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JALに搭乗率70%の利益を税金で保証

2009-02-10 23:19:00 | 静岡空港
石川君の暴走はついにここまで来た。
かねてから明言していた(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/121.html)搭乗率保証をこのご時勢に70%という高率で行うという。(追記:現在国内路線で唯一搭乗率保証を行っている能登空港でさえ58%だhttp://www.noto-airport.jp/notosypher/www/info/detail.jsp?id=125
対象はJALの静岡&汢ェ便(3便/日)だ。
未達1座席当たり15,800円の補填、1%下回るとおよそ3800万円が税金から補償されるというから驚きだ。保証というよりも一企業への税金迂回贈与行為ではないのか。
名古屋&汢ェでさえ54.2%、中部&汢ェ便でも56.8%、羽田&汢ェでは62.6%、石川君がライバル視した仙台空港にあってさえ58.9%の搭乗率でなぜ70%なのか。国内全路線の平均搭乗率でさえ64.4%だというのに。(最新版「数字でみる航空2008」平成18年度実績より)
福岡便はリスクが高いというのがJALへの保証の理由だが、なぜリスクを企業がとらずに税金で負うという税金使途の優先順位があるのか。
離島や他に代替の交通手段がなく路線が必要不可欠という地域事情ならともかく、静岡&汢ェ間には新幹線、中部国際、名古屋空港、羽田空港と多くの代替手段がある。
そこまでの交通費がかかるというが、それこそまさに受益者が負担すべき(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/329.html)が筋だ。
石川君は中華航空(台湾)の日本支社長に「横浜あたりまで(静岡空港の)利用エリアになりうる。山梨県も完全に圏内で600万人近い人が利用対象になりうる」と説明したそうだが、搭乗率保障しなければ路線が維持できないような空港でよくいえたものだ。
搭乗率が20%下回ってもたかだか7~8億じゃないかという石川君の心の声が聞こえるようだ。やはり彼は次世代どころか次々世代まで喰い尽くそうとしている。http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/235.html

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