わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

なんてったってLos Angeles!

2016-06-19 | アンティーク・スリフト
 若息子の高校卒業式のため、3日間だけロサンゼルスに返りました。朝早くオハイオを発ち、ノースカロライナ州のシャーロット経由でLAX空港へ。雲が切れた途端に見えたのが、渋滞した高速。LAって感じー!ここまで飛行機は時間通りで、奇跡かと思いましたが、ここでやっぱり、搭乗橋が来てないと待たされる。暫くの後に、搭乗橋のドライバーが間違えて違うゲートに行っちゃったというアナウンス。流石のLAクオリティー。10分ほどしてから、「搭乗橋はまた来ません。少なくとも20台はいるはずなのに」というアナウンスでは、最初はオンタイムで到着しましたぁと、ご機嫌だったキャプテンの声が苛ついておりましたw

 水曜日は日本の食材買出しに明け暮れ、木曜日は卒業式、そして金曜日はゲティーセンターで敦煌莫高窟の特別展を鑑賞して、オハイオへ逆戻り。土曜の朝に着いて、お昼寝した後、会社のピクニックに参加しました。日曜日は一日中、ネットでTVドラマや映画を見ながら、ぐーたら、ゴロゴロしてました。疲れ取れへんわー。トシやわー

 若息子の卒業式、上息子の時よりも少ないとはいっても、卒業生が約600人います。各々の名前を読んで卒業証賞を受け取るセレモニーだけでも長いのに、炎天下でスピーチ聞いてても頭に全く入ってこない。生徒会の代表が最後に「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に、トランプのキャッチフレーズ)」って言った時に爆笑が起きてたけど。上息子の時には、主席で卒業した女の子と、次席の男の子が卒業生代表としてスピーチをしましたが、今回は生徒会の代表と、校内スピーチコンテストの優勝者がスピーチをしました。
  
上息子曰く、「俺が少し下がってお前のほうが背が高く見えるように写ったんだからな、感謝しろよ」


 息子の学校のスクールカラーは赤ですが、ガウンの色は男の子が赤で、女の子は白。トランスジェンダーの子はというと、「フツーに」自分の望む性別のガウンの色を選べるそう。息子は男の子ばかりの仲良しグループ6人でプロムに出ました。伝統的には、映画でお馴染みの通り、男の子が女の子をプロムに招待するもの。でも、息子たちのように仲良しグループだったり、同性カップルも、ごく普通に受け容れられる状況は、これが「フツーに」出来るところが、リベラルな南カリフォルニアだからではないかと思います。私の住んでいるオハイオの田舎では、同性カップルでプロムなんて考えられないそうですから。

 夜は、卒業式のために東海岸から来てくれた、じじ・ばば、大伯母さんと一緒に牛角で焼き肉パーティーでした。寅年・獅子座の若息子は肉食動物なんである。私もたらふく肉食べた。しあわせ~

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