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難波映画日記(10/9)

2007-10-10 09:10:39 | 書きとめ日記
最近急に仕事が忙しくなった。夜まで続くことが多く、睡眠不足とはこのことをいうのか、疲れがたまってはいるものの体を思う余裕さえない。
で、昨日知り合いのご葬儀があり、その後気晴らしに市川雷蔵祭のやっている難波の千日前国際シネマに行く。先週も行ったが、実にいい企画だ。
当時は家族で映画館はよく行っていた。客席はいつもいっぱいで、通路に人がぎっしりだった。席の奪い合いはものすごく、いつも僕の母が奮闘していた。現在の映画館とは比べもののならないぐらい人間性が充満していましたね。

市川雷蔵って、15年間映画界にいて、その間出演作品は160本近くだったという。今では考えられないぐらいの多作だ。当時は今の1本立てではなく、3本立てもあったぐらいで、洋画との違いは質より量だったように記憶している。
題詠の人気俳優だったんだが、どちらかというと、のっぺり顔で女性に人気のあった俳優だと思う。僕は子供時代から日活の映画が好きで、小林旭の無国籍映画が何故か好きで、ほとんど見ていたと思う。

映画の方はノー天気風の風来坊映画「お譲吉三」が娯楽映画だなあと思わせる軽妙な映画で、当時の時代のよさを感じさせる。
ずっと見たかった「新源氏物語」は想像以上にいい出来で、久々に紫式部の源氏の世界に浸らせてもらいました。実は僕は少年時代より源氏物語に深く浸透してしまい、今も時々いろんな訳で読ませてもらっています。もう少し年をとり時間の余裕があったら原文でも読んでみたいと思っています。
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