「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

知事選候補再混迷の先は

2009-05-30 20:17:00 | 日記
5月11日にほぼ出そろったとしていた知事選の候補者。その後の再混迷の経緯をまとめておこう。
その直後の小沢辞任、新執行部の榛葉出馬不承認を経て、榛葉に代わる相乗り後継に某大学教授に白羽の矢が。
しかし、その後自民党県連は相乗りに傾いた県議5人を文書注意処分とし、表向き坂本支持で党を一本化した。
一方、当の大学教授は当初は大学の理事長である石川知事の意向しだいとしていたが、27日に「知事選に出馬することはない。一切考えていない。」、記者の100%と言い切れないのかとの質問に「100%ですね」と答えるなど頓挫したかに見えたが、30日には豹変、6月5日に結論を出すなどと、文書で報道各社に伝えた。
この文書には「学の独立を脅かす事実があり、学長として断固として対決していく」と大学運営上の記述があり、6月5日の石川知事に代わる新理事長ャXトの行方しだいで、自身の立場がどうなるかを踏まえて、ということのようである。

Wikipediaには、エピソードとして

「独自の「海洋史観」を展開することで有名。「英国議会資料」の研究を行う。早稲田大学図書館にこの資料の購入を申請するも受け入れられず、大阪の国立民族学博物館に購入されてしまったため、早大教授を辞職し京都にある日文研に移籍した。」

とあるように、大学が思い通りにならないと分かった時点で出馬の可能性は出てくると見られる。

これによって、構図は11日時点と人は変わったが、
自民系、民主系、無所属というもとの鞘に収まる可能性も見えてきた。

ねじれなどの細かな事情は現実にあっても、全国的に見れば自民系が勝ったか民主系が勝ったかが焦点で、これが大きく報道されるため、この構図であれば、時期衆議院選挙の趨勢に少なからず影響を与えることは間違いない。
民主系が勝てば躍進をさらに印象付けるし、土がつけばこれまでの連勝の勢いは止まるということだ。

私の関心は、前にも書いたが
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/400.html
「具体的な政策」。
そして、
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/356.html
隠蔽体質改善の行方。

各候補にあっては、方向をしっかり明示し、当選の暁には、誠実に有言実行していただきたいものだ。

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