年末はいつも東京に行く。東京に住む友人を訪ね歩く日々である。まるで、小津安二郎の「東京物語」よろしく、家族ならぬ古い友達たちと交友を温めるのである。
初日は飛行機で羽田に飛び、そこから東京のホテルへ。いつもはどこか演劇の一つぐらい見るのであるが、早くチェックインしてくれたホテルの部屋に入ると第一弾の忘年会は午後5時始まりなので、ぎりぎりまで部屋にいようと思う。年なんだ。
いつもは新宿辺りに泊まるのだが、今年は経済性を重視して人形町のホテルだ。でも地下鉄が便利で、都営、営団どちらでも利用できる。駅近が東京のホテル選びの基本であろう。
有楽町のちょっと洒落た所で4人で食事。夜景が見え、個室にしてもらったので思う存分年寄りだけの会話は弾む。4人の内仕事をしているのは今や一人だけ。相変わらず、下ネタ交じりの他愛ない会話であっという間に2時間半。当日新幹線で帰る人もいるので2次会はできない。
こんな感じで、もう何年続いているのだろう。考えるとかれこれ13年、アッと言う間のような気もするが、歳月ですね。
まあ、一日目はそこそこ酒を飲み終了する。なんだかんだ言っても、体調にも明らかに変化があり、家族関係も変質している。人生の細道をみんな辿っているかのようでもある。来年また会うことを期して解散。
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