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ダイイング・アイ 東野 圭吾(2007 光文社) 60点

2008-07-04 21:58:35 | 読書遍歴
「容疑者Xの献身」が超傑作で泣かせる見事な作品であった反動か、東野圭吾はそれ以降僕の期待を裏切っている。前作「夜明けの街で」も気を抜いた作品と見受けられ、そして本作である。

冒頭の交通事故の迫力はさすがだなあと思ったが、それ以降どうも平板であります。面白くなってくるのはラストの80ページであろうか、事故の真実はミステリーとしてはまあ面白いけれども東野圭吾としては普通の出来。
どうも題名にもなったオカルトが東野に合わないのかな、はっと思わせるものでもなかった。またまた次作に期待をすることになる。

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