わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

気候変動は本当だと思うのだけど

2017-03-14 | アメリカのニュース
 いきなり時間が一時間進む「日光節約時間」のせいで、起きたら外は真っ暗だし、会社に着く頃やっと明るくなるし、それだけでもイヤンなのに、更に追い打ちをかける、昨日の午後から降り始めた雪!3月も半ばというのに、しつこすぎる雪!その上、風が強くて辛い。

 左は、今朝、キャプチャしたお天気サイトの画面ですが、体感温度マイナス16℃とか、こんなの3月じゃない~!!つい、先々週のニュースでは、この地方では、今年は例年になく春が早く来る、って言ってたのに、また、冬に逆戻りではありませんか。緑の葉を伸ばしていた庭先のチューリップやスイセンが、クタンと萎えています。新芽を出し始めていた大葉やニラも茶色くなっちゃった。ちゃんと復活してくれるかしら… 

 沿岸沿いのニューヨークやボストンでは、大雪で暴風雪警報が出され、北東部の6州で非常事態宣言ですから、少しの雪で大騒ぎしていては、本当に大雪に見舞われてる地方の方々に申し訳ないのですが、それでも、寒いものは寒い~

 こんなだからか、トランプは、オバマ前大統領が温暖化政策として導入した、二酸化炭素排出規制、クリーン・パワー・プランの撤回と、石油業界に対する、温暖化ガスのメタン排出規制の撤回を命ずる大統領令に署名するとの報道がありました。今の政権は、地球温暖化はデマというスタンスですし、環境保護より産業開発優先と、ある意味、清々しいまでに金儲け主義を通して、全くブレない所は、一貫性があります。でも全く信用出来ないと思っちゃうのは、「オバマが自分を盗聴してた」と大騒ぎしてた一週間後には、「オバマ政権が自分を監視した」という意味だったと弁解して、お茶を濁そうという態度を見ても明らかな、嘘を真実と言い通して決して曲げない、大統領とその側近の、毎度のふてぶてしさ。もし温暖化の脅威が証明されたとしても、堂々と「我々はそれを、始めからよく理解していた」とか、平気で言うんでしょうね。
 
 確かに東部は寒いけど、西部は3月なのに暑いそうです。ちょっと暑くなると、必ず熱射病で倒れる人が出るんだよね~。今日も大学に救急車が来ていたよ、と、フェイスブックに投稿する、南カリフォルニアの息子。数年分の水不足を一気に解消した今年の大雨のせいで、数十年に一度レベルで、ワイルドフラワーが咲き乱れているそうです。やはり、気候が少しずつ変わりあるようですが、これはどう説明すればよいのでしょうか?世界の多くの国が、環境保護や温暖化防止に向けて努力を続けてきた中、逆方向へ進もうとしている今のアメリカ政府。不安です…

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