4月12日
4月10日から12日まで、「日本さくら祭り」があるというので、会場をのぞいてみた。
2010年、ハノイ建都1000年をお祝いするイベントとして「さくら」をシンボルに日本文化とベトナム文化の交流でハノイ市民と共にお祝いし、両国相互の友好関係を更に深めるため、記念文化講演会、芸術展覧会、企業、大学、学校紹介、日越各種パフォーマンスなど盛りだくさんなプログラムで開催されるとある。
去年はハノイにいなかったので、友達から会場のすごい人出とさくらに群がる人の様子をきいていたが、今年はスタジアムを使っていたので、かなりゆったりした感じがした。
会場には、こいのぼりが泳ぎ、フェイクの桜の木が飾られ、そうそうこの季節、日本のあちらこちらでこんな様子が見られると懐かしく思いだされた。
空輸したさくらが見られると楽しみだったが、見つけられず残念。
去年、ゆかたを体験してもらうという企画の手伝いをした友達が、着せても着せてもズルズルと着崩して悲しかったといっていたが、今年もその様子は変わっていない。
しかし、造花ではあっても桜の前で、記念写真を撮る人たちの楽しげな顔つきはみているわたしも嬉しくなってしまう。
日本料理屋さんの出店もおおく、各種趣向を凝らしたお祭り屋台が並んでいた。
「萌え」というメイドカフェがハノイにもできたと、新し物好きのオットが昼休みに行ってきて、ちょっとがっかりした様子であったが、これがあった。
オットはその屋台の前から動かず、とうとう店の売りのクレープを25000ドン(150円)で買ってきた。
お味はゴムを食べているようで、まだまだという感じ。
異国での、文化の交流は時間がかかると思うけど、こういう歩み寄りがお互いを知る大切なこととなるのであろう。