「母屋(一般会計)ではおかゆ食って、辛抱しようとけちけち節約しておるのに、離れ座敷(特別会計)で子供がすき焼き食っておる」
放漫な支出を繰り返す特別会計を評した、塩川正十郎元財務大臣による名言だ。
「道路特定財源を一般財源にする」というのは一大改革だが、それは実態が伴ってこそのことである。
母屋も離れも一緒に節約に励んで国民の負担を減らそうと厳しく査定していくことが最も重要なことだからである。
しかし、道路特定財源を一般財源にするというのは、形式的には、国民から振り込まれる収入の振込先を母屋にするか離れにするかという問題に過ぎない。
あれほど強硬な反対論があった「道路特定財源を一般財源にする」問題を良しとした背景には、「道路特定財源制度は今年の税制抜本改革時に廃止し09年度から一般財源化。」の直後に続く「地方財政に影響を及ぼさないように措置。」と「必要と判断される道路は着実に整備」という一文、そして5年に短縮したとはいえ中期計画策定することにある。
いったん母屋の収入とするけど、離れのすき焼き代として必ずちょうだいよ。目立って非難されるようなら肉などの具材の現物支給でもいいよ。これが実態だ。
あえてここまでの一文をつけるとは、裏約束どころか表約束といってもよい。
まさに「ひも付き一般財源」だ。。
核心は一般財源化ではない。暫定税率にある。揮発油税はあくまで道路の分だという意識がある限り、形式的一般財源化など全く意味をなさないからだ。
暫定税率撤廃によって、不足分は真の一般財源から政策の優先順位判断によって最小限の配分とすべきである。
母屋も離れも分かち合うべきである。
「道路を聖域化しない。そのための暫定税率撤廃。」ここが肝要である。
放漫な支出を繰り返す特別会計を評した、塩川正十郎元財務大臣による名言だ。
「道路特定財源を一般財源にする」というのは一大改革だが、それは実態が伴ってこそのことである。
母屋も離れも一緒に節約に励んで国民の負担を減らそうと厳しく査定していくことが最も重要なことだからである。
しかし、道路特定財源を一般財源にするというのは、形式的には、国民から振り込まれる収入の振込先を母屋にするか離れにするかという問題に過ぎない。
あれほど強硬な反対論があった「道路特定財源を一般財源にする」問題を良しとした背景には、「道路特定財源制度は今年の税制抜本改革時に廃止し09年度から一般財源化。」の直後に続く「地方財政に影響を及ぼさないように措置。」と「必要と判断される道路は着実に整備」という一文、そして5年に短縮したとはいえ中期計画策定することにある。
いったん母屋の収入とするけど、離れのすき焼き代として必ずちょうだいよ。目立って非難されるようなら肉などの具材の現物支給でもいいよ。これが実態だ。
あえてここまでの一文をつけるとは、裏約束どころか表約束といってもよい。
まさに「ひも付き一般財源」だ。。
核心は一般財源化ではない。暫定税率にある。揮発油税はあくまで道路の分だという意識がある限り、形式的一般財源化など全く意味をなさないからだ。
暫定税率撤廃によって、不足分は真の一般財源から政策の優先順位判断によって最小限の配分とすべきである。
母屋も離れも分かち合うべきである。
「道路を聖域化しない。そのための暫定税率撤廃。」ここが肝要である。
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