「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

(無題)

2008-04-27 23:39:37 | 日記
注目の山口2区補選。
民主党が勝つには勝ったが与党の再議決を止めるだけの差をつけることはできなかった。
早々に再議決の方針を表明し、この件でのあきらめムードを植え付けた与党の策が効果的だったことが見て取れる。
もし、この結果で再議決の方向が変わると期待されたらもっと大差がつていただろう。
さて、一方の野党。この結果を受け、福田康夫首相に対する問責決議案の参院提出を5月中旬以降に先送りする方針を固めたようだ。
暫定税率復活の再議決すれば問責決議と明言しながら、ここにきて再三にわたり報道で「慎重な意見がある」と揺さぶられ、この始末。
実際、法的効果はなく、与党は無視するだろうが、問責を受けた総理という評価は在任中ずっと付いて回る。民意が納得するすべき時にしないで後でと言っていたら出す時を失わされるだろう。税率復活で出さずに、道路整備費財源特例法改正案を再可決できる5月12日以降などというのは論点のずれに持ち込まれる愚策だ。
審議今日日はもっと悪いが、問責は問責、審議は審議で割り切ればよい。
何よりも、問責という意思表示をしないということが、国民に分かりにくい。
多忙な国民は細々とした事情など考慮しないのだ。
分かりやすい図式が描けるかが勝負どころということを認識した方が次の総選挙で勝利するだろう。
まだ、政権の行方、日本の行方は不透明だ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