「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

瞬間湯沸かし器川勝平太、冷めてなお反省の色なし

2011-09-12 20:55:00 | 静岡空港
今日、静岡県知事川勝平太がJALとの搭乗率保証裁判の和解受け入れの意向を示した。
近く県議会に諮るというが、川勝の前に存在感の希薄な県議会のこと、事実上の受け入れ決定である。

記憶も遠のく1年前の彼の発言を改めて確認してみたが、まるで別人のような今日の受け入れ表明だ。

2011.10.21「もう一度自分たちが交わした約束に従うならば、こうした要求をすることがいかに理不尽か、そしてまた、反省されるならば、その違約金どころか、お詫び金をですね、あのえー、いただくぐらい、のものではないかと。」「こちらは一切間違ったことをしておりませんのでね、向うが戦いを挑んでこられたというのであれば、これは、受けて立つ以外にありません。一点の迷いもなく、この件については堂々と受けて立って相手にその理をしっかりと理解していただくと、筋をしっかり理解していただくと、いうことはしなくちゃならということをしっかりと主張していかないとと思っています。勝ち負けにもましてですね、こういう間違ったことはしてはいかんということをしっかりと主張してまいりたいと思っています。」→※勝ち負けにこだわってるし!

2011.11.12「訴えを起こすなどというのはとんでもない話だというふうにすら思っています。かつてナショナルフラッグ、日本という名をですね、飛行機に、冠して、世界の空を駆け巡ったJALのすることかと。ここまで落ちたかと。一銭も払うべきものではないと。」
破っておいて、金をよこせっていうのは、もう、なんていうのか、これはもうナショナルではないと。エゴイスティックフラッグだと。だから墜ちたんだと。」→※一銭も支払わないのに請求の98%も支払うの?

これが、今日はJAL請求の1億5295万円から311万円を差し引いた1億4984万円を支払う和解案を、
「県の主張が認められた」「納得するところはある」などと評価し受け入れると。
勝利を信じていたふじのくに教団の信者たちには教祖からのこのレベルの説明で十分盲信を維持できるということなのだろうか。来年の富士山の日教団祭りと人民服の制定のことで頭いっぱいなのだろうか。世間一般から見れば和解といっても明らかな実質敗訴だけにあまりに子供だましの教義だ。

もし目の前に彼がいたなら「あの言葉は何だったのか、県民にどのような利益があったのか、感情だけで動くからこういうことになる、反省すべき」と申し上げるところだが、彼を取り巻く茶坊主の中ではこれでよかったなどと教祖賞賛の言葉しか耳に入らないのが現状だろう。
わたしかつてこの訴訟に関して「結果責任は取られたい。それが責任者の仕事である」とコメントしたが、改めて何らかの方法で川勝には結果責任をどう取るつもりなのか問いたい。
そのために今日は、さきほど以下の公文書開示請求を行った。
「県とJALとの搭乗率保証金支払い訴訟における訴訟関連経費(弁護士報酬費用、裁判所手数料、証人旅費日当等の直接的経費だけでなく、訴訟打ち合わせや傍聴に要した県職員等旅費日当など当該訴訟が無かったなら鰍ゥらなかった一切の経費を含む)の総額がわかる経費個々の財務会計文書(随意契約執行伺、支出負担行為、支出票等)その他経費金額が明記されている公文書類の全て」

ただ、現在においてさえ、言葉の軽さ、一貫性のない行動、軽蔑こそすれとても尊敬になど値しない人物であることだけは確かだ。

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