ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

オペラ公演

2009-01-15 00:57:53 | Weblog

1月14日

 テニス仲間と会社の若い人が活動しているHIWC(Hanoi Internatinal Wimens Club)のコーラスグループがオペラハウスで、プロの歌手と一緒に出演するというので、いってきた。

通称オペラハウスは、フランス統治時代の1911年にパリのオペラ座を模して建設されたもので、フランス風建築としてハノイの観光名所の一つである。

この素敵な建物の中で演奏を聴くというのも結構わくわくすることである。

ヨーロッパのもの語りを、場所をベトナムに置き換えてベトナム人のオペラ歌手の主演公演である。

英語とベトナム語で字幕はでるけど、読みづらく、オペラの内容はよくわからなかったけど、ベトナムが文化にも力を入れてきているのを感じた。

バックコーラスといえど、友達がライトを浴びて生のオーケストラの伴奏で歌う姿は晴れがましくもあるし、見るほうも楽しみでもあった。

プロが出演する舞台に共演ということで、私の友達以外の日本人出演者もいたりして、日本人仲間の観客も多かったし、同様の理由でか、白人の観客も多く会場は満員だった。

友達は、衣装は最初作るといって採寸までしたけど、製作が間に合わないということで結局自前ですませてしまい、やっぱりベトナムらしいとか愚痴っていた。

オーケストラが床下まではいっているので音が客席にはよく聞こえるけど、舞台の人には聞こえず苦労したとかもいっていた。

なにはともあれ、彼女のおかげで私達も素敵な楽しい時間が持てたことを感謝している。