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ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

今年もダナンゴルフ合宿

2014-05-04 16:09:25 | Weblog

5月4日 くもり 31℃

4月30日の戦勝記念日と翌日メーデーはベトナムの唯一の連休、日本も連休で会社も暇ということで、みんなこぞって出かける、我が家もそれに便乗

去年の3月末にもダナンだったけど、考えてみると一年に一度は必ず訪れている、通算何度目になるのだろう。

ダナンって、海がきれい、砂が白い、空が青い、シーフードがおいしい、我が家のオットの大好きなものだらけ、おまけにゴルフ場が2つある

初日のダナンゴルフの名物ホール、海に向かっての解放感はハノイで味わえないもの 

空港から直接行ったので、夕方近くで海と空とむこうの陸地の山の境界がはっきりしないけど、グリーンからは砂浜が見え、波の音が絶えず聞こえる

     翌日はこんなにいいお天気、ホテルのプールサイドでのんびり過す  

夕食はいつものシーサイドのシーフードやさんでいつもの、海タニシ、カニの蒸したの、一夜干しのイカ焼き、そして炒め麺、野菜の切り方が可愛い

     

      大きなエビ、1k390万ドン(2万円弱)    は食べさせてもらえない

このエビは、我が家のお嫁さんたちが遊びにきてくれたら、ぜひ食べさせたいものだとか…それまでのお楽しみ…

ダナンはハノイから飛行機で1時間日ほどの距離、人口100万人の大都会だが、気候、風景、たくさんのものがハノイと違う

近くにホイアン、ミーソンの世界遺産があるし、山の向こう1時間のところにフエの世界遺産もある豊かな街である。

強烈な日差し、きっぱりとしたコントラスト

湿気を多く含んだ思い空気感のすべてが靄の中の風景のハノイにはないものばかり、そこが何度訪れても飽きない理由だと思える。

 

 

 

 

 

 


友達のおかげ

2014-04-27 20:54:24 | Weblog

4月27日 スコール 

この頃毎日の雷と稲妻、そして大量の雨が続いて、とうとう夏がはじまるね、というのが挨拶となっている。

今朝も夜中の雷雨がおさまったと思っていたら、7時ごろから急に空が暗くなり、それはもうすごい雨になってしまった。

オットはゴルフ、私は、別件で外出予定、なによりも日本からのお友達夫婦は、ハロン湾観光にいったはず…

この大雨には驚いたと思うが、お昼前にはあがったので、たぶん、観光は大丈夫と思っている。

週末前、友達夫婦がハノイに観光にくるという知らせを急にきいて、連絡をとり、ばたばたと街案内をしている。

初日はハノイの街中を雑貨をテーマに案内し、お茶はメトロポールということにして…

こんなことでもないとなかなかメトロポールには行けない…と、いまのお花はどんなにしてる?…気もそぞろにあるきまわる

 ばらとこの花はなんというのだろう     鉄砲ゆり  

いつもは単色でまとめることがおおかったメトロポールの花たち、少し色がはいっていて、それはそれでいいんだけど、きっぱり感に欠けるような気がして、少しさびしい。

翌日は、定番のホーチミン廟からバチャンをご案内する。

とはいいながら自分が気になってしかたがない、グエンさんの工房…に行ってみたかっただけ…

今回ハノイに来てから、いままで見たことがない絵柄が新鮮で、何枚も買い集めている焼き物がある

バチャンに工房があるよと教えてもらい、なんどか足を運んでみてもみつけることができなかったが…

やっとみつけた工房はシンプルで楽しいものだった。

 制作中のグエンさん    展示スペース 

彼の作業場はオープンキッチンのいっかくで、後ろは流し台だし、外壁にはお鍋が並んでいる 

わたしはベトナムのつるす文化が好き… 展示もキッチンも、わくわく感がある

こんな出会いも友達のおかげ…明日は最終日、まずハロンの印象をきいて

明日はどこをご案内し、どんな出会いがあるのかとっても楽しみにしている。

 

 


