セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 73本、 演劇 45本

ウィッカーマン (2006/米)(ニール・ラビュート) 55点

2007-09-17 18:34:28 | 映画遍歴
結構ミステリーとしてうまく作ってあるんだが、これってリバイバルなんだね。30年前とは時代も違うから、心理的に設定には無理があると思う。ラストあたりで、現代風に変えればそれなりに見られる作品になったと思われるが、いかにもあれじゃひどすぎる。
最初の事故がどういうことだったのか結局分からないこと、ヘリの乗員を殺す必要があったのかどうか、ラストで逃げているときにかかってきた携帯でヘルプする意味はあるのか、というよりあそこまで大トリックを構築しなくてもただ本人を捕獲すればよかったのではないか、とか考えたら馬鹿馬鹿しいことが相当出て来る。
まあ、ストーリーは少々難でも、ミステリーとしての演出は水準だったのは事実。やりようによってはもっと面白い作品になったはずだ。
ニコラス・ケイジ、前作の「ゴーストライダー」といいB級作品まっしぐらだが、本当にそれでいいの?少々心配してしまうなあ。

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