「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

大韓航空、静岡空港から事実上の撤退へ

2014-02-06 18:51:00 | 静岡空港
今日、大韓航空の日本地域本部長が川勝知事のもとをを訪れ、静岡空港に定期便を就航している静岡ーソウル路線を3月30日から期間を定めず運休とするという、事実上の撤退を報告した。

大韓航空は需要が回復したら再開するとしているが、韓流バブルと言われるブームは既に終わっており、アシアナが就航している中に再び入ってくるのは困難と見られる。

県は着陸料などで2,000万円弱の収入が減るとしているが、県が空港の収支に算入していない補助金のうち、直接に大韓航空に補助しているだけで年5,800万円超(H24運行事業費補助金約5,400万円、保安関係補助金約400万円)の税金投入があり、これに(富士山静岡空港利用促進協議会等を迂回しての)利用者補助を通じた間接的補助金を加えれば、県民の税金負担は軽減されることとなる。
また、税金補助を受けながら大韓航空はアシアナと比べて隠蔽体質があり、しかも我が国の領土である駐㍼繼フ空侵犯するデモフライトをし、外務省による搭乗自粛の制裁まで受けた航空会社である。

ここのところ、アシアナとの競争にも敗れがちで、親会社の韓進グループも経営危機の状況にあり、撤退はやむを得ないし、国民としては歓迎すべきことであると考える。