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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

甲子園まであと2勝! 西東京大会は26日に準決勝

2018年07月24日 | 高校野球
すでに代表校の決まった地区もある、第100回全国高校野球選手権大会。
我が母校・日大三が属する西東京は、あさって26日に準決勝、28日に決勝戦が行われる。
その前に、ベスト4まで勝ち進んだ、三高のこれまでの戦いぶりを、振り返ってみようと思う。

まずは、今年は千葉で開催された、2ヶ月前の春季関東大会から。
決勝に進出した日大三だったが、5日間で5試合目という強行日程による疲労を考慮し、主力投手陣を温存。
先発は、実力的には5番手(推定)の林。序盤は無失点だった林が4回に失点し降板したものの、
最後まで主力は出さず、公式戦初登板の投手3人が継投したため、メタクソに打ち込まれて敗戦

5月23日 春季関東大会 決勝 
対健大高崎戦(群馬第1代表)
高000320712→15
三200005012→10


初登板3人のうちひとりは、普段はショートを守ってるキャプテンの日置。
東京大会・開会式では、見事な選手宣誓を行った日置だが、さすがにピッチャーまでやらせちゃダメでしょ。


最後は投手が足りなくなり、小倉監督が自ら投げるべく、ブルペンで準備していたとの噂(ウソ)。
20安打15失点の完敗を喫したが、関東大会なんて、優勝しようがしまいが、夏の大会には無関係だしね。

そうして迎えた西東京大会。第一シード日大三の初戦は3回戦、相手は都立杉並。
1回戦から連続コールドで勝ち上がってきた杉並だが、練習試合では9-0で勝っており、この試合も楽勝が予想されたが…。

3回戦 対都立杉並 (八王子球場)
杉210001000→4
三00030202X→7


先発は公式戦初登板の平野、二番手に先述の5番手エース(←そんな言葉あるか?)林。
彼らが打ち込まれ3点を先制され、自慢の打線もピリッとせず、6回表までリードを許す、予想外の苦戦。
最後は、登板予定はなかったはずのエース中村を送り込んでの辛勝。まったくみっともねえ。
球場スコアの写真を撮り忘れたので、試合後に球場入口で配っていた、朝日新聞の号外を掲載する。


朝日新聞め、杉並ベンチの写真を載せやがって。三高が負けるのを期待して作成しやがったな。
まあ初戦の緊張もあっただろうから、次は大丈夫だろう…との声も聞かれた、次戦の相手も都立の豊多摩。
昨秋に対戦し、やはり9-0で三高がコールド勝ちしていたため、今度もスカッと勝ってくれるだろう、と思いきや。

4回戦 対都立豊多摩(八王子球場)
豊002000010→3
三10122110X→8



先制するも3回に逆転され、その後も毎回のようにピンチを招く。杉並戦に続き、ヒットの数は相手の方が多かった。
初戦に続いて登板した河村と廣澤だが、本領発揮とはならず。配球の組み立てにも問題がありそうだが。
5回に飯村が2ランホームランを放ったあとは、打者は全員ホームラン狙いなのか、フライアウトばっかり。
なお、初戦、2戦目と連続で9回までやった(コールドで勝てなかった)のは、21世紀では初である。
都立相手に苦戦して迎えた、5回戦の相手は私立の駒大高。背番号1の中村が先発したが、予期せぬアクシデントが!

