虐げられる伊豆地域

今日は所長の在庁日。
というのも、現在の賀茂保健所には専任の所長が不在で、熱海を本務とする兼務所長だからである。
県が健康福祉分野には不熱心なことは周知のことであるが、とりわけ下田・賀茂郡下における取組姿勢の消極は顕著である。兼務体制になる前においてもこの地域の保健所長は所長となったばかりの不慣れな職員を当てるなど、医師や病院など医療体制の問題が山積している地域にとっては不相当な扱いを受けてきた。現在の所長は県でもトップクラスのベテランではあるが、さすがに遠距離からの週１～２日の在庁ではあまりに気の毒で、難問山積のこの地域の問題を前にその実力を発揮しきれない。加えて、県は町村合併すれば１市５町による共立の病院移転を支援するという、人の命と引き換えの合併させようという脅しを住民に突きつけている有様だ。
今日はその病院に感染症法改正の説明に行って来たのだが、県は説明資料を作成していないのでお約束どおり東京都の色刷りのリーフレット等を持参。その中に様式がダウンロードできますという文言があったため、できるんですかとの質問に、これは東京都のですから・・静岡県はできないんです・・と回答。失笑を買ってしまった。
帰庁してからは電子県庁室のお約束破りで先週頭に頼んだ所長登録が未了であることが判明。一方の熱海分は処理されていたのでおそらく兼務だということが知らされていないのだろう。早速電話したが依頼した担当者が不在であった。他の事務所からも所長は誰か？替わってないか？との確認電話がある状況で、こういうことすら個々の職員が確認のしようがない組織というのは本当に異常だ。どうか明日は平穏な１日でありますように。