6月10日
昨日、イベント抜きで、ただカラオケに行ってきた。
ハノイのカラオケは男性天国だが、最近昼間の時間の有効利用として、時間貸しをするお店がでてきた。
今回のお店はクラブプリンセス、友達がここのママから営業をかけられた。
利用料金は1人、1時間、5ドル。
すべて持ち込み可なので、隣のレストランからお弁当をとり、飲み物は各自持参とする。
カラオケルームはマダム達にはなにかとお騒がせだが、今回のお部屋はテラスルームを指定され、なんとも健全であった。
ハノイではお若い方とのお付き合いが多く、わたしは浮いてしまうかと思ったけど、歌われる歌はあまり世代間ギャップがなく安心した。
歌詞を追いながらじっくり歌をきいていると、日々の生活に追われて忘れてしまっていた昔のことや、ピュアな気持をもてていたときのこととかを思い出し、胸の中でしばらく昔のわたしと語りあってしまった。
いつもはみんないいお母さんやいい大人の顔の役割時間帯で、学校やご近所とのお付き合いをじょうずに折り合いよくこなしていっているが、日常から離れたこの時間帯では、一人ひとりに青春があり、思い出があり、そこからいままで知らなかった人柄がみえてきたりして、素敵だなと思った。
歌うことってもしかしていいものかも…と、思える時間を過ごさせてもらった。