大好きです。
話は何かロマンチックな少女まんが風で背景をオランダに設定しているので、余計自然の美しさが際立つ。画学生とインターポールの優秀刑事とプロの殺し屋。完全耽溺抒情派映画です。話に少々無理があっても許せるんです。許しちゃうんです . . . 本文を読む
生まれた瞬簡に愛する人を失ったがためにその原因となった我が子を捨てた父親と捨てられた子供との15年ぶりの対面と二人の葛藤、哀しみ、喜び。身につまされるなあ。
テーマが繊細なだけに見る方も細部にまで人間の喜び、苦悩を感じ二人の道行きを眺めている。
感動させるスタイルは取っていないが、人間が人間であることの意味まで感じ取る佳作だ。
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面白かったです。長時間映画なのにあっという間。こういう謎解きものは大体僕の好みでもあるんですが、あまりに大胆なプロットなので、これはスキャンダルになるわい、とほくそ笑みました。
冒頭からルーブルのダビンチ絵画が映像で写るだけで、僕の胸はわくわくしてしまう。でも、そんなことに感心してはいられない。次から次へとパズル外しが論じられ、暗いキリスト教の歴史も物語られる。
現代でこれ以上の娯楽があるだろうか . . . 本文を読む
宮古島を題材にしていながら、テーマそのものに輪郭がないっていうか、ピントがずれた映像を見させられているような苛立ち感も出てきそうだったが、まあラスト近くで救われたかな。
レポーター役の女性に全く魅力を感じられず、むしろ嫌悪感まで感じたのでこの映画を魅力のないものにしている感じがしてならない。女性の好みで映画を図るという僕の一番悪いところが出てしまった映画なので、篠原哲雄監督には申し訳ない気持ちでい . . . 本文を読む
不思議な作品だ。小説の世界を映像にうまく捉えているような、、。何か訳が分からない映画なんだが、そこがまた魅力的でもある。こういう情念的な映画って好きだなあ。小山田サユリの魅力が全開です。
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何かテレビのサスペンスもののような映像で、どうしても安っぽく感じてしまった。話自体は最初のイライラから、そのうち主婦の方に疑惑が出始める辺りはなかなか面白かったが、如何せん、この女優にそれだけの技量と魅力がないものだから、中途半端なものになってしまい、ドラマとしての盛り上がりに大いに欠けてしまったと思う。
もっといい女優を使いましょう。篠原哲雄さま。
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プロローグの8人のテーマソングの映像、歌、それぞれの引き締まった顔が素晴らしくこの映画の意気込みを十分感じたはずだった。しかし、何故か僕には彼らが何を考えているのか映像からははっきり伝わって来ず、そのうち苛々して来た。はっきり言ってこの映画って、舞台等で「レント」を見た人が、その余韻を確かめるために作ったような映画かな、と思い始めた。主題である{いつか}ではない{今日}を生きる」、という概念もただ . . . 本文を読む
題材は昔からある思春期青春篇。15歳で、働き出した子供たちの物語だが、題名の古めかしさを超えうるものでないと思った。4人の子供に魅力を感じないので、余計に加速度を増した重い展開に、ラストののど自慢で大いに感動させてもらおうと思ったが、空振りに終わってしまった。
脇役がいいのにもったいない。緑魔子は20年ぶりぐらいのスクリーン復帰でそれだけで加点したいぐらいだったが、、、。
斉藤由貴の「木綿のハンカ . . . 本文を読む
予告編から少々引き気味の映画ではあったが、意外や演出がきびきびしており、「間」という落語独特のものを映画に応用したような何とも言えない素晴らしい噛みように驚く。まず、師匠のエピソードが密度も高く、立派。高尚ささえ感じた。
一番弟子のエピソードはちと繋ぎにしても饒舌で、無理がある感じかな。
師匠の妻の話で、ようやく落ち着きを取り戻し、タッチが滑らかさを帯びて来る。
中井貴一はじめ俳優が全員素晴らしく . . . 本文を読む
地方競馬でも衰亡目立つばん馬競馬をクローズアップした稀有なドラマだ。生きることの苦しさ、喜び、明日への想い、、。北国の厳しい自然を背景にある若者の再生を謳った物語。
まず厩舎という日頃僕たちが目にしない環境がみずみずしい。まさに動物と自然と人間との融合場所だ。ストーリー自体は東京で事業に失敗した若者が故郷に戻り自分を取り戻していくありきたりのものなんだが、実際汗をかきながら仕事に従事する人間が生き . . . 本文を読む
当事の映画状況を図るにはもってこいの映画かもしれない。ジャン・ピール・レオという超芸術派映画の主役を配置し、モノクロだけど映像は流麗。しかし、内容が全くなさ過ぎる。当時の映画ファンとしては評価が微妙だが、時代かな。
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