5回戦 対駒大高(八王子球場)
三213304→13
駒200000→2  ※6回コールド



初回先制するもすぐに追いつかれ、今日も乱戦か…と思いきや、この日は打線が活発で、得点を積み重ねる。
しかし、先発の中村が4回途中で、自らベンチへ下がり、そのまま戻ってこなかった。
急きょリリーフした河村だったが、この日は相手に得点を許さず、まさかの(?)6回コールド勝ち。
中村は「腕をつった」ため、大事をとって降板したそうだが、今大会はもう投げるのはムリかも。

ようやく調子が上向きになったところで迎えた準々決勝。舞台は八王子から神宮へと移り、
相手はまたまた都立の片倉。以前も書いたが今年の三高、クジ運だけは歴代最強レベル
片倉との練習試合では、20点くらい取って圧勝したと聞いており、負けるはずはないと確信していた。
試合開始は9時で、終了するのが11時前だろうから、昼酒飲みたいけど、目当ての飲食店が開いてるかな…
などと、試合後の祝杯について心配していた私は、その数時間後に半ベソをかくハメになる。

準々決勝 対都立片倉(神宮球場)
片000051000→6
三10002041X→8



先発の河村が、5回に四球とエラーで失点し降板。交代した廣澤も大乱調で、ヒットに四球にエラーで5失点。
6回にもエラーで出たランナーを還され、3点リードを奪わる展開に、三高応援席はイヤ~なムードに。
7回裏、二死満塁でピッチャー廣澤の打順を迎えたところで、三高は代打として小澤を送り込む。
河村と廣澤は降板させ、中村は打者として出場しているが、ケガの影響かこの日は投球練習すらしなかった。
真のエース井上は、4月の春季大会の早実戦でケガして以来、今大会だけでなく、練習試合でも投げていない。
そうなると…三高のピッチャーはもう、先述の「5番手エース・林」しか残ってないではないか。
しかも、代打に起用されたのが、左投手相手なのに左打者、しかも2年生の前田も残っているのに3年の小澤。
林の登板も併せると「試合をあきらめ、思い出作りに3年生を出すのか?」と疑いたくなる采配だ。
さらに、小澤は私の目の前ではヒットを打った記憶がなかったため、「なんで小澤なんだよバカヤロ…」と愚痴った途端、
代打逆転満塁ホームランが飛び出した!
劇的な一発に、周囲の観客が見知らぬ同士で喜びのハイタッチを交わす中、
小澤登場への不満を口にしていた私は、そのハイタッチに参加する資格はなく、ただただうつむいていた。
そして、8回表から登板した林は、我々常連観戦者たちの不安を払しょくするような好投を見せ、
片倉打線を寄せ付けず、2イニングを無失点で切り抜け、逃げ切り勝ち。
言いワケさせてもらうと、昨年秋頃の拙ブログで「今年の新戦力は変化球投手の林くらいだ」と書いていたように、
最近の公式戦では結果こそ出していなかったものの、林のポテンシャル自体は認めていた。
この日、途中から出場した、2年生キャッチャー佐藤英との相性もよかったのかな。
だが小澤については…なぜ打てたのかいまだにわからん。小澤、期待してなくてゴメンよ。

最近の東京大会は、準々決勝以降は、試合後に勝者チームの校歌を流すことにしている。


この光景をあと2回観ることができれば、5年ぶりの夏の甲子園出場となる。
準決勝の相手は東海大菅生。昨年も、一昨年も、そして4年前の夏も負けている宿敵だ。
今年こそ、ここ数年の恨みをお返しするような圧勝劇を披露し、決勝進出といきたいところだが…
いかんせんエース中村と真エース井上に目途が立たず、残った投手陣もイマイチ。
河村は悪くないけど、彼の登板時はエラーやポテンヒットが多く、どうも運に恵まれない印象だし、
廣澤は、大会前は練習試合などでいい投球をしていただけに、最近の不調が解せない。夏バテか。
林も、過度な期待は荷が重そうだし(笑)、日置ら他の投手は…さすがに使わないだろう。
そうなると、冒頭で触れた関東大会決勝のような、ウンザリするような乱打戦も予想されるが、
失点にめげず、15点取られたら16点取ればいいだけのこと
今大会、幸か不幸かウンザリするような試合は何度も経験しており(苦笑)、むしろ望むところだ。
打倒・東海大菅生、そして西東京制覇を目指し、ガンバレ三高。
コメント
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