Quan Nem というお店

2014-04-22 21:36:09 | Weblog

4月22日 くもり 27℃

WiFiの調子が悪く、ものすごく時間がかかるのでいらいらしっぱなしだったが、しびれをきらして、エンジニアをよんだ。

なにやかやとやってくれて、なんとかもとどおりにしてくれたあと、エンジニア曰く

「急に暑くなると、機会がびっくりして働かなくなる」、ですって…

そんなことってあり?と変に感心したものの、そうか、夏がそこまできているのね。

今日は、少し早めのランチにいけそうということで、

おいしいけど、早くいかないとベトナム人でいっぱいで席がないといわれている、カニ揚げ春巻きのお店にいってみた。

メニューはあげ春巻きにブンチャーかブンジウ、汁なしブンの組み合わせしかないとのことで、わたしはブンジウ、友達はブンチャー

           おおきい、で、食べやすいようにはさみできってくれる   

 

                     ブンジューと野菜

ブンジウはトマトベースのスープのブン、さっぱりしておいしいはずだけど、なんかインパクトがない。

ブンジウの有名なお店があるので、次回はそちらでいただくことにする。

あげ春巻きには、ブンチャーの方がずっしりしてあうかもしれないとはいいながら、ビールもいただいて10万ドン(500円)のお値段はちょっと嬉しい

食後、はじめてあう人を案内して、刺繍のスーさんのお店や、淡水パールのお店にいったけど、油ぎとぎと、もしかしてニンニク臭かったかも…

はじめての人に会うときは控えた方がいいかもと友達と反省したものの、もう一度、じっくりいただいてみたいと思っている。

 

 

 


街角にて

2014-04-20 20:58:59 | Weblog

4月20日 くもり 29℃

ハノイはだいぶ気温があがったとはいえ、週末の朝は車も少なく、さわやかで外歩きは気持ちがいい。

今朝、用事があって7時半過ぎに家をでて目的地までの10分ちょっとを歩く間…

きれいな鳥のさえずりだなあと、上を見上げると、大きく開けた窓に下がっている鳥かご、しかも4つ、から聞こえてくるものだった。

ハノイの人は鳥の鳴き声を聞くのが好きみたいで、家の軒先や歩道の木や電線にまで、鳥かごを下げているのをみかける。

今朝、鳥かごは緑色の梢と観音開きの窓と妙にマッチしていて、ハノイらしいなあとちょっと嬉しい。

                 

 つぎは練炭リアカーに遭遇        ハノイの路上調理場の燃料は、ほとんどが練炭

ホーチミンはガス、とオットはいいますが、ハノイでは一口といわず、三口の強力コンロを使って大鍋でだしをとったりしています。

自転車の練炭売りが街を行商して歩いていますが、もう少し小規模なもので、これだけの量の練炭をどうやって運ぶのかと、すこし不思議

朝、練炭の火をおこして、夕方、灰になった練炭を道端に捨てて、そんな毎日のくりかえしで、ハノイの活気はささえられています。

    そしてこれは、4月30日の戦勝記念日のおしらせ         

戦勝記念日とは、1975年4月30日、ベトナム共和国の首都サイゴンが陥落し、ベトナム戦争が終結したことを記念する祝日

ベトナムにはたった9日しか祝日はないのだけど、翌5月1日は、メーデーで労働者の日としてこの日もお休み

ということで、日本同様、たった2日ですが、5月の連休です。

我が家は、オットと二人だけの2泊3日、ダナン、ゴルフ合宿を計画中、連ちゃんはきついので、中日はホイアン見学にあてることにしています。

高い梢の街路樹を背景にハノイの街中の生活は、光と影の居つくしい組み合わせが


散歩のおはなし

2014-04-14 19:58:40 | Weblog

4月14日 くもり 25℃

今日の湿度は半端なくすごかった。

午前中は歴研の資料作りのためのお寺まわりにあてたが、手にもつ資料が湿気でくったりする始末。

日はさしていないけど、この湿気は疲れが倍増するような気にさせられる。

とはいえ、早朝の散歩はハノイの日中にくらべると、空気は澄んでいるし、さわやかさがあって、すこしばかり気持ちがよい。

家からホアンキエム湖を一周して40分くらいだが、帰りはいつもと違う道を歩いてみた。

              自転車に満載の花、右端の鉄砲ゆりは今だけのハノイの花

この鉄砲ゆり、 ベトナム語で「 Hoa Loa Ken」 ,ラッパの形をした花という意味だそう

いつの頃からか、この鉄砲ユリは、ハノイの人の上品さ、純潔さを表すということで、ハノイの人に愛されるようになったということらしい

9本一束で3万ドン(150円)、2束買ってみた。

いまは固いつぼみだが、みずみずしい緑いろが期待感とともに、我が家を彩ってくれている

くだもの屋さんも朝の空気のなかでは、みんなおいしそうにみえる     マンゴー、ドラゴンフルーツ、バナナ

        やっぱり今日も、ピーナッツのおこわを朝食にしました     

おもい空気の中で、色をもつものがあざやかに目に映るのは、朝の期待感のただよう空気の影響なのかと思ってしまえるほど…

すこし違う道、すこし違う景色、におい、はっとするものにであうことができた。

 

 

 

 


ホアガオ

2014-04-10 08:56:20 | Weblog

4月10日 くもり 24℃

赤とか黄色とかいろんな色の花が咲き始めたね…とは若い子たちの会話

赤い花はベトナム語でホアガオという     花のおしべが米の形ににていることからの由来です

ホアは花、ガオが米の意味で、「米の花」、この木の樹高はそうとう高いです。

ハノイはいつも湿気が多く、いつもかすんでいるけど、大雨のあと少しだけ空気が澄んでいるとき、ベランダから外をながめると…

いつもは見えない遠くの目線に赤いかたまりがある、なんだろう…ちなみにわたしは10階に住んでいる。

アッ、ホアガオの花だ…

ビルの10階に相当する木の高さなので、通常上をみても花はみえないが、地面におちているのをみて、この近辺に木があるとわかる

                   

3月から4月にかけて咲き、桜のように葉が出る前に10㎝くらいの花が咲き、椿のように花ごとおちてくる。

桜のようなたおやかさはなく、ごつごつした木の幹にごろごろと花が咲いているような感じ

歴史博物館の中庭とかお隣のアーミーホテルとか、フレンチ租界界隈で出会うことができる。

黄色い花は、無憂樹、以前にもかいたけど、この木の下でお釈迦様が生まれたと伝えられている。

ホアンキエム湖のまわりにはたくさんこの花がいまをさかりに咲いている

         

そしてもうひとつ、すごく香りのよい花が、栴檀(せんだん)の花、ベトナム語でホアスアン

せの高い木に、薄紫の小さなはながかすみのようにさいていて、そのあたりはなんともいえないよい香りがする。

わたしはゴルフ場でみつけ、キャディーさんに教えてもらった。

4月の霧雨のけむる季節、鮮やかないろで自己主張をする花、花はひかえめだけど、香りで自己主張をする花、ホアガオのように残像を残す花

霧雨のなかで、しずかに季節をおうがしている花たちにであい、嫌な季節と思いがちなこの時期を乗り越えてゆくことができている。

 


ドンホー村

2014-04-03 07:36:29 | Weblog

4月3日 雨 22℃

ユネスコに登録されているドンホー版画の里、ドンホー村は、ハノイ市内から40km、紅河の支流ドゥオン河の堤防道路の両側に広がるのどかな田園風景のなかにある。

ドンホー版画とは、もともとお正月を彩る版画として用いられてきたもので、貧しかったベトナム人家族が、せめてお正月だけでも華やかに彩りたいという思いから生まれたものといわれている。

画材としては、風刺画や庶民の願いを題材としたものがおおい。

    ドンホー版画を守り続けている一人、チェーさん 

     結婚式がテーマの版画と、紙の材料になるゾーという木の皮や天然の顔料、木版など    

以前村全体で制作されていたドンホー版画は、何度もあった戦争の影響で、現在この版画で生計を立てる家は、2軒しか残っていないそうだ。

それに代わって村の生計をたてているものが、ハンマといわれる、なくなった人があの世で苦労しなようにとの願いを込め、火で燃やしてあの世へ送る紙の模型になっている。

それが、なんと3階建の家であったり、パソコン、クーラー、レクサス(車)、ホンダのバイク、きらびやかな洋服、靴、黄金の亀、なにもここまではというものまでの紙製品が作られ、軒先に釣られている。

見え張りのベトナム人の、現世ではもてないけど、あの世では持ちたいもの全部をもたせてやろうという、反面的なやさしい心のあらわれでもあるのか…

ところがこれがハノイで売られると結構なお値段がするそうで、家1軒30万ドン(1500円)位したという話をきいたが、燃やすためのものにここまでお金を使うのはいかがなものかと…思うのはわたしだけ?

すぐちかくにある、ベトナム最初の仏教の中心地で2000年前からあるといわれている、ブッタップ寺にもいってみた

                 筆塔      

           門の前でお迎えしてくれる狛犬?後ろにカエルもいる 

朝からかなり強い雨の中、しかも地域全体が停電中なので、お堂の中は真っ暗でなにもみえない

    カメラのフラッシュでああ、こんなお姿なんだとやっとわかる程度の観音様

この国宝級の千手千眼観世音菩薩像は、ハノイ歴史博物館とかにレプリカがあるが、本物の持つ威厳と美しさと気品にはおもわず手を合わせたくなるものがある

日本だったら空調温度管理の行き届いた場所で保管されるのだろうが、この観音様は野ざらし状態、指先は欠けているし、ほこりで汚れてもいる、それでもこの威厳をもっているということに感動を覚える

お寺といい、版画といい、長い伝統と格式をもっているはずなのに、ここにも戦争の影響が残っている。

この国の優先順位はほかにあるようで、文化が後回しにされていることに、寂しさを覚える

 

 


今日は私のために…

2014-03-29 08:05:24 | Weblog

3月29日 くもり 湿度そうとうなもの

ただ今、気温25℃…窓を開けると空気がまとわりついてくる、かなりの湿度

雨の時期が終わりに近づくにつれ、湿度に悩まされるこの時期、家のエアコンと換気扇はフル稼働中

そんなあるひ、今日はお花を買いに行こうと、朝7時過ぎに家をでた、市場は朝8時までか午後4時過ぎにいくようにとハーさんが教えてくれたので…

アパートをでたところの消防署の隅におこわやさんがいる。

おこわは朝ご飯にいただくものらしく、近所のオフィスに勤務している人用に販売しているので、私の生活時間には店じまいをしてみかけることがない。

     で、さっそく買ってみたのが、ピーナッツのおこわ  

新聞紙にセロファンをしいて …このなんともいえない、昔風の包み方が私は好き… 小皿一杯分で10000ドン(50円) 

かかっているのは、豚肉の乾燥したもの、、よこのは、ピーナッツを砕いて塩と混ぜたもので、これをつけていただく。

もち米とピーナッツの歯ごたえと適度な塩味がシンプルだが、なんともいえずにおいしい。

             だけど、これも以前は5000ドンくらいでかえたのに、値上がりしたのかな

                 路上の花屋さんでかったゆり

もうそろそろ顔なじみになったかなと思って、久しぶりに店開きしている花やさんでゆりを買おうと値段を聞くと、30万ドン(1500円)という。

これは高いよ、買う気になれずほかの花を見ていると、20万ドン(1000円)でいいといってくる、それだったらと買うことにした。

果物やさんでの買い物は、マンゴーが4個(1k55000ドン)、パッションフルーツ500g、ドラゴンフルーツ2個で、18万ドン(900円)

ゆりは、少し古いなあとおもいながら花瓶に活けようとすると、すべての花にネットがかけてある、しまった、すぐ開くぞ… 案のじょう、全開状態

花の開花をネットをかぶせることで抑えているので、お店ではつぼみのようなフレッシュな状態にみえるのがみそ、ちょっとやられた…

街での買い物はいつも刺激的

ベトナム人はそんなに意地悪でないので、人によって価格を変えているとはおもえないけど、いつもだまされないようにと心を強くもって向かう…

値段が高いなあと思うのは全体的に物価が高騰しているためと思ってはいるが、なんだかしっくりこない時もある

なんで、買う気がないと値段を下げてくるの…とか

いまの私は、野菜と卵と豚肉は日本人がやっている宅配を毎週取り寄せているので、充分まかなえる

お客様のときは韓国スーパーとかで必要なものを買うというのが生活パターンなので、市場で買い物することは少なくなった。

でもたまにふらっと歩いてみて、刺激をもらうのが気分転換になると思っている。

 

 


久しぶりのおもてなし

2014-03-21 17:23:30 | Weblog

3月21日 霧雨 17℃

オットが関係してハノイに工場を建てた会社の第一期の社長が帰任するということで、我が家で送別の食事会

社長といっても4、5年前は30代だった若者が、いまは40を少し超え、落ち着いた感じになったが、白髪を黒く染めている、

創設期、きっとたくさんの苦労があったんだと、赴任前から知っているわたしとしては、心が痛んだ。

とはいえ、さーて、何を食べていただこう… 元気になってほしい…

前菜は、明太子いりたまご焼き、きんぴらレンコン、ポテトサラダ、春菊の白和え、なます  

たまご焼きは何度も挑戦し、お寿司屋さんできれいに作るやり方を伝授してもらい、たまご焼き器を変え、最近ちょっと自信が着いた

ポテトサラダはゆで卵とエビを乗せるとぐんとおいしくなる、白和えは手間がかかるので普段は作らないけど、我が家の息子たちの好物なので…

メインは油淋鶏、エビのマヨネーズあえ、春巻き、ご飯はカレー

エビは久しぶりホム市場に買いに行くと、1k60万ドン(3000円)びっくりしていると、55万ドンにしてくれたが、高くなった…

ベトナムの春巻きは食べ飽きて、日本の味が懐かしく日本から運んで冷凍庫にいれているスーパーの皮でつくるのがのがマイブーム

ご飯はいつもカレー、おなか一杯といわれると、一口カレーとか茶碗カレーとかにしてちょこっとだけでも食べていただく

デザートは、プリンと季節の果物

プリンとマンゴープリンは甘いものが好きという2代目の工場長さんが喜んでくれた、この人もまだ30代…

 果物は、 路上の果物やさんで買った、ブースアとザボンとドラゴンフルーツとランブータン        

 ランブータンはまだ季節的に早いと思ったけど、味見をしたらおいしかったので、1k6万ドン(300円)      

自転車の花やさんで、50000ドン(250円)で買った、バラと名前を忘れた白い花  

気分はお母さんなので、久しぶりにかえって来た息子に食べてもらいたいものオンパレード…

気に入ってもらえるかなと思って料理した前菜はあっという間にたいらげ、あわてて次の料理にとりかかるというあわただしいものだが、

かれらのおもたせは、トランクに忍ばせて運び込む私が大好きな日本酒の一升瓶、今回は新潟のお酒、グラス片手に調理する。

前菜は、ホーチミンで買ってきた漆のトレーに並べることが多い、これだったらトレーごと台所に引いて、次に取り皿をだすと簡単だから…

料理をして、お酒を飲んで、思いでばなしをして、新しい社長さんも一緒にあっという間に時間がたってしまった…

ハノイの生活は出会いと別れのくりかえし、日本ではできないご縁がここで生まれる

そして、みんな日本で、また自分の世界にもどり、生活がはじまる

わたしは彼らのハノイでのお母さん、寂しいけどまた日本で頑張ってね、という気持ちで送りだす。

 

 

 


春の雨

2014-03-20 16:14:25 | Weblog

3月20日 くもり 23℃

靴がかびた、部屋がかびた、バッグがかびた…、毎日の会話ででてくる話題…

あと2週間とベトナム語の先生も運転手もいう、毎日毎日続く霧のような雨

しかもこのところ少し気温が上がってきたので部屋の乾燥をおこたると、がっかりする現象がおこるのが、前述した会話でわかる。

このうっとうしい気候は今月までということだが、まわりをみまわすと

細かい霧のような雨は、植物にとってはかかせないもの、街路樹は若葉の季節である。

               ホアンキエム湖付近 

                          ヒルトンホテルを背景に、やさしい若葉が美しい

そして郊外では、田植えもひと段落し、水をはった田んぼが美しい    

この田んぼの稲はすべて手植えによるもの

ベトナムの急速な経済発展の陰で、農村部はほとんど変化がない。

2007年以降ハノイで暮らす限り、車の数の増加、バイク、電気自転車の普及、家電製品と暮らしが便利になっているのは感じる

しかし、農作業に機械化はない、牛と人力ですべてをこなしていて、機械の入る様子はない。

田園風景はのどかでノスタルジックだけど、田植えの姿に、腰がぎりぎり悲鳴をあげているのではと心配する

これだけの格差をこの先どう修正してゆくのか、これは政府の問題だけど、

恵みの雨と美しい自然を感じながら、もう少し、みんなが楽になってくれればよいのにと、いつもこの季節になると思ってしまう